NPO花山星空ネットワークによって「京都千年天文学街道ツアー」が始まりました
24日に記者発表が行われましたが、この未曾有の大事件ご時世ですから報道されるのは 世の中が落ち着いてからでしょう。
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千年の都、京都は歴史と文化遺産の宝庫です。天文学に関しても例外ではありません。民間でも天文学に関する高い興味の土壌が育くまれてきました。現代では京都大学を中心に世界をリードする研究を行っています。このような背景から、京都には天文学に関連する、多くの史跡が残されてきました。これらは貴重な観光資源でもありながら、その資源が有効に使われることは、今までありませんでした。
本事業は、これらの史跡を巡るコースを「京都千年天文学街道」と名付け、解説付きの観光ツアーを企画したものです。これには、ポータブル情報端末による資料の参照と望遠鏡を用いた現地での天体観測を併行します。
「京都千年天文学街道」のアイデアは、小山勝二・京都大学名誉教授によって2008年に提案されたものです。 本事業では次の3コースをあげます。
明月記コース 晴明神社~相国寺~出町柳
京大コース 京大キャンパス~吉田山~真如堂
花山コース 京阪御陵駅~元慶寺~花山天文台
天文学は子供、高齢者を問わず、多くの人にはとっては無味乾燥な数値の羅列を身近な天空の現象に結びつけます。 それゆえ、数理学を基礎とする応用型ICT教育の実践には天文学は最適の分野といえます。 この度、情報通信
技術地域人材育成・活用事業(平成22年度総務省事業)の支援を受けて、天文学の故郷、京都において、その豊かな歴史文化資産を活かし、「京都千年天文学街道」という呼称の天文ツアーを行います。天文学、歴史学、情報通信技術の融合という日本初のそしておそらく世界初の試みに皆様のご理解ご協力をお願いします。
京都千年天文学街道ツアー事務局 http://www.tenmon.org/tour/
info@tenmon.org
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一昨日明月記コース 昨日は京大コースを歩いてきたが寒くて風邪ひいたみたい