2009年10月21日 オリオン座流星群が極大
今夜がピークのはずのオリオン流星雨。23時ごろ東の空にはオリオン座が昇ってきます。赤☆はベテルギウス、青☆はリゲル。オリオンの左にはふたご座、上がカストルで下がポルックス、その下の赤い明るい星は火星です。流星雨はオリオンとふたごの間から四方へ出るはず。月明かりの影響がまったくないという最高の条件ですが、問題は天気。昨夜から今日にかけて晴れすぎみたいですね。予報では1時間に数十個飛ぶとか言われていますが・・・サテサテ。8月のペルセウス座流星雨や11月のしし座流星雨に比べるとマイナーなので、オーバーな推奨はやめときましょう。たとえ流星雨は見られなくても、オリオン、ふたご、すばる、火星などを眺めてください。
流星雨は彗星のなれの果てというか、亡骸というか。この度はハレー彗星がかつてまき散らかしたダスト(ここらはM先生の専門分野)が地球に降ってくるものです。毎年起こる現象だけど、今年は世界天文年のため話題になったのでしょうね。