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来週土曜13日に京大理学部で行われる講演会(NPO花山星空ネットワーク主催)にいらっしゃいませんか。詳細はここに。花山天文台はKCG名誉学院長 宮本正太郎先生が台長を勤めたれたところで、今は天文普及活動をしています。私めは第2部の司会をいたします。
. 講演1「地球温暖化の太陽原因説」
講師の松田卓也 先生(神戸大学名誉教授)は,宇宙論からブラックホール,超新星,近接連星,太陽風などの活動,さらに気体分子運動論までさまざまな分野に優れた研究成果をあげておられます。また、疑似科学批判を通して科学教育活動に熱心で,その方面の著書訳書も多数あります。現在世界的な話題になっている地球温暖化の原因として、太陽活動の役割は非常に重要です。18世紀の小氷期とその前の黒点のない「マウンダリー極小期」との関連を例としてお話になるでしょう。
. 講演2: 「超新星で京都1000年の天文学を辿る」
講師の小山勝二 先生(京都大学教授) は日本が今までに打ち上げたX線衛星プロジェクトの全てに関わり、特に 超新星残骸での宇宙線加速メカニズムの研究,銀河中心の高温プラズマ発見などので素晴らしい業績があり紫綬褒章を受けておられます。また日本の歴史古典文学にも詳しい方です。一夜にして数百万倍も明るく輝きだす超新星と京都千年平安文化とどんな関係があるのでしょうか?エキサイティングなお話が期待されます。