う~む、期待が大きかった分、落胆も大きいのです。
前回の「招かれざる客達」で、
美味しそうな前菜をいっぱい並べたので、
メインディッシュも美味いだろうな~っと予想しましたが、
どうやらぉぅぇぃのお口に合わなかったようです。(TдT)
まあ、気を取り直して、行きましょう。
まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:
http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
セルベリアが何の気なしに手にした、床に残されていたラグナイトの結晶。それはファルディオがアリシアにプレゼントしたものだった。
アリシアの身に何かが起きたことを察したウェルキンたちに、イェーガーーはこの城で起きている陰謀について教える。
ガリア義勇軍と帝国軍、相容れない両者ではあったが大胆にもウェルキンは共闘作戦を持ちかけた。
同じ頃、目を覚ましたアリシアは銀髪の少女がぐったりとしている様子に息を呑む。ヴァルキュリア人の末裔であると言われている、コーデリア姫その人だったのだ。果たして公主誘拐の裏に潜む陰謀とは。ウェルキンたちは助け出すことができるのか…。
第12話のあらすじ:
- 前回の回想(約一分)
- アリシアとコーデリア姫が乗せられた馬車、城から出発する。
- それを密かに見守っているのは、帝国軍のセルベリアちゃんの補佐官であるカール少尉。
- 城の中に、カールは自分が見た事象をセルベリアちゃんとイェーガーに報告する。
- セルベリアちゃん、何気なく見渡したら、アリシアの手から落ちた遺跡の破片を見つける。
- ファルディオ、ウェルキンらと合流し、アリシアが居ないことを気づく。ファルディオ走り出す。
- セルベリアちゃんが遺跡の破片を拾うと、ファルディオが都合よく現れ、アリシアについて問う。
- 馬車の中、アリシアが目覚め、自分とコーデリア姫は縛られ・誘拐され、連邦側に連行されていることを知る。
- 城の中、イェーガーは遺跡の石をウェルキンに返し、コーデリア姫と一緒に誘拐されたのはアリシアであろう…という的確な推測を告げる。
- ファルディオ、黒幕は帝国じゃないかと問うと、イェーガーは利が無いことをやらない。「ガリアを連邦を売り渡して権力を得たい人の仕業だろう」と的確に推測する。
- 城の一室の中、コーデリア姫の誘拐を連邦亡命劇に見せかけることについてボルグ宰相と連邦大使が密談。。
- ガリアが連邦の属国になったら、ボルグはガリアに任されるだろうと連邦大使が約束する。
- アリシアが連れさられる理由が無いとウェルキンが問うと、イェーガーは「巻き込まれただろう、たまたま居合わせたとか」と的確に推測する。
- ハンス、廊下の床で頑張ってクンクンしてアリシアを探すのも、見つからずに悲しげに見上げる。
- セルベリアちゃんたちが去ろうとしたら、ウェルキンは義勇君と帝国の共闘・共生を提案する。
- イェーガー、あっさり受け入れる。
- 従軍記者のイレーヌ、ウェルキンらと帝国側の話し合いを目撃してしまう。
- その後、ウェルキンに話し合いの内容を問う。
- 車の中、カール・イェーガーとウェルキンは無線で作戦について連絡しあう。
- セルベリアちゃん、なぜイェーガーが協力したと問うと、「ウェルキンらは戦う相手に見合うかどうかを計るため…。」と。
- エーデルワイズ号のそば、ウェルキンとファルディオがこの作戦について語る。
- 銃をウェルキンに渡した後、ファルディオとラマールは一足早くバイクで出発し、ウェルキンとイサラはエーデルワイズ号で追う。
- 城の外、イレーヌは何かを張っているが、何も起こらない。
- ついでにウェルキンとの対話「この件は応援してもよい?」と回想する。
- 振り向いたら、そこには連邦の車。
- 馬車からトラックに乗り換えられたアリシアはコーデリア姫を起こす。
- 心配せずに一緒に逃げましょうとアリシアが言うと、「1人で逃げてください」と諦めのお言葉。
- バイクでファルディオとラマールが急行中、「間に合うはずだ」とファルディオ。
