エキサイトにこんなニュースがありました。
簡単に言うと、台湾の人口は日本の五分の一しかないのに、
セブンイレブンとファミリーマートの出店数は日本の2倍以上、
あ~らビックり…って感じの記事です。
と、まあ、確かに台湾と日本のコンビニ事情はかなり違います。
しかし、このニュースは日本人視点で台湾のコンビニを見ている…って感じなので、
ちょっと逆に台湾人の視点で日本のコンビニを見てみようかと思います。
台湾に「コンビニ」というものが出来たのはいつかが分かりませんが、
大体私が小学校高学年の時あたりじゃないかと思います。
今から遡って約20年くらいですね。
それまでは、雑貨屋と文具屋と駄菓子屋が合体したような店が主流だったのですが、
「便利商店(←中国語。つまりコンビニね)」が出来てから、急速にシェアが広げましたね。
で、私が始めて日本のコンビニを見たのは約10年前くらいじゃないかと思います。
その時、「へぇ~日本のコンビニってこんなのアリなんだ!?」っといくつかの現象についてビックリしました。
1.駐車場がある
台湾のコンビニは、駐車場を用意することはありえません。
まあ、島が狭いのと、車よりもバイクのほうが多い…などから、
一応バイクの駐輪場を用意したら結構良心的って感じです。
むしろ、自転車の駐輪場さえないのが多いのですね。
だから日本に来て、
「日本のコンビニって、こんな広い駐車場を用意するのか!?スゲェ!!」っとビックリしました。
でも、まあ、良く考えたら、日本ではあらゆるお店が駐車場を用意しますね。
台湾では、用意しないのがデフォです。
駐車したいなら、勝手にパーキングスペースを探せばよろしい…というよりも、
車で来ないでください…が基本ですね。
2.トイレがある
台湾では、トイレがついているコンビニがありません。
基本的に、飲食店や大規模の店(デパート、スーパーなど)以外の店では、
おトイレはついていません。
それでは、「ちょっと困ったな~」の時はどうするかと言うと、
昔はお寺とか、そういう公共的な施設を利用することが多いのですが、
最近はファーストフードやコーヒー屋を利用するのが多いのかな?
この影響がどうかわかりませんが、私はコンビニのトイレを使ったら、
基本的に「めちゃ申し訳ないな~」っと思って、
何かを買うようにしています。
チロルチョコとか、そういう安いものばかりだけどね…。
3.エロイ本を置いている
と、まあ、これはコンビニ云々よりも、
そもそも台湾は日本ほど性的コンテンツを公衆の場に出していません。
基本的に違法気味で、あるだとしてもヒソヒソような感じになっています。
まあ、ちょっと特殊な場所に行けば、ないことはありません。
しかし日本のコンビニは、週刊誌など「ちょっとエロイ表紙」のものから、
明らかに大人向けのディープなアダルト誌もコンビニに陳列しています。
台湾なら親から「そういうものを置いているお店に行っちゃ行けません!」としつけられますのに、
日本は公衆の場にそういうものを堂々と販売しています。
そういう意味でも、ちょっと衝撃的でしたね~。
以上、ちょっとエキサイトの記事と逆のアプローチで日本と台湾のコンビニ事情の違いを少し説明しましたが、
それ以外にもいろいろあるかと思います。
しかしよく考えたら、私が日本に留学→就職していますので、
ここ数年、日本に居る時間は台湾に居る時間よりもずっと長くなっています。
今の台湾のコンビニもイロイロ変わってきているかもしれませんので、
もしかしたらここで書いていることは現在の台湾コンビニ事情と異なるところもあるかもしれません。
何か新情報がありましたら、教えていただければ幸いです。