新生姜の炊き込みご飯のレシピ

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針生姜の炊き込みご飯 レシピ

  新生姜の炊き込みご飯

一般に食べられているショウガには,新生姜と土生姜(ひね生姜・囲い生姜とも言う)がある。前者は土から掘り出してすぐのもの,後者は,それをしばらく貯蔵したものである。すし屋の生姜(ガリ)は新生姜を酢漬けにしたものである。
今ではハウス栽培が普及しており,新生姜は5月から10月,地方によっては12月頃まで出荷される。街のスーパーでもよく見かける,芽がピンクのものである。

写真は,その新生姜を細く切って炊き込みご飯にしたもの。京都市内のとある飲み屋で出てきたものであるが,美味かったので後日自分で作ってみた。

作り方

およそ炊き込みご飯というものは,醤油,酒,出汁になる鰹節・いりこ・貝柱の干物など,の三つの調味料と,混ぜ合わせるものがあればなんとかなる。みりんや砂糖を入れる人も多いが,筆者は辛党なのでそういったものは入れない。ただし,醤油も酒も添加物の少ない,できるだけ良いものを使うようにしている。良い醤油はそれだけでかなり美味い出汁になる。良い酒も無論。

米は普通に洗って炊飯器に入れる。
規定の水の分量に対して,酒を入れたら酒の容量を引いた分の水を入れる。とは言っても,そんなに酒を大量に入れる必要は無い。少々でOKである。

醤油は,炊き上がったご飯に,ここまでかけると辛いだろうなと思う程度,注ぎ込むのだが,その醤油の容量の分も多少は差し引いて水を入れる。

あとは鰹節などの出汁になる乾物であるが,最近はティーバッグや出汁用のナイロンの網袋が売られているので,出汁取りも簡単になった。鰹節やいりこなど,大抵の場合は煮すぎると臭みが出るので,最初に湯で出汁をとっておいて,その湯をすこし冷ましてから炊飯器に入れればよい。

ともあれ,あまり難しく考える必要は無い。以上を用意して,新生姜を細く切る。2合に生姜1カケくらいでよいと思う。いわゆる針生姜にして,炊飯器に放り込む。
あとは電気スイッチをONにする。

出来上がったら,混ぜるのだが,そのときに味見をして,塩気が足りなければ,塩を入れる。炊き込みご飯というものは,塩分が米の中に染み込むので塩分の取りすぎになりやすいから,最初から十分な塩気を入れるよりは,出来上がったときに表面に塩分をまぶすような感覚で味付けするのが良い。炊き上がった飯に醤油をかけると,醤油の臭みが出るので,後の味付けは塩だけにすること。

酒と醤油で煮えた針生姜の辛味が,米の甘みと混ざり合って美味いものである。
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京都情報大学院大学

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