- ファルディオ「派閥争いをする軍部、存在感のない統治者、好き勝手にする大臣たち、この国は泥舟だな」。
- 前を見たら、怪しいトラックを発見。このことを無線でウェルキンに伝える。
- イサラ、エーデルワイズ号で近道。
- 王女拉致者、後から接近してくるファルディオらを気づく。ファルディオ、バイクからトラックに飛び移る。
- 助手席の人は攻撃しようとしたら、ファルディオに引き落とされる。
- 運転席の人、発砲したが、当たらない。
- いつの間に、近道エーデルワイズ号はトラックの前に現れる(右は壁、左は峠の山道だけど…。)。
- トラック、あっさりとエーデルワイズ号を追い越す。
- 後方のエーデルワイズ号からウェルキンが現れ、誘拐された二人に「こちらに飛び移れ」と指示する。
- コーデリア姫、相変わらず「一人で逃げてください、私が居なくなっても、ボルグはうまくやってくれるだろう」と。
- シーンは城の中に戻り、去ってゆく連邦大使は、「コーデリア姫の亡命の置手紙はどんな内容?」と聞くと、見送りのボルグは「連邦大使の話に感銘し、連邦への憧れが強まった」と。
- この二人の対話、イレーヌは目撃してしまう。
- 再びトラックの上、アリシアは無気力のコーデリアに「いい加減にしなさい!」とキレる。
- 「なにをしても変わらないと思っているみたいだけと、今まで何か本気でやったことある?」など、いろいろお説教。
- 「ウェルキンを信じて、飛びなさい」と指示。
- ファルディオに落とされたと思われた助手席の人、トラックに這い上がり、アリシアを人質を取る。
- トラックとの合流場所と思われるところに、イェーガー一行が到着し、蒼く光るセルベリアちゃんが降りる。
- 再びトラックの上、人質を取った誘拐犯と義勇軍がこう着状態になった。
- と思いきや、ウェルキンは銃を構えると、「やめろ!アリシアに当たったらどうするんだ」とファルディオは吼える。
- アリシアとウェルキンがアイコンタクト、アリシアの「撃って!」の叫びの後、ウェルキンは発砲する。
- 激しく振動している戦車の上のウェルキンは、激しく振動しているトラックの上の誘拐犯の右腕を精密射撃。お見事!w
- アリシアとウェルキンに励まされ、コーデリア姫はエーデルワイズ号に飛び出す。自ら踏み出す第一歩か?
- 当たり前のように、ウェルキンはナイスキャッチ。
- いつの間に、ファルディオは助手席の外から運転席の外に移動し、運転席に居る誘拐犯を蹴り飛ばす。
- そうしたら前は急カーブ、曲がらなければがけ下に落ちてしまう(ガードレールが無い)。
- ファルディオは急ブレーキを掛ける、危機一髪!
- ギリギリなところで、トラックは踏みとどまる。
- ファルディオ、アリシアの縄を切る。
- そこに、ウェルキンが駆けつけ、「大丈夫か!?」と。
- アリシア、「全然大丈夫じゃない、スージーから借りたドレスはボロボロ汚れてとほほ」
- ウェルキンが安心すると、いつものウェルキンとアリシアの平和な掛け合い。
- 郊外、ウェルキンから連絡を受けるイェーガーは、「一度属国になれば、元に戻すのは難しい。オレのように」と(イェーガーーは帝国の属国になってしまった国出身って設定です)。
- 夜が明け、城の中でコーデリア姫はボルグと共に、ウェルキンとファルディオを接見する。
- ウェルキンの助言の通り、コーデリア姫はこの件を公にしないことを決意。
- 城の外、イレーヌはアリシアらに近づけ、「お姫様をどうした?」と問う。
- 説明を受けた後、イレーヌもこの件を公にしないことを約束する。
- 「でも気をつけて、(今回の一件で)、強すぎるジョーカーを引いてしまったようなものだよ」と。
- 再び城の中、コーデリア姫はボルグに「これからも力を貸してくれますね」と尋ね、ボルグは快諾。
- ウェルキンに「アリシアに伝えて、あなたの言葉とウェルキンへの信頼が無ければ、私はここに居なかった」と。
- 城の廊下に歩くファルディオは、「なぜ撃てた・アリシアに当たると思わなかったか」とウェルキンに問う。
