世紀の天体ショーは終わりました。26年後には能登半島でナマで観たいな。
ところで実は日食は毎月起こっているのです。月が太陽と地球の間に入っても、その影が地球に落ちるのは珍しいが、地球の外にできるのは日常茶飯事。それを見るにはスペースシャトルに乗っていけばいいわけです。26年後には無理としても今世紀中にはそんな日食ビジネスが実現するでしょう。雨や曇りの心配も一切なく100%皆既が見えます。
ただしリクスは伴いますがね。
「星々」カテゴリーアーカイブ
☆日食当日
☆皆既日食まであと半日
いや12時間後には皆既食はすでに終わっています。天気が心配ですね、TVニュースはほとんど豪雨の被害と国会解散。瀬戸内地方以外はあやしいな、京都もトカラも。
太陽を直視せずに安全・安価・アンチョコに見る方法が木漏れ日観察です。厚手の紙に小さな穴をあけて、そこを通った太陽光を別の紙上で見るというものです。テレカの穴では小さすぎでした。晴れたらお試しください・
今朝、ある報道機関から「京都で次に見える皆既日食はいつですか?」という質問電話がありました。21世紀にはないのですが、22世紀以降は調べていないので調べてみてビックリ!30世紀までないのです。というよりそのソフトの精度の限界である30世紀末まで起こらない。皆既日食自体は2~3年に1度は起こっているのに。。。でもよくよく考えてみると地球の表面の70%は海ですから、見えるのはほとんど海上で、狭い日本列島の中の京都にたまたま月の影が来るのが少ないのは当たり前かも、と答えた次第です。
☆皆既日食まであと2日
SYNAPSE 2009トカラ皆既日食ライブ中継プロジェクト Project "2009 Solar Eclipse Live from Tokara."
そろそろ日食ライブ中継の準備をしましょう。WMPとFlashPlayerがあればいいようです。上記URLから図を表示させて島を選んでください。悪石島(何て読むのでしょうね?)が最適地らしい。普段は人間よりヤギのほうが多いのんびりとした小島にわんさか人が集まって来ているそうです。当日3億人いやもっと多数がライブ中継を見るでしょうから回線パニックが起こりはしないか?近畿だけでなくほとんど各地は曇りのようですね。
☆皆既日食まであと3日
今日は午後からものすごい雷雨、これで梅雨が明けて22日は晴れるといいが。。。
太陽と月の見かけの大きさはほぼ同じ、これはたまたまです。しかし軌道が円ではなく楕円なので多少変わります。地球が太陽の周りを回る軌道はほぼ円でその距離はせいぜい1%しか変わりませんが。月が地球の周りを回る軌道はかなり扁平で5%変化します。今月は8日06時39分に最遠(40万6233km、視直径29’22")で 22日5時14分に最近(35万7464km、視直径33’23") となり、11時35分に新月(太陽と同じ方向)なので、皆既時間が長いわけです。月が地球に最も近づき、太陽と同じ方向になるのが同じ日に起こるのも珍しく今世紀最大の皆既食と言われるわけです。
KCGIコラムに載りました。京都情報大学院大学 | 2009年7月 世紀の大日食
☆皆既日食まであと4日
科学技術振興機構(JST)が全国の小中学校や科学館などに配布した日食観測用グラス約4万8000個の一部に、遮光プレートが脱落する欠陥があったことが17日、分かった。遮光プレートなしでの観測は失明の恐れもあるため、JSTは「異常のあるグラスは絶対に使わないで」と呼び掛けている
とのこと。
さて上下の図では、どこが違っているでしょうか?間違い探しです。
皆さんのものは大丈夫ですね。確かめたほうがいいかも。その確認方法は
サポート情報にあります。
現在ほとんど品切れですが、アヤシイ製品はやめましょう。
☆皆既日食まであと5日
☆日食 重要なお知らせ
世界天文年日本委員会から日食の安全観察のためのメッセージが出されています。http://tenkyo.net/iya/eclipse/IYA2009_notice0626.pdf
ぜひご注意ください。
その要旨は
黒い下敷き、感光したフィルム(一部例外あり)、すすを付けたガラス、サングラス、カメラ用のND(減光)フィルターなどで見ることは極めて危険です(図)。目には見えない有害な光線(特に赤外線)が眼の奥に届いて網膜を傷つけたり、その結果、失明したりする可能性があります。太陽が暗く見えたとしても赤外線が通過して目をいためる危険があります。赤外線は目には見えませんが、目には有害なことが知られています。
☆皆既日食まであと7日
1週間前いよいよ秒読みに入ります。当日2限に「日食講演会(またはライブショー)」を行うことにしました。どのようにすればいいか、最適解を考慮中です。屋内でインターネットライブ、屋外で日食めがね(左図)を通しての観察、木漏れ日観察の方法。
みなさま、ご協力をよろしくお願いします。
洛北でも配信準備が始まりましたね。RAKUHOKU
PS 日食ねがねをご購入の方も多いようですが、3年後の金環食まで使えますから大切にとっておいてくださいネ。実は安いのもありますよ。
☆皆既日食まであと10日
http://www.astroarts.co.jp/special/20090722solar_eclipse/about-j.shtml
いよいよ10日先です。今回の日食が大日食と騒がれる由縁は
・わが国で見える皆既日食は46年ぶりである。
1963年7月21日には早朝の知床半島で起こりました。しかし本州ではわずかに欠けただけ。京都では10%にもいかなかった。したがってほとんどの日本人は部分食も見ていません。
・今回近畿では8割も欠けますが、これは1958年4月19日以来、51年ぶりである。
半世紀前だから皆さん記憶にないですね。
・今回は皆既時間が6分あり、これは異例の長さで21世紀最長です。通常では2~3分しかない。
・近い将来の大日食は2012年の金環食(これは京都から見られます)、その次は2035年の皆既食。能登半島から北関東で皆既で、京都でも9割欠けます。しかしそのころはもうヤバイ。京都で見えた最近の皆既食は幕末の1852年で、その後20世紀21世紀にはなし。
ということですから、みなさんぜひ見ておくべきです。コロナやダイアモンドリングは皆既ゾーンに行かないと無理ですが。


