心は孤独な数学者 (新潮文庫)
著者は「国家の品格」で有名ですが、れっきとした数学者です。ニュートン、ハミルトン(解析力学の完成者で四元数の考案者)、ラマヌジャン(ほとんど無名なインド人)という変人数学者について書かれています。ニュートンはやはり孤独な変人です。面白かったのは当時ケンブリッジ大学は法律家聖職者を育成する学校で、重要科目はラテン語、数学が開講されたのは彼が2回生になった時、ここで彼は初めて数学を学んだそうです。このときから数年間と40過ぎてから大著「プリンキピア」を書きあげるまでが最も数学物理を勉強した期間とか。その集中力はすさまじかった。一方で錬金術という怪しげな実験に凝ったり、50過ぎてからは聖書の年代学や造幣局長官という役人の仕事が主だったようです。天体力学を創り上げたけど観測には興味ないようで天文学者ではない。
ニュートンというと近代人と思いがちですが、まだまだマジシャン的な要素が残っている。
科学者とか研究者とかいう地位はまだなかったころですからね。日本での同世代人は吉良上野介です。
☆ケータイの破損と復活
おとといの夜、急に画面が消えて作動しなくなりました。帰りのバスの中、20時過ぎにすばる☆さんにメールしたのが最後。帰ってから充電しようとしたら充電赤ランプがつかない・・・おかしいな、コンセントを変えてもダメ。昨日、販売店に行って見てもらうと、店頭のオネーサン「あ~かなり古き機種なので部品はないでしょう、修理するよりも機種交換されては・・。」トホホ、でも電源が入らねば住所録を引き出すことができない。えっ~うまい方法があるんですか?大阪の方向を向けというTenさんの声がする!
ところが昨夜、再度充電器にセットしてみたら、なんと充電してる。相当時間がかかったが、今朝充電を終えて復活しました!なじかは知らねど、まずはやれやれ。
ここで話は一挙に聖書に飛びますが、イエスは13日金曜に処刑されたが3日目の日曜に復活したそうです。それと同レベルの奇跡とは言いませんが。
☆Google Earth の雲
☆天文ワークショップが
来月7日(土)に行われる天文ワークショップが「世界天文年2009公認イベント」として登録されました。
2009年はイタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いた1609年から、400年の節目の年です。国際連合、ユネスコ(国連教育科学文化機関)、国際天文学連合は、この2009年を「世界天文年(International Year of Astronomy:略称 IYA)」と定めました。
世界中の人々が夜空を見上げ、宇宙の中の地球や人間の存在に思いを馳せ、自分なりの発見をしてもらうこと。それが世界天文年の目的です。
みなさまのお越しをお待ちしています。ご一緒に楽しい会にしましょう。
京都コンピュータ学院 | オープンキャンパス | ワークショップ | 世界天文年2009「天文好き集まれ!」〜コンピュータで宇宙を観る〜
☆経済物理学~統計学のすすめ
経済物理学の発見 (光文社新書)
名前につられて買ってしまいました。本来ありえない組み合わせと思っていたがecophysicsという学問分野ができているそうな。著者は物理出身で経済現象をカオス理論で研究している人らしい。10年前と違って最近は評判はよろしからずです。うまくいかないわけはモデルができていない、不連続なことが多い、など(以前から言われていたこと)だけでなく、いろいろなところで頭から正規分布を仮定しているのが間違いだという記述にはフムフムでした。
そもそも正規分布とは極端に大きい、小さいことはほとんど起こらなくて、平均周りに集中している現象について適用されるものです。例えば人の身長とか測定誤差とか。。。ところが成績、収入、人口増加など本来正規分布になるはずがないのです。これじゃ予測と現実は違って当然です。偏差値による成績評価は生徒の人数が減ってしかも多様性が増すと意味が無くなりますよ、きっと。
数学が苦手な文系人も統計学を学んでほしいというのが読後感想でした
☆非常識とパイオニアスピリット 再1
常識とは18歳までに獲得した偏見の塊である
とはアインシュタインの言葉で気に入っています。光は直進するもので曲がるなんていうのは非常識である、まぁ一般常識ではそうでしょうが、常識のレベルが低いだけのこと。
地動説も進化論も提案されたときには非常識極まりないものでした。地球が動くとか人と猿が同じ先祖なんて到底受け入れられるものではありませんでした。時代が下がってからも分子原子なんか見えないものを前提にした仮説は無意味だと言われていました。
いや別に当時の常識を責めているのではありません、常識とはそのくらいのレベルだということですね。そんな研究がなんの役に立つのかという問も大抵の場合同じ愚問です。
これらの理論に基づくさまざまな技術の製品を現在われわれは享受しています。あなたの周辺のカーナビ、パソコン、デジカメ,、エトセトラ。
パイオニアは世に受け入れられず、迫害に遭うことは仕方ないのかも。
☆Google Mars
火星にも行けるそうで、試してみました。Miyamotoと検索するとMiyamotoCratorが出てきます。画像が大きすぎるのでここから見てください。
クレータMiyamoto
クレータMiyamotoについての解説はここをクリックまたはアキュームを参照
☆Google Earth のフライトシミュレータ
クリック拡大
おもしろいです。はまります。
新しいGoogle Earth [ツール][フライトシミュレータ]を選ぶとあなたはたちまちパイロット。
東山の上空を南から北へ飛んでいきました。琵琶湖が見えます。遠くには伊吹も。
下降、上昇、旋回、あれっ うわっあ~墜落・・・・
☆第2の地球が見つかった(?)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/astronomy/
第2の地球(?)が発見されました。1995年以降、太陽系の他にも惑星が300個も見つかっていますが。このたび最小の系外惑星を発見されました。地球よりもやや大きく、岩石性の表面らしいです。
しかし表面温度は摂氏1000度から1500度の間、暑くて水は蒸発し溶岩で覆われているでしょう。また親星に極めて近い軌道を周回しており、20時間で一周している、やっぱ生命はムリみたい。でもそのうち見つかるでしょう。詳しくは京都コンピュータ学院 | オープンキャンパス | ワークショップ | 世界天文年2009「天文好き集まれ!」〜コンピュータで宇宙を観る〜でお話しましょう。
☆Google Earth Ver5
Google Earth が更新されました。
Google Earth、海底探検も可能に(ITmediaニュース) – Yahoo!ニュース
海底にも火星にも行けます。過去にも行けるそうな、ホンマ?それじゃタイムマシンだぁ
