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中国古代史座談会  ,

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☆ガリレオ

 今朝の読売朝刊によると
ローマ法王ベネディクト16世は21日、バチカン(法王庁)での礼拝で、17世紀の天文学者ガリレオ・ガリレイの地動説について、「自然の法則は神の業に対する理解を促した」と述べ、同法王としては初めてガリレオの研究を公式に認めた。
そうです。
ヨハネパウロ2世は1992年にガリレオに謝罪していますが、今の法王はなかなか認めなかったそうです。それにしても、世界天文年スタートの10日前になってやっととは・・・

バチカンも動いた!ガリレオ地動説、法王が公式に認める : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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☆天文学史研究会にて

曜日

 金土に行われた「天文学史研究会」で「曜日の起源と具注暦」という発表をしてきました。日本に曜日が入ってきたのは1200年前平安初期に空海が唐から持って帰ったもの、それを陰陽師が作った具注暦に書きくわえられて、貴族の間では曜日が使われていたこと・・・これはご存知の方は多い。各国の曜日の名を調べてみると面白いことがわかります。
 英語では土・日・月曜は天体名,火曜から金曜までは北欧神話の神々の名がつけられていますが,ドイツ・オランダ・スウェーデン・デンマークなど北欧では一般にそうです。フランス・スペイン・イラリアなどラテン系では日曜(主の日)と土曜(安息日)はキリスト教にちなむ名前で,他は天体名です。中国や西アジアは一般に1,2,3と番号にちなむ名前です。またロシアなどスラブ系では基本は番号ですが,いろいろなものが混入されています。すべてに天体名を使っているのはインド・タイ・日本・韓国など東アジアと古代ギリシアというのは不思議ですね。

七曜

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☆微分と積分 

オブ脳さんがアメリカの微分積分の教科書で書いているようにわれわれが習ったのはコーシー流の微積分でした。微分の計算の前に連続の話(イプシロン&デルタ),その前に稠密とか切断とか何とか抽象的な概念が並んで大学1年目にはサッパリでした。もっとも理解していた天才たちもいましたけどね。
微分の始まりはニュートンが運動方程式を解く手段として開発した、すなわち力学が出発です。それから150年後、フランスの数学者が書き換えたものがその後続いている。理論としては整然としているが、即物的な物理屋にはわかりにくいです、この本には天文学史的なアプローチがあるようですね。

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☆scilab-5.03

x2+y2

scilab-5.03がリリースされました。3D描画は速くなった。これからイロイロ調べます
Scilab : Download Center

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☆ノーべリストのスピーチ

 さっきのTVニュースによると冒頭は I’m sorry, I can’t speak Englishでした。面白かったというより勇気のあるスピーチでした。でもやっぱ、自分のやったことに自信がもてないとダメですけどね。

 スピーチは日本語でプログラミングはドリトルで

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☆夢中と夢の中

 おみずさんの「夢中」に対するサスペンダーさんのコメント、な~るほどおみごとでしたね。そこで他の例を考えてみたけどありそでなかなか見つからない。
 夢中 と 夢の中
 指名 と 指の名  
 親友 と 親の友
 天文 と 天の文

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☆講演会へのご案内

講演会3

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 来週土曜13日に京大理学部で行われる講演会(NPO花山星空ネットワーク主催)にいらっしゃいませんか。詳細はここに。花山天文台はKCG名誉学院長 宮本正太郎先生が台長を勤めたれたところで、今は天文普及活動をしています。私めは第2部の司会をいたします。

. 講演1「地球温暖化の太陽原因説」
講師の松田卓也 先生(神戸大学名誉教授)は,宇宙論からブラックホール,超新星,近接連星,太陽風などの活動,さらに気体分子運動論までさまざまな分野に優れた研究成果をあげておられます。また、疑似科学批判を通して科学教育活動に熱心で,その方面の著書訳書も多数あります。現在世界的な話題になっている地球温暖化の原因として、太陽活動の役割は非常に重要です。18世紀の小氷期とその前の黒点のない「マウンダリー極小期」との関連を例としてお話になるでしょう。

. 講演2: 「超新星で京都1000年の天文学を辿る」
講師の小山勝二 先生(京都大学教授) は日本が今までに打ち上げたX線衛星プロジェクトの全てに関わり、特に 超新星残骸での宇宙線加速メカニズムの研究,銀河中心の高温プラズマ発見などので素晴らしい業績があり紫綬褒章を受けておられます。また日本の歴史古典文学にも詳しい方です。一夜にして数百万倍も明るく輝きだす超新星と京都千年平安文化とどんな関係があるのでしょうか?エキサイティングなお話が期待されます。

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☆サイクロイドと東大寺

cycloid

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 この図は600km離れた2点をサイクロイドトンネルを通れば10分で到着するが、191kmの深さが要ることを表しています。これじゃ先のブログのとおりやっぱりサイクロイド曲線なんか役に立たないと思う人もあるでしょうが、さにあらず。東大寺をはじめ多くの古寺の屋根の形はサイクロイドなのです。図の右、A点の左右の形がそうです。屋根に降った雨水が最も早く流出するために考え出されたそうで、1300年前の日本の宮大工は経験的にこの曲線を知っていた!京都の神社寺院も注意して見てください。きっと見つかるはずです。すでにChappyさんの写真にあるかも。

cycloid3d

これはにgnuplotよるサイクロイド3Dです。
  set urange[-pi:pi]
  splot (u-sin(u)),v,-1+cos(u) with pm3d

 ちなみに中世西欧の建物の曲線はほとんど円弧でこんな複雑なものはないそうです。

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☆ビーナス&ジュピター

 昨日も今日も西南の空に明るい星並んでいます。全天で最も明るい金星と、2番目に明るい木星です。こんな惑星の接近はそんなに珍しいことではなく、この前は今年の2月1日に起こりました。しかし、日の出前の東天、誰も見ていませんね。では次は?2010年11月15日の夕方起こりますが、日の入り直後に西の低い空なので、とても見づらい。
今回はダイアナさん(月)も加わった見事な星空をChappyさんのカメラが捕らえています。

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