金沢の金箔カステラ

カステラ

さる金沢の方から,なんとも贅沢なカステラをいただいた。

なんと金箔をまぶしてある。舌に金箔が張りつくという・・・。

良い鶏卵を使っていて,実に,美味い。甘みが口中に広がり,舌の彼方に良質の砂糖が拡散する。

金沢という街は,江戸時代から加賀百万石と言われたように,文化的にも豊かな街の伝統が残っている。

その金沢で,贅沢なお菓子があった。

この不況のさなかに,ありがたい話である。自分で買えるようになりたいものだ。

金澤 カステラ

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かんぽの宿の民営化で黒字転換

テレビで,かんぽの宿が民営化したところが,黒字転換したと報道されている。
そういうところは,料理にかなり工夫しているのだそうだ。民営化された元かんぽの宿。
グルメの行くところかも。

官僚制国家が,限界に来ているのだろう。

サブプライムローンから始まった世界金融危機は,貪欲なグローバル資本主義,新しい自由主義であったから,否定するとしても,多少は旧来の伝統的アメリカ民主主義にすれば,日本はかなり改善されるのではないだろうか。
官僚制が肥大しすぎているのは事実だろう。

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急激な変化

昭和49年の石油危機以来,戦後最大の経済危機,GDP12.7%の下降。
輸出は13.7%ダウン。
設備投資は5.3%ダウン。

世の中が,音をたてて,崩れ始めている。
教育業界も例外ではない。

「受験生」にも不況の波 「出願減らす」「進学見直し」
http://www.j-cast.com/2009/01/17033404.html
家計の変化で,大学中退や高校中退も増えているという。

そして,たいへんなものが出た。
各大学の負債や利益率の一覧(http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/f34005935e91f1816a74a18a9ea53727/page/1/)
これはすごい。とうとうここまできたか,という感。驚くばかりだ。
「とりあえず大学に合格したから,といって,行ったら大変なことになる可能性の高い大学」が,ここまで増えたということだ。

帰属収支差額比率(利益率の低い大学)ワースト100=「収入より支出が多い大学」,つまり,赤字か破たんしていて,「残り財産を食い潰している」か,「よほどのスポンサーが付いていて,何らかの寄付がなされているか」,ということ。▲はマイナスの意味。

人件費比率(人件費が重い大学)の,人件費比率=人件費÷帰属収入というのは,大学全体での収入に対する,人件費比率。大学の人件費比率は,一般に,7割を越えると,経営が傾く兆しであると言われる。100%を超えたら,完全な人件費パンクである。

そして,破たん大学に,国庫補助(国税)がいくらかでも流れ込んでいることに,怒る国民も増えてくるだろう。

大学進学情報誌には,こういうニュースは決して出ない。これから進学する人と親御さんは,志望大学の財務状況は,調べておいて損はないと思う。

今年度の私立大学助成金は,324,868,000,000円。超小規模大学院大学の本学も,僅かながらいただいているのだが,手前味噌ながら,大学関係のランキングのひとつをご覧いただきたい。(http://www.isd-r.com/mot/rank/motmba.cgi)
九州大学はMBAとMOTの両方の分野だが,京都情報大学院大学はMOT分野だけだと全国トップ。
そのずっと下に,早稲田や慶応のMBAや,京大のMBA(55位)がある。
有名大学を凌ぐような高い評価を頂いているのは,たいへんありがたい話だが,こういう評価が出ているということも,世の中で何かわからない変革が起こっているということかもしれない。

時代が音を立てて,変わり始めている。
既成概念の崩壊,
価値の逆転か。

ちなみに,昭和45年度から平成19年度末までの交付額は、8兆8,468億円(内文部科学省執行分3,370億円)に達している。これだけの税金が投入されてきて,今,私立大学の1/3が赤字経営で,約半数が定員割れとなっている。
http://www.shigaku.go.jp/s_hojo.htm

パエリア パエジャ のレシピ
鮨,寿司,うまいすし,ラーメン,うどん,そば,美味いもの,グルメ@京都情報大学院大学
カレー・カレーライス特集
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リンツ スイス シン オレンジ

