さて徐福というと中国では第1級の詐欺師であると正史ではそうなっています。詳しいことはサスペンダーさんにお任せしますが、始皇帝をだまして不老長寿の仙薬を探しに行くといって、帰ってこなかった。彼は始皇帝の圧政を逃れ3000人を連れて日本へ渡ったのです。しかもその費用はすべて始皇帝から出させたという痛快な詐欺師です。徐福が着いたと言われるところは九州・紀伊・東海・富士・丹後さらに秋田まで全国いたるところにあるそうです。始皇帝をだますくらいだから、かなりの学識はあったはずで、農業や土木の新技術だけでなく、文字(紙はまだ)や貨幣なども持ってきたのでは・・・彼らは新文化をもたらした大規模な移民です。
ところで過酷な圧政を逃れ新天地に旅たつとは、これより1800年後にイギリスのピューリタンがアメリカへ渡った話に似ていますね。そう、徐福船団はメイフラワー号のさきがけなんです。。。