とろ~りとしているのが写真から解るだろうか。上下の金銀は皿の模様である。
これは「海水ウニ」と言って,割って身を出してから,海水に漬かったまま鮨屋に入る。もちろん,新鮮で生きている状態である。変なクセがなくて,本当に美味い。
一般に,ウニ(海胆)は,ミョウバン(明礬)に漬け込まれてから流通に乗る。そうしないと溶けてしまうからだ。よくある木の小箱に綺麗な形で整列しているのは,ミョウバンに漬け込んでから並べたものである。このミョウバンのおかげで,薬臭い渋みが付いてしまう。北朝鮮やロシアから輸入されるものは,漬け込む時間も長いようで,冷蔵庫で一週間置いておいても,形はしっかりと残っているのだが,味は,食べてみたらわかるとおりである。
海胆は生きているまま食すのが最上である。海に行ったら,そこらにいるのを取って食べてみたらいい。本質がわかる筈だ。
鮨,寿司,うまいすし,ラーメン,うどん,そば,美味いもの,グルメ@京都情報大学院大学