ファイナルファンタジーXIII
さて、12月17発売のファイナルファンタジー13ですが、
初日の売上は100万を超えているらしい。
まあ、その百万の一はぉぅぇぃが購入したやつです。
ゲームの購入はAmazon.comに頼ることが多いのですが、
関西のほうだと、基本的に配達が遅いので、
今回は「発売当日で届く」と噂されているJoshin Webで購入しました。
メール便ではなく、普通にクロネコヤマトの宅急便で送られてきたようで、
お嫁様が17日当日で受け取ってくれました。
まあ、スグにでも遊びたいのですが、そう簡単には行かないのは、社会人の宿命。
結局17日木曜日は30分ほど遊んで、18日金曜日は1時間半ほど遊んで、
19日は家族サービスで出かけて、そしてやっぱり1時間半ほど遊びました。
PSNでフレンドのトロフィーを見ると、私よりも先に進んでいる人が多数…、
まあ、のんびりゆっくりゴーゴーで。(*゜ー゜)
さて、今まで合計3時間強遊びましたので、今日のブログのネタとして、
その分の感想レビューを簡単にしたいと思います。
ちなみに、ぉぅぇぃは今年春の体験版をあえて遊ばず、事前に情報もあんまり収集せずに、
いわゆる初見プレイで、結構ピュア(?)な気持ちで遊んでいました。
まず、最近のファイナルファンタジーと言えば、
グラフィックの美しさは第一のウリに成っています。
今回のFF13もかなり気合が入っていると思います。
次世代ゲーム機でこういうハイクオリティの物を結構見てきましたが、
画面の美しさはその中でもトップ3に入っていると思います。
見るだけで、「こりゃ金掛かってるな〜」と感じるようなものですね。
ただし、ストーリーの部分に時々極端に低下するフレームレートがちょっと頂けない。
今のところ、戦闘時のカクつきは感じていませんので、
ゲームプレイ自身にはほとんど影響がありませんが、
ストーリーシーンのところところカクカクになってしまうのは、
やっぱりちょっと興ざめしてしまいますね。
カクカクになってしまうところを見ると、おそらくその部分は全部PS3上で、
リアルタイムでレンダリングしていると思います。
この取り組みは技術的に結構頑張っていると思いますが、
カクカクになってしまうくらいなら、その部分だけ全部プリレンダしてしまって、
ムービーとして再生しても特に支障がなく、ゲームの品質的に良かったと思います。
個人的な主観ですが、こう感じられるのは、調整不足…のような気がします。
この現象が現れるのは全体の1〜2%前後くらい?かと思いますし、
大事なシーンでもありませんが、
(おそらく大事なシーンは丁重に調整したり、ムービーでやっていると思います。)
カクカクを見るとちょっと萎えてしまうのも事実ですね。
ただし、リアルタイムのレンダリングで、これだけの高品質のグラフィックを出せるのは、
それはそれでかなり気合を入れて作ったと思います。
特にキャラクターの表情の微妙な変化の表現や肌の質感など、
今までPS3のゲームの中でも、ダントツ一位でしょう。
例えばカメラを引いたときに、テクスチャを荒くしたり、
何かを誤魔化すような微調整を加えれば、結構よくなるだろうな…。
まあ、クォリティとコストとリソースの兼ね合いだろうけどね。
次に、戦闘システム。
いやいや、初期段階で出た情報を見たときに、それほど面白さを感じませんでしたが、
これはかなりよく出来ています。
最初のほうは、とりあえず◯連打、時々ポーションを使えば勝ちます。
まあ、その時は「なんだこの連打ゲーム」と思いました。
が、主人公らが成長するようになって、ロールを切り替えるようになると、
一気に面白くなってきました。
最初はとりあえず操作や画面を慣れてもらって、
それから徐々に出来ることを増やすような作りでしたね。
基本的に、このロールのシステムは、前作のFF12のガンビット作成を自動化して、
そして複数のガンビットを選べるようになる…のようなシステムですね。
ロールは全部6種類あります。
いずれも思考パターンが違っていて、優先的に行うことが変わってきます。
そして、結構賢いのですね。