リンツ チョコレート

リンツのスイスシン,オレンジフレーバー。

名作中の名作のひとつであると思う。

チョコtレートとオレンジジュースが出会うと,ここまでの広がりができるのかと,毎度のことながら,一枚,口に含むと,想う。

美味い。

正月から8kg減量したので,あまり暴食しなくなった。チョコもせいぜい3つ4つ口に含むと,それで満足する。減量してみると,何故あんな荷物を持って歩いてんだろうか,俺は,なんて,疑問に思ってみたり。もう少し落として,標準体重に戻してから,再度,グルマンの道を歩もう。

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ダンスパーティの夜

京都 社交ダンス

ダンスパーティの夜
ダンスパーティの夜,昨年の話はこちらをクリック

そうだったそうだった,昔からの親友にまたお誘いを受けていて,直前になって思い出して,ダンスパーティに出席したのである。
友の後ろを静々と追う。ろくに踊れないくせに偉そうに円卓に着席する。
しばらく経ってから,胸ポケットに仕込んでいた,ネクタイと軽く色を合わせていたシルクのポケットチーフを思い出して,粛々と引きずり出して,チョイと飾る。壁の花,ならぬ,テーブルの背伸びオヤジ。

若い頃は,年配の方が社交ダンスが趣味だという話を聞くと,「いい歳したオジサンやオバサンが,なんだかな~」と言うようなイメージを抱いていた。

長じて実際に参加してみると,愚かな偏見であったことを恥じるばかりであった。実際社交ダンスのパーティを見てみると,想像とは全く違う世界が繰り広げられていたのであった。大人の世界である。若い人はどちらか言うと少なくて,中年からお年寄りまでが大半なのだが,皆,活き活きしている。そして,人生を楽しんでおられるのだ。

年に一度のお祭りに,日頃しないような晴れ姿。「美容院行ってきました髪型」に,綺麗なドレスに身を包んで,そして,その晴れ舞台に参集している。

青二才の男女が大勢寄り集まると,生臭過ぎて鼻息が荒いのがよく見える。ここまで艶やかにはなるまい。若いととても到達できないレベルの世界である。大人なんだな。色気づいて,ではなくて,それを若いころに全部全うした円熟の大人が,その次に到達する世界である。

あの年齢で,あのように大人で,あのように上品に振舞いながら,社交を楽しむのは結構おしゃれなものだ。齢を重ねて初めて解ってくる,大人の楽しみ。大人にならないと,楽しめない,もうひとつ上の世界である。

おじいちゃんやおばあちゃんも多い。みんな,一所懸命,年に一度の祭りを祝い,祭りに参加し,祭りを楽しむ。見ていてとても微笑ましい。

京都 社交ダンス

そして,最後のトップクラスのプロたちのデモンストレーションを見ると,これはもう,圧巻の一言に尽きる。スポーツであり,肉体の鍛錬の賜物であり,そして,芸術である。本物の踊りというものは,凄い。

男が輝くということ,女が輝くということとは,つまり,人間の全存在が輝くということだということがわかる。男も女も,何歳になっても自身が人間であることを自覚し続けることが大切なのは自明であるが,男であり,女であることを忘れるべきではないことは,もっと大切なことなのだろう。枯れずに,自分を鍛えることの尊さを見せてもらえるひとときであった。

家に引っ込んで晩酌傾けるのもいいし,馴染みのスナックでママ相手に愚痴るのもいいけれど,運動して発散するのも,もっと良い。
炬燵に入ってテレビを見て家族団らんも良いけれど,週に一度はお稽古ごとに通って,年に一度は教室主催の祭りに参加することができたら,そりゃあ,良いことだ。

とはいえ,相変わらず,テーブルに座り込み,むしゃむしゃパクパク食べてばかりであった。
さて,ローストビーフ。
イギリスが本家の牛肉料理。中心まで,色が変わってしまわない程度に美味く焼いて,中まで火が通ったその刹那に,切り分ける。血が変色したかしないかくらいが良い。
付け合わせはジャガイモとインゲンであった。
ドイツでは,ナイフとフォークでジャガイモを食べるとき,ナイフは使用しないのがテーブルマナーである。銀食器を使うとき,銀がジャガイモの持つ成分で変色してしまうからである。銀食器が出てきたときは,ナイフでジャガイモを切らないように。
今日はステンレスだったけど。食べることは二の次のパーティだもんね。

京都 ローストビーフ

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