☆7月22日の皆既日食

日食

http://www.astroarts.jp/special/20090722solar_eclipse/image/local.gif
 今年最大の天文イベントで100年にいや200年に一度の大日食といわれています。画像をクリック拡大してみてください。トカラ列島、上海などでは皆既時間が6分も続きます。京都でも11時ころ8割も欠けます。水曜日ですが。
 アフリカで起こったときにはキリンが走り出し、南極で起こったときにはペンギンが大騒ぎだったとか。アマテラス隠れ神話のもとになった天象で、古代人もビックリです。平安時代、朝廷では皆既の間はみんな屋内で謹慎していたそうです。

しかし今やこれも商業ベース、ダイヤモンドリングを見ながらハネムーンという企画をしている旅行会社もあるとか

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☆吊り革手すりを

 カーブにさしかかると、「危険ですから吊り革手すりお持ちください。」というバスのアナウンス。ところが見ればバスの中に吊り革なんてどこにもない。古いテープをそのまま使っているのがバレバレです。
 コピペするとき、せめてそっくりそのままはやめましょう。

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☆怒れる浅間山

 浅間山が怒っています。日本の代表的な活火山で685(天武14)年以来何回も噴火の記録があります。有名なのは1783(天明3)年大噴火で3ケ月にわたって、関東一円には噴石落下、山火事、降灰があり死者は1000人を超えたそうです。噴煙は上空に昇り、太陽光をさえぎり冷害を招き、「天明の大飢饉」をもたらしました。
 いや、日本のみならず、火山灰は全世界上空に広がり、ヨーロッパにまで冷害の原因となりました。そのため、フランス革命が起こってマリーアントワネットがギロチンにかけられたのも、さらにナポレオンがロシア遠征に失敗して失脚したのも、その寒さのため・・・・元はといえば浅間山の噴火のせいです・・・・・
100%は信じないでくださいネ。

 桜坂じゃなくて桜島も噴火して、、富士山は大丈夫かな?
ちなみに比叡山は火山ではありません。

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☆コメント認証いらず

 castorのブログにはなぜかまだコメントの画像認証がついていますが、これは単なる飾り。あの隠し文字を読み取って入力する必要はありません
気軽にコメントよろしくお願いします。

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☆本日の「情報」支援セミナー

 90年代初頭に「情報リテラシー教育」というと、まずはPC98で一太郎を起動させてタイピング、そして検定試験合格を目指したワープロ実習でした。2級合格者となるとソンケイの眼で見られたものでした。それにあたるものは今は何でしょうか?メールを自在に使えること、MSOfficeを使いこなせること、Webから必要な情報をダウンロードできることなどでしょうか?
 しかし今日の実教出版主催「情報」授業支援セミナーを聞いていると、高校の情報では「情報モラル」が非常に大きなウェイトを占めている、今後もその傾向のようだと思いました。それは確かに重要なことですが、なにやら技術が2番手になっていきそうでサミシイ。生徒はケータイを持ってこないようにとか、ネットいじめはいけませんなんてことまで、情報の授業範囲になりそうな気がしてきました。これは現代社会というか公民というか、昔の言葉で言えば社会科であり、ホームルームでやるべき内容です。
 もっとコンピュータを使って情報を収集し法則を見つけることを学んでほしいものです。

京都コンピュータ学院 | オープンキャンパス | ワークショップ | 世界天文年2009「天文好き集まれ!」はしっかりPRしました。

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☆新学習指導要領

小中高の学習指導要領はよく改訂されます。次回のものは新しい学習指導要領 「生きる力」-文部科学省にあります。私の関心は高校生は何を学んでくるのかということです。
 数学では統計が重視され、必修である数Ⅰに「データの分析」があり、複素平面が数Ⅲで、これらは復活というか出たり入ったりですね。理科は大変です。科学の進展が目覚ましいのでアタリマエかもしれません。40年前と変わらないのは物理だけでしょう、たぶん。
 問題は情報です。従来の情報A,B,Cの3種類が「情報の科学」「社会と情報」のどちらかを履修することになります。「情報の科学」のキーワードは「問題解決」と「科学的な考え方」ですが、これを理解させることは難しい。施行は4年後の予定ですが、前倒しになる可能性があるので、われわれも早めに対応していく必要があります。

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☆黄金の国ジパング

金・銀・銅の日本史 (岩波新書)

 工学屋さんらしい技術中心の歴史の見方が実に面白いです。
これからの考古学研究者は理工学の基礎を系統的に身につけることが必修とすべきであることを語っています。
これまで人間が取り出した金の総量はたったのプール3杯分しかないそうで、そのうちのかなりは日本から。奈良の大仏、平泉金色堂、金閣寺もさることながら、戦国時代から江戸時代にかけて、多分日本は世界最大の黄金の国です(マルコポーロが書いたことは後で事実になった)。甲州、佐渡、石見、生野・・・を押えた秀吉、家康はものすごい大金持ちだったようです。
 ところが、その金銀は今はなし、どこに消えたのでしょう。スペイン、ポルトガルとの南蛮貿易で大損したというより持っていかれたらしい。その貿易船を襲って略奪したのはイギリス、オランダの海軍(=海賊)ですが。幕府は慌てて鎖国した(鎖国はもっと評価さるべきと思う)、それでも長崎から流れた。
 
 日本人がお人好しで、騙されやすいのは昔も今も・・・なんですかねぇ。

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☆春節(続)

 日本と中国では1時間の時差があり、同じ現象でもそれが起こる時刻は異なります。新月(満月でも)は一瞬の出来事なので、日本では16時でも、あちらは15時というように。もし新月が日本時間0時半に起こったとすれば、中国時間では前日の23時半に起こったことになり、日付は1日ズレるわけです。決して中国の正月が1日早まるのではない。日本中国は同じ日でも、べトナムでは前日ということもあります。
 それが2027年と2028年に起こりますからご注意を。でも18年後にもまだ旧正月という行事が続いているでしょうか?日本は明治初に太陽暦に変えましたが、旧正月祝いは昭和の中ころまでやっていました。今はほとんど忘れていますね。中国、韓国、北朝鮮、台湾、ベトナムなど東アジアの多くの国で、元日と正月は使い分けています。

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☆春節

 あけましておめでとうございます。
東アジアのほとんどの国にとって今日はお正月ですね。一去年行った天津科技大学の学生から年賀メールが来ました。
旧正月とは1月中旬~2月中旬の新月の日で、毎年変わります。新月ですから日食がおこることもあり、実際今日もインドネシアでは金環食が見られます。

ところで旧正月の日が国によって異なることがあります。2027年には日本は中国より1日遅れる・・・なぜでしょう? ヒントは時差です

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☆オバマの就任演説

 うまいですね,内容も話術も。人の心を動かし勇気を与えるスピーチとはかくなるものか!張儀や蘇秦もそうだったのでしょうか?
わが舌を見よ

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