自分は死なないと思っているヒトへ―知の毒 (だいわ文庫)
今日はこの本を読んでなかなか面白かった。本論とはややそれますが、自然特に森の破壊について数回述べられています。西ヨーロッパの平野は人工的に作られた、中世末~19世紀にかけて彼らは森を破壊し町を作ってきた。森には狼や魔女が住むオソロシイところ、それを子供に教えるための童話がヘンゼルとグレーテルであり赤ずきんちゃんであると。アメリカはもっとドライに自然破壊します。いわゆる西部開拓というスローガンのため中西部の森は荒地に変わり、野生動物は瀕死状態になった。メソポタミアや華北についてはまた別項で書きますが、今、砂漠やステップという痩せた土地もかつては緑豊かな森だった所が多い。
その点、日本では珍しく森が残っていますが、それは森に住むのがコワイ悪魔ではなく、となりのトトロだからなのです。 これはcastor説