- 「考えてなかった、なんでだろう。アリシアなら大丈夫と思った」と、ウェルキンは振り返る。
- ウェルキン、遺跡の石をファルディオに返し、「この石のお蔭でアリシアが誘拐されたことを知った、助かったよ」とお礼の言葉。
- ボソっと「助かったよ…か」と、ファルディオは「お前の言葉は、時々、酷く傲慢に響く」と。
- 「もしオレが、アリシアを好きだと言ったら、どうする」とファルディオ言葉を残し、去ってゆく。ウェルキン、呆然。
いや、何と言うか、ご都合主義にもほどがある。
何かここまできたら、興ざめですね。(´・ω・`)
前回でテンションが上がったのに、ちょっと凹んでしまいました。
結局「招かれざる客達」のスネークイェーガーらは、
本当に趣味の潜入を楽しんできただけ。
何となく見渡すと、そこにはヒントとなる石を見つける。
イェーガーはレベル7の接触感応能力者(サイコメトラー)並に的中しまくる。
ウェルキンとの共闘を計るも、実はあんまり役立っていない帝国軍側。
蒼く光るセルベリアちゃんは、
普通に拳銃で片付けるストリートファイトを、
素手で処理しただけ(しかもそのシーンはアニメで描かされていない!)。
一国の指導者であるコーデリア姫王女誘拐作戦by一国の摂政の宰相だったのに、
実行部隊合計4人で、使う機材は拳銃2丁と、馬車とトラックと乗用車一台ずつ。
誘拐された人は手だけ軽く縛って、
人質を取るときは、お姫様ではなく、
正体が明かされていない一般人であるアリシアを取る。
しかも情報がただ漏れ、普通に帝国軍にも普通の記者にもバレてしまう。
どうみてもプロではなく、
普段はラグナイト工場で働いている兼業工作員に違いない。
エーデルワイズ号を戦車ではなく、普通のトラックの代わりに使ったり、
トラックを止めることを考えずに、姫を車間飛び越えさせる。
ウェルキンの射撃の腕はシティハンター冴羽りょう並みだし、
誘拐犯の射撃の腕はショボすぎる(1.5メートルの距離で当たらない)。
あ~思い出すだけで、何か悲しくなってしまう今回の「さらわれた姫君」。
ぉぅぇぃ的に、今回は今までの12話の中で、
もっともガッカリした回になりますね…。
まあ、期待が大きかっただけ…という可能性もありますが。
何はともあれ、ガッカリしても、時間が進んだら、来週になります。
予告を見てもそうですが、
タイトルを見ても、来週の「戦慄の移動要塞」は、
とても久しぶりの「戦場」が見れる「戦場のヴァルキュリア」に成りそうですね。
ちなみに、予告のセリフはグレゴールでした。
彼曰く、彼は「悪魔ではなく、断罪者である」と。
まあ、ある意味当たっているかもしれませんね。
おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!
*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:
- 第1章「戦火の出会い」
- 第2章「コナユキソウの祈り」
- 第3章「第7小隊誕生」
- 第4章「束の間の休日」
- 第5章「クローデン奇襲戦」
- 第6章「従軍記者、奮闘す!」
- 第7章「ダルクスの災厄」
- 第8章「紐解かれる歴史」
- 第9章「蒼き魔女」
- 第10章「吹雪の夜」
- 第11章「招かれざる客達」
- 第12章「さらわれた姫君」
- 第13章「戦慄の移動要塞」
- 第14章「ファウゼンの選択」
- 第15章「歌姫の過去」
- 第16章「語られなかった想い」
- 第17章「精霊節の贈り物」
- 第18章「八月の雨」
- 第19章「涙」
- 第20話「愛しき人」
- 第21話「はかなき絆」
- 第22話「とまどい」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第24話「決意」
- 第25話「護るべきもの」
- 第26話「決戦」
(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!アニメにガッカリしたら、ゲーム版で口直し、これ最強!