鍋物のコツ

干しシイタケで造る,椎茸茶の話を書いたので,ついでにというわけではないが,この冬のために。

鍋物を造るときは,ベースのダシは,別の大なべに作っておくのが良い。家族4人前を造るなら,その倍くらいは入る鍋に出汁を作っておく。

基本は,なんでもいいのだが,8人前くらいの出し汁を用意するとなると,生の大根を半分くらい,干し椎茸を三つから四つ,そして日本酒を2合ばかし入れて,あとはそのまま水炊きにするにしても,あるいは,味噌味にするにしても,昆布とかカツオとかを入れるにしても,お好みのままに。日本酒はなんでも良い。古くなったのでも良い。これを大胆に入れることがコツといえばコツである。

昆布ベース,カツオベース,など,色々鍋ものにはバリエーションがあるが,大根の甘味と干しシイタケの奥深さが加味されると,実に奥行きのある味わいになる。そして,その奥行きの深さを爽やかに引き立ててくれるのが,柚子の皮の一切れである。

たいして材料費もかからないので,ぜひお試しいただきたい。湯豆腐だけでも,野菜だけでも,冬の夜の家族の団欒のときに,あたたかい一品となろう。

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椎茸茶

椎茸茶という妙な飲み物がある。簡単なので,造ってみていただきたい。

材料
干しシイタケ 1カケラ

黒コショウ
・・・以上。

干しシイタケを,大根下ろしで下ろすなり,包丁で叩くなりして,できるだけ粉にする。シイタケ一つ分かそれ以下で良い。一人分を味噌汁碗一杯とすると,一人分としては,干しシイタケの粉・カケラを,小さじ1/4杯程度で十分である。

その粉に,熱湯をかける。塩で味付けする。黒コショウの香り高いのを一振りする。
・・・以上。

好みで柚子の皮を浮かべるのも良い。

酔いざましや,飲んだあとの〆,朝起きての一杯,夕食の味噌汁のかわり,なんでもOKである。

コツは,本当の干しシイタケを使うこと。最近は「乾燥シイタケ」もたくさん出回っている。天日に干したシイタケであるからこそ,滋味溢れるスープになるから,あくまでも,「干しシイタケ」である。あとは,黒コショウを入れること。胡椒と干椎茸は,想いの他,合う。

簡単なので,ぜひお試しあれ。

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さっぶいなあ~

京都 やきとり

・・・・さっぶいなあ~。(=寒いなあ)

景気も悪いし,,,
百貨店には人がおらんし,,,,
そやけど,その割には,休日の高速道路は渋滞や。
景気が悪いのに車が増えてる。サービスエリアは人だらけや。
高速道路の休日割引は良いけれども,それであれだけ車が走ったら,地球温暖化に拍車をかけるだけやないか。なんで誰も,そこを突かへんのやろ。そこが大事な現実や。

うちもなあ,景気が悪うなると,志願者が増える。
こっちの場合は,皆,現実を見始めるのやな。
景気が悪うなって,そこらの普通の学校行ってたところで,うだつが上がらんどころか,就職もでけんわ,リストラされるわ,やったら,手に職を付けておいたほうがええに決まってる。こっちの場合は,や。

ITっちゅうのは,人類社会のインフラになってもたもんなあ。これがないと,人間社会がなりたたへんわなー。それで,景気が悪うなると,人類社会の為になる,っちゅうワケ,や。こっちの場合は・・・。

人間っちゅうのは,勝手なもんで,景気のええときは偉そうにしてて,いざ景気が悪うなって災難が降りかかってくると,やおら真面目に人生とか将来を考え始める。ところが,景気が悪うても,廉いと思うと,ついつい,高速道路に乗ってガソリンを使って,財布はカラになる。
それで,家に帰って,財布の中身を見てみたら,明日が不安になって,仕事に役立つ勉強をしたいと思うんかな?

なんでもええけど。はよ出願せんと,そろそろ締め切りの学科も出てきてるみたいやで。

さっぶいなあ~。こういうときは,やきとりで熱燗を一杯,クぃッとお~,傾けて,世の中を斜めに見ながら,自分だけでも,失敗はせんとこ~,と,しみじみ,想うわけや,誰でも。

ああ,京都はええなあ~。家から出て,ちょっと歩いたら,美味いやきとりとかおでんの食べれる,居酒屋があるもんなあ。寒いけど,京都はええなあ・・・。

また酔っぱらってしもたなあ~。さぶいし,やなあ~。

冬,やなあ・・・。

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