世界天文年2

 ガレリオさんのプロフィール。1564年- 1642年で,シェークスピアと同い年,加藤清正よりひとつ年下で、結構長生きしています。彼の業績は何といっても地動説のプロパガンタですが、その根拠には多数の天体現象の発見があります。月面のクレータ,金星の満ち欠け,太陽黒点,天の川は無数の星の集まり,そして最大の発見は木星の4衛星です。これらは自作の望遠鏡による観測結果で1610年に発表しますが望遠鏡を自作し観測を始めたのは前年の1609年・・・世界天文年はこの年から400年と決められました。彼がローマ法王庁から迫害を受けたのはずっと後で、この頃は問題にならなかったようです。当時は ピサ大学教授(数学・天文学担当)兼トスカーナ大公付哲学者(要するに大貴族のお抱え学者)という肩書です。
 彼はもともと医者になろうとしてピサ大学に入学したけど,方向転換して、ユークリッドやアルキメデスを学んだそうです。
            以下次項

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