キヌヒカリ 米

 鈴鹿サーキットから京都に帰ってくる途中,湖南市,甲賀市のあたりから近江の田園地帯が広がる。この辺りから京都コンピュータ学院に来ている学生さんは多い。

 近江の米は「キヌヒカリ」が有名である。近江悠紀会の作るキヌヒカリは,綺麗に精米してあって,表面は艶々している。これは,コシヒカリに比べると,あまり甘くなく,あっさりしていながら,きちんと押さえる所を押さえてある。毎日の食事には,あまり重くなく,あっさりした米が良いと思う。

 さて,その近江の郊外では,畑の横で野菜や米や玉子を売っている。葱や白菜も,取れたては美味いのはもちろんだが,そもそも,近江の農産物は美味いのだ。フレッシュな野菜を噛むと,細胞が弾けて地下水が迸る。清らかな土の匂いと,その野菜独自の甘みが口中に広がる。
 玉子は味が濃い。黄身が山吹色をしている。その玉子で目玉焼きを造って,本醸造の醤油をかける。付け合せに白菜と葱を炒めて塩コショウ。たったそれだけ。単純にして鮮,芳香強く甘い。

 美味い米といっしょに美味い野菜,生みたての玉子を使って,「目玉焼きと野菜炒め」でも,近江牛の薄切りを買ってきて「すき焼き」でもいい。
 お隣の滋賀県には,あの大きな湖があるからこそ,それを取り巻く肥沃な大地があるのだ。

京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

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