6種類のロールは、
攻撃的なアタッカー、属性攻撃をするブラスター、防御的なディフェンダー、
補助的な立場では、回復訳のヒーラー、味方強化のエンハンサー、敵弱体のジャマー。
プレイヤーは基本的に各キャラクターに直接コマンドを出すではなく、
何らかのロール=役割を担当してもらう。
Aさんは攻撃でBさんは防御でCさんは回復…とかそんな感じですね。
従いまして、今回のFFの戦闘は基本的に戦術的に…というよりもやや戦略的です。
ロールの集合はオプティマと呼ばれ、プレイヤーは戦局を見て、
その場に適しているオーダーを発令する…のような感じですね。
後、どうも製作者の意図では、今回はFFは「考えて戦え」ですね。
先ほども言いましたが、最初は連打で適当勝てますが、
あるところまで進むと、適当に◯連打すると、
エンドレス全滅ワールドに突入してしまいます…。
ちなみに召喚獣を取るバトルも、何らかの特殊の戦い方が要求されるようです。
最初のスノウのシヴァ姉妹(スティリアとニクス)戦も、
ちと苦労してしまいました。
ちなみに、ちょっとヒントですが、このバトルでは、「耐える」ことが大事です。
現在は序盤なので、またまた出来るコトが少ないと思います、
まあ、これからはバトルの形はどう変わるかは分かりませんが、
今の状態でも十分に面白いです。
FFらしく、斬新な形を挑戦して、そしてなかなか面白い…って感じですね。
フィールドですが、バトルと違って、今のところ完全に一本道ですね。
迷宮を探索している感覚がなければ、荒野に散策という感覚も全くありません。
ひたすら進んで、進んで、進んで…、それだけですね。
ところところY字の分岐がありますが、本筋ではないルートはいずれも短く、
そして端点(?)に必ず宝箱があるという親切設計(?)
そういう意味では、非常にシンプルで、人によってはシンプルすぎて、
探索や謎解きが好きな人には向いていないかもしれません。
その代わりにマップに進むことは完全のストレスレス仕様です。
「方角間違った〜」「宝箱取りそこねた〜」にはほぼ無縁な世界。
これも話進むと、ちょっと変わってくるかもしれないけどね。
そして、キャラクター。
FF6以降、キャラクターの性格が強くなってきて、自己主張が強くなってきています。
今回のFF13もその傾向が強い。
いずれのキャラクターも結構立っていますので、
キャラクター作りには成功していると思います。
序盤なので、語られていないことも多いのですが、
今のところ、いずれのキャラクターもステレオ型や一直線ではなく、
心の中に何かを隠し持っている…という感じですね。
そういう意味では、あんまりお子様向けではない…かもしれません。
まあ、中高生以上ならOKと思いますが。
ちなみに、我が家(ぉぅぇぃ+お嫁様)は、各キャラクターに愛称(?)を付けています。
ディスカッション(?)するときは愛称を使って呼んでいます。
- ライトニング
- ライトニングさん(唯一ニックネームがない。しかも何故か「さん」付け)
- スノウ
- 自称ヒーロー
- ヴァニラ
- モー娘。ちゃん
- ホープ
- 少年
- サッズ
- 日曜洋画劇場
最後に、ストーリー。
こちらもまたまた序盤なので、なんとも言えないところもありますが、
割りとよく出来ていると思います。
少なくとも、今のところFF12よりも感触がいいですね。
ただし、ホープ君関連の話は、今のところちょっと無理さを感じているのは玉のキズ。
後、用語が多くて、とっつきにくい…という点もちょっと気になります。
ファルシとか、ルシとか…ね。
まあ、ゲームの中にかなり豊富なドキュメントが用意されていますので、
わからなくなったら、読みに行けば良いですね。
しかし、ドキュメントを読むのが好きではない人だと、
これはちょっとストレスかもしれません。
さて、3時間しかプレイしていないので、本質に触れてないところも多いと思いますが、
今のところ、値段相応・価格以上に楽しんでいると思います。
ぉぅぇぃは長いRPGの途中にギブアップしてしまうことが多いのですが、
今回は最後まで進めたらいいな〜って感じです。