殷周の物語

王家の風日 (文春文庫)
 だいぶ前に読んだ本ですが、実に面白かった。中国史上で典型的な暴君と言われる受王(紂王)を生き生きと描いています。ただし主人公はその叔父で高潔な箕子です。彼は殷が滅びてからは朝鮮に逃れたそうです。紀元前11世紀の話で,ボクはその年代特定を天文記録から試みています。
今朝の読売のコラムに紂王の象牙の箸という贅沢な話が載っていてこの本を想いだしました。詳しくは11月祭で

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