日食の周期は 6585と約1/3日(約18年10日8時間)で、後世サロスの周期と呼ばれました。1サロスごとに太陽と地球と月が相対的にほぼ同じ位置に来るため、ある日食または月食から1サロス後にはほぼ同じ条件で起こります。ただし1/3日という端数のため地球上で1/3日の時差(経度にして120度)の地点で見られます。そして3サロス(54年1ケ月)後にはまた同じ地点で見られます。こんなことをバビロニアの占星術師はどうして知ったのか?星座の起こりもバビロニア、彼らの天文学はギリシアやインドに伝わっていきました。
今回の日食より1サロス前の日食は1991年7月11日にハワイやメキシコで見られ、1サロス前の日食は2027年8月2日でアフリカ大陸北部などで見られます。3サロス後(2063年!)にはまた日本で見られるはず、でもその時はもう・・・。
だれか見てください。