鍋でカレーうどん・・・。
春の気配があたりを包み始めているので,そろそろ汗腺を開いて発汗の体制を整えたい。
汗腺は,冬の間には閉じているか,もしくは活発に働いていないので,そのままにしておくと,いきなり暑くなった日にきちんと汗が出ず,身体に熱がコモってしまう。
身体に熱が籠ると,結構しんどいものだ。そこで,冬の終わりに,汗腺の働きを活発化して,温暖化していく気候に対応できる身体を作っておく。
ハフハフ(熱い),ホヘホヘ(暑い),しながら食べる,冬に決別するための,手軽な卓上の鍋である。
材料
うどんの出汁
SBのカレー粉,またはレトルトのカレー
胡椒
七味
干椎茸ひとつ
昆布一かけら
大根の薄切りを一握り
白菜,玉葱,白葱,・・野菜はお好みで。
エノキ,椎茸,舞茸,エリンギ,茸もお好みで。
牛肉の薄切り,もしくは豚肉の薄切り。
鶏肉,できれば出汁の出る骨付きのもの。
うどん,,,お好きなものを。
鶏卵,,,最初から目玉焼きのように煮ても良いし,〆の前に,溶いて流し入れても良い。
以上を,卓上の鍋で煮る。
電磁波調理器を使うと変な煮え方になる。特に鶏卵がまともに煮えないので,ガスコンロや電熱コンロが良い。
要は,カレーうどんを煮ながら食べるだけであるのだが,カレーうどんというものは,熱っ熱を食べるところに意義の大半があるので,熱くして,汗をかきながら,食べる。
日本でいうカレー粉というものは,百薬の長と言っても良いくらい,あらゆる味をまとめ上げる効力を持っている。SBのカレー粉は,日本伝統の卓越したブレンド調味料であるから,それを使えば,それなりのものになる。
決して,化学調味料や砂糖てんこ盛りの,カレー鍋の素など買う必要はない。
カレー味に砂糖を入れてはいけない。不味くなるだけだ。
砂糖を入れなくてはいけない料理は,すき焼きのように,他にある。