森と文明の物語―環境考古学は語る (ちくま新書)
実に面白い本で眼からうろこが落ちます。森が失われていった歴史が著者の専門である植物の花粉の研究から語られています。メソポタミアから中東一帯にはレバノン杉の森だったのが古代文明によって荒らされ、早くも砂漠と化してしまった。ヨーローッパは中世末から森が失せてしまった。開発という名の自然破壊・・・
この本2年位前に読んだけど、なくなってしまいました。昨夜積み重ねた本束の中から出てきて、読み直しています。新書なので1~2日で一気に読めますからゼヒお勧めです。