☆1/17講演会

講演会


 NPO法人 花山星空ネットワーク 第5回 講演会に行ってきました。というよりこのNPOの役員をしているので、主催者側として司会です.。
 内容は「宇宙と生命の研究 最前線」 大石雅寿氏 (国立天文台准教授) と「ガリレオとシェイクスピア、そしてブレヒト」 池内了氏 (総合研究大学院大学教授) の二本立て。堅めのタイトルですが話はわかりやすかった。宇宙の生命はすでに化学の知識がないと理解できない段階です。池内さんは60年代から知っていますがまさの文理両道の達人です。物理から文学哲学まで語れる貴重な人。文系人にも天文に興味を持たせるような講演でした。

実は司会より大変なのが人集め(どんなイベントでも同じこと)で、メディアからML、個人にまで広報活動しました。今日は女子マラソンの日で参加者が少ないだろうと心配したけど、何と約100名の方に来てもらえました。あるKCGI卒業生がお嬢さんを連れて。

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☆人類はなぜ宇宙へ行くのか?-2


 2日目です。標題に対する答えは、単に未知へのあこがれ、チャレンジというだけではなく、許容量を超えた地球からの脱出、太陽の活動激化に対する避難などの必然性もあるのだなぁと感じました。でもその始まりは宇宙飛行士による様々な実験であり、次にスペースシャトルでの宇宙旅行・・・コロニー建設はまだまだ先のことのようですね。社会ルールを作って永住する前に、放射線や隕石などの危険から守る方法など・・・問題山積。

またおもしろかったのは星形成も生命の進化も直線的にスンナリできたのではなく、自然の試行錯誤の結果と感じました。ここまでうまくいったのは偶然かもしれない、ならば知的生命は他にいないかも。でも宇宙はわれわれの想像以上にずっと広いのです。まだまだ何が現れるかわからないということがまた面白い。

 今回は発表はなく、質問をいくつか用意して行ったけど、質問者が多くて1回しかできなかったのが残念でした

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☆人類はなぜ宇宙へ行くのか?-1

sympo


というオーバーなタイトルの宇宙総合学研究ユニット シンポジウムが京大で開かれました。天文屋さんと芸術屋さんのコラボという風変わりな会で面白かった。今日は 柴田一成先生(京都大学花山天文台)の太陽の将来の衰退や大野照文先生(京都大学総合博物館長)の生物進化の軌跡、丸山茂徳先生(東京工業大学というよりTVで有名な)の地球温暖化と人類の未来、平林久先生(JAXA)の宇宙文明 ・・・その他もろもろの講演とディスカッション。進化は試行錯誤の産物でやっぱ、ここまでの進化はまれなことなようです。

懇親会でたくさんの人と名刺交換しました。そして「惑星の公転から浅田真央のスピンまで反時計」という持論を吹聴してきました。苦笑と感嘆!

明日は芸術、宗教サイトからのアプローチです。

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☆世界天文年2009グランドフィナーレ

iya2009


 一昨日、神戸で開かれた世界天文年2009:世界天文年2009グランドフィナーレというイベントに行ってきました。世界天文年ももうじき終わりますが、全国各地のイベントの報告や来年以降も継続などが討論されました。研究者より天文アマチュア、天文ファンが多かった。シンポジウムではパネラーからの提言あとのディスカッションで、大胆にも
・難しい宇宙の解説ができても、日食はなぜ西から東へ進むのかが説明できないとダメ
というのはいいとして
・理科離れ防止には学校教育の整備よりも母親が理科を関心もつことが重要、そのためには女子学生に理科教育を
と発言したけど、時間の都合でこれに対する討論はカットされてしまった。

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☆本日の「情報」支援セミナー

 90年代初頭に「情報リテラシー教育」というと、まずはPC98で一太郎を起動させてタイピング、そして検定試験合格を目指したワープロ実習でした。2級合格者となるとソンケイの眼で見られたものでした。それにあたるものは今は何でしょうか?メールを自在に使えること、MSOfficeを使いこなせること、Webから必要な情報をダウンロードできることなどでしょうか?
 しかし今日の実教出版主催「情報」授業支援セミナーを聞いていると、高校の情報では「情報モラル」が非常に大きなウェイトを占めている、今後もその傾向のようだと思いました。それは確かに重要なことですが、なにやら技術が2番手になっていきそうでサミシイ。生徒はケータイを持ってこないようにとか、ネットいじめはいけませんなんてことまで、情報の授業範囲になりそうな気がしてきました。これは現代社会というか公民というか、昔の言葉で言えば社会科であり、ホームルームでやるべき内容です。
 もっとコンピュータを使って情報を収集し法則を見つけることを学んでほしいものです。

京都コンピュータ学院 | オープンキャンパス | ワークショップ | 世界天文年2009「天文好き集まれ!」はしっかりPRしました。

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☆「情報教育における高大連携」シンポジウム

ジョーシン

高校教科「情報」シンポジウム in 九州  「情報教育における高大連携」
というのに出席してきました。略してジョーシンというそうです。
開催地は小倉(オグラではない)、約50名の大学高校の先生が集まり、ホットな議論が交わされました。いくつかの事例が紹介されましたが、「高大連携はもう普通のことなんだ」という感じを受けました。パネルディスカッションの場でKCGIのSPP研修会についても紹介しました

amamiya

 最初にあった実行委員長のA先生(九大名誉教授)の講演が面白かった。科学には自然科学と人工科学があり、前者は普通の意味ですが、後者には工学がはいり、その両方の基盤となるものが情報学であると。情報学を理解するためには統計学が必須だと・・・フムフム。

情報処理学会 初等中等情報教育委員会 – 高校教科「情報」シンポジウム in 九州
京都情報大学院大学 | 学校教員向け「情報」授業支援セミナー

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情報処理学会CE94(4)

CE94

 昨年この研究会は大阪府南部のある大学で行われましたが、それに比べ随分よかったと思われます。内容のさることながら、
・入口、受付にいつも数名いた
・スクリーンが立派、左右独立に投影できる
・会場がバスから降りて短距離でわかりやすい
・周囲に昼食の場が多い
・・・・・・
今後もKCGI百万遍で研究会を実行しましょう。このような積み重ねが知名度アップ、評価の向上につながります。

その1
その2
その3

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情報処理学会CE94(3)

shu

 飛行船飛んだ飛んだ! 参加者からは来た甲斐があったと絶賛の声。

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情報処理学会CE94(2)

まお

 落ち着いた話し方でした。gnuplotとmetasequoiaによる3D描画と内容もなかなかなもの。
発表論文はここ

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情報処理学会CE94(1)

ふたり

 研究会は若手のかけあい発表で始まった。MathMLは始まったばかり、まだまだ進展します

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