戦場のヴァルキュリア(アニメ):第7章「ダルクスの災厄」

欲深な者は、すべての果実、種、家畜を我が物にした。

勇気ある者は大いに悲しみ、怒り、欲深なものに槍を向けた。

青い炎を纏うその槍で、欲深な者の心を貫いた。

そして再び、大地は豊かになった。

かつて、ラグナイトから力を引き出す技を得たダルクス人は、地上を我が物にしようとし、

邪法の力で100の年を焼き払い、100万の人と家畜を殺した。

この地も、ダルクス人によって焼かれた都市のひとつである…とある。

以上の伝承は、第7話の「ダルクスの災厄」の主軸であり、

戦場のヴァルキュリアの物語の中心でもあります。

話が全体の約四分の一まで進んで、

初めて物語の中心に触れたのは、この第7話の「ダルクスの災厄」ですね。

では、まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:

http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
第7章「ダルクスの災厄」

またも、正規軍ダモン将軍のいやがらせによって、第3中隊は戦略的には価値のないバリアス砂漠の偵察を命じられた。
苛立つラマールをよそに、この状況を楽しむことにしたウェルキンとファルディオ。アリシアとイサラも共に、これを機にダルクスの災厄にまつわる遺跡の調査に出かけることになる。
遺跡内部では、ラグナイトの青い光に、古代ノーザン文字で書かれた石碑が浮かび上がっていた。興奮気味のファルディオを中心に見て回る三人。しかしその奥には、彼らが思いもかけぬ先客が訪れていて…。

第7話のあらすじは以下の通りです:

  1. ガリア軍の軍事会議、前々回大敗を喫したダモン将軍が仕切る。防衛線指揮官の大任を家柄の良さでベーベル少佐に決めたり、勝ち続ける義勇軍を戦略価値の無い砂漠の偵察に命じたり。
  2. 帝国軍の基地にて、イェーガー少将(大塚子)はランジェリーの女と遊んでいるところ、グレゴール少将(大塚親)に目撃される。
  3. 帝国軍の会議室にて、グレゴールとイェーガーが雑談(?)する。
  4. バリアス砂漠の義勇軍キャンプにて、第7小隊の男ともがトランプで賭博しおているところ、ラマールに怒られる。
  5. アリシアが焼きたてパンを持ってきて、みんなに振舞う。その後、アリシア、イサラとラマール、ウェルキンとファルディオ小隊長らを探しに行く。
  6. ウェルキンが虫をスケッチしながら、ファルディオと「ダルクスの災厄」について語る。ウェルキンは天災事故説、ファルディオは人災説論を展開する。
  7. 5人合流する。ラマールはだらしない第7小隊の人は仲間ではないと発言。さらに、ダルクス人が居る小隊は信用できないと。
  8. 五人のうちの三人(ウェルキン・ファルディオ・イサラ)、ダルクスの災厄について熱く議論する。
  9. ベーベル少佐、ラグナイト精錬工場を視察する。ダルクス人を差別するような発言をする。
  10. ファルディオ、考古学の資料を持ち出しながら、ダルクスの災厄についての持論を証明しようとする。
  11. ラマールが現れ、「隊長は第7小隊のせいで(悪い方向に)変わった」と。
  12. 例の五人組+ハネブタのハンス、砂漠のヴァルキュリアの遺跡に出かける。
  13. 途中、車の調子が悪くなり、イサラとハンスが残り、他の四人が歩いていくことに。
  14. 歩いている途中、ラマールが気になり、イサラとハンスのところに戻る。「別に、お前のために来たわけじゃないからな」となぜか頬を赤く染めながらツンデレ発言。
  15. ウェルキン・アリシア・ファルディオ、青く光る遺跡の内部に入る。
  16. 同じく遺跡の中、マクシミリアンとセルベリアがダルクスの災厄について語る。
  17. シーンは義勇軍の三人組に戻り、同じくヴァルキュリア人とダルクス人について議論する。なぜヴァルキュリア人は絶滅したか…など。
  18. セルベリアの血で、遺跡の封印が解かれる。
  19. 同時に、よろけたアリシアが目の前の壁を触ったら、壁が消え、遺跡の奥の碑文が見れる。
  20. ファルディオは大いに喜び、アリシアに抱きつく。
  21. 遺跡の奥、マクシミリアン、碑文を解読する。
  22. 同じく、ファルディオも碑文を解読し、驚く。
  23. 帝国軍の2人と義勇軍の3人、顔合わせる。

前回の「従軍記者、奮闘す!」に比べたら、

ちょっと地味なストーリー展開ですね、戦闘もありませんし。

まあ、物語の本筋の話なので、マジメが一番…ってところでしょうか?

原作のゲームと比較してみると、やっぱり色々違いがあります。

遺跡に入る前には帝国軍との「黄砂の遭遇戦」的な戦いがありました。

その場にラマールなんて居ませんし、

イサラに一緒に居るのはラルゴとロージーでした。

遺跡の中に帝国軍と義勇軍が遭遇した時、

セルベリアは既に「ヤリ」を持っていたなど、

色々と大きな違いがあります。

この回は第三話に続き、ダルクス人、ダルクスの災厄、ヴァルキュリア人など、

戦場のヴァルキュリアのメイン・ストリームのストーリーを触れました。

なぜダルクス人は差別されていた…などの伝承を一通り説明しました。

ところが、この神話的な伝承には裏があり、その裏の話は、

次回「紐解かれる歴史」である程度解明される…、のような気がします。

ファルディオも含めて第1小隊の隊員、

そろそろどこかによそに行ってくれないかのう。

恋愛フラグ立ちすぎて、ウザイデス。

戦場のヴァルキュリアはサクラ大戦じゃないのに…。(;´д⊂)

これ以上やると、ついていけなくなります。(´・ω・`)

ところで、次回の「紐解かれる歴史」の予告は、なぜかカロスでした。

第7小隊の中では、恐らくもっとも認知度が低い…っと思いますが、ナゼ…。

いや、人選のポリシー、マジでワケわからん(*´Д`*)

おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!

*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:

  1. 第1章「戦火の出会い」
  2. 第2章「コナユキソウの祈り」
  3. 第3章「第7小隊誕生」
  4. 第4章「束の間の休日」
  5. 第5章「クローデン奇襲戦」
  6. 第6章「従軍記者、奮闘す!」
  7. 第7章「ダルクスの災厄」
  8. 第8章「紐解かれる歴史」
  9. 第9章「蒼き魔女」
  10. 第10章「吹雪の夜」
  11. 第11章「招かれざる客達」
  12. 第12章「さらわれた姫君」
  13. 第13章「戦慄の移動要塞」
  14. 第14章「ファウゼンの選択」
  15. 第15章「歌姫の過去」
  16. 第16章「語られなかった想い」
  17. 第17章「精霊節の贈り物」
  18. 第18章「八月の雨」
  19. 第19章「涙」
  20. 第20話「愛しき人」
  21. 第21話「はかなき絆」
  22. 第22話「とまどい」
  23. 第23話「愛のかたち」
  24. 第23話「愛のかたち」
  25. 第23話「愛のかたち」
  26. 第24話「決意」
  27. 第25話「護るべきもの」
  28. 第26話「決戦」

(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります、ベスト版出てから毎週約5,000の売り上げが記録されています!アニメより面白いヨ!

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