その日京都は雪でした。洛北の4F(K教室)まで機材を運ぶ学生たち。始まったのはすでに暗くなってから、司会者も壇上のプレゼンもなし。それでも約30名の学生がいくつかのブースに分かれて、自分たちの研究発表を行っていました。印刷した長いプログラムリスト、模造紙にマジックで書いたフローチャート、MZ80(だったと思うが)でキャラクターだけで描いたグラフ・・・などを見せて説明しています。
なんせ1週間で急遽集めたものばかりです。出町(鴨川)のめぼしい学生に声をかけ出展を勧めてどうにか開催したというより強行したのが第1回卒業研究発表会でした。スエピーさんに「これだけの技術を学生個人と担当教員の記憶だけにとどめておくのはもったいない! 卒業までの成果を発表する場を設けよう!」と言う言葉で始まったと書いてもらったがそんなカッコイイものではございませんでした。
今年で第28回ということは第1回は27年前かぁ!こんな未熟児がよくまあ成長したもの・・・父親モード
卒業研究発表会の起源