その筋の人じゃなくてもご存知かと思いますが、
今時の投資界(?)のカリスマ的な存在といえば、バフェットさんですね。
ちょっと前なら、いわゆるアジア通貨危機を作ったソロスさんとかは有名でしたね。
で、エキサイトにこんなニュースがありました。
フォーブス誌長者番付、バフェット氏が首位・ゲイツ氏は3位転落
簡単に言うと、米経済誌フォーブスが発表した2008年版の世界長者番付によれば、
13年連続一位だったあのマイクロソフトのビル・ゲイツさんは3位に降り、
一位は新たにバフェットさんが就任(?)した…だそうです。
ちなみに2位はメキシコ人富豪のカルロスさんらしい。
「銀行潰し」などで投資家として悪名高いソロスと異なり、
バフェットさんは良心的な(?)投資家として有名ですね。
一般的に、特に2000年以降のITバブルあたりから、
「投資家」といえば、金転がして、企業から資金を下ろす…っと言った悪いイメージが先行していますが、
バフェットさんは違うのですね。
バフェットさんの信念は、一言でまとめると、
「優良企業の株式は長期保有」、これだけです。
簡単そうに見えても、これは難しいですね~。
バフェットさんは「投資は金儲けのためではなく、投資という仕事が楽しいから…」のような趣旨の発言をしたことがあります。
金儲けが好きじゃないのに、こんなに金集めってどうしているの?というと、
バフェットさんはかなり死後、自分の資産のほとんどを公益法人に寄付していることを公言しており、
今でも毎年かなり膨大な金額の寄付をしているそうです。
この人は職人やな~と個人的に感じましたね。
最近の日本の若者の中では、
仕事をせずに適当に株取引をして、楽して稼ごう…と思う人が多いみたいですが、
正直、この認識はかなり誤っていると個人的に思っています。
別に「株取引で稼ぐ」ことを否定しているわけでは有りません、
問題は、「楽して」稼げると思うところにあると思います。
変な話、バフェットに限らず、投資家として稼ぐようになるのは、
知識と勘が無ければそれは出来ません。
その知識と勘を得るために、普通の仕事をやるよりも、ず~っと膨大な努力が必要です。
投資家として食っていくのは、普通に働いて食っていくよりも、
ず~っとず~っと一所懸命頑張らないといけないのですね。
無論、天性の勘で投資家としてやっていける人も少数存在していますが…。
でも、まあ、よく考えたら、
KCGは逆立ちしてもバフェットを育つことは出来ませんが、
ビル・ゲイツなら可能性があります。
KCGIはどうかというと、
実は画期的なことに、バフェットもビル・ゲイツも、不可能じゃないよね…。
そう考えると、「経営もITも」というのは、
やっぱり今の時代に合うな~っと改めて思うぉぅぇぃでした。