岩手・宮城内陸地震

中国四川省の地震で心を痛めていたら,その後すぐに岩手・宮城内陸地震があった。一関は学生時代の親友の故郷である。地震のすぐあと,友人にメールで安否を確かめたら,幸いなことに家族・親戚ともに被害はないとのことだった。それは良かったのだが,昔の神戸の震災のときの様々な心の傷が残っていて,こういった震災には心理的に弱い。
ブログがしばらくストップしてしまった理由というわけでもないが,しばらく美味いもののことを考える気分になれなかった。このあたりが本当のグルメではないなあと自覚するところである。

本物のグルメなら,何があろうと美食を追及し,少々の心理的・精神的弱さなど咀嚼して清濁合わせ飲み込んで豪快に生きていくべきだろう。自分もそうでありたいと想う。

食は生きていくことの根源であり,美食は様々な意味で生きて行くエネルギーの発露であり,それは一個の生命体として,生きる意思でもある筈だ。貪欲に美食を求め,新たなる展開を常に期して,人生の次のページに挑むべきである。

重ねて言おう。美食の追及は生きていく意思の強固さである。

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