パエリア パエジャ のレシピ その5

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パエリア パエジャ のレシピ
パエリア パエジャ のレシピ その2
パエリア パエジャ のレシピ その3
パエリア パエジャ のレシピ その4

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料理というものは,家で作るときは,ちょうど家族の分,せいぜい5人前程度を作るのが,一点集中できてうまくいくことが多い。それが宴会やらパーティになって,10人分とか20人分になると,集中できなくて,失敗することが多くなる。
しかし,カレーなどの煮物は,ある程度量があったほうが,美味くなる。ギネスブックに挑戦するために,やたら大量に作るというような例外を除くと,上手に大量を作るほうが美味いように思う。
そこで,パエリアについて考えていたのだが,これはアウトドアで,ある程度大量に作ったほうが美味いのではないだろうかと思うに至った。
職場の宴会用に,大型のフライパンか鍋を調達して,学生さんたちといっしょに作ってみようと考えている。鯛やスズキを丸ごと入れるとか,鶏も丸ごと一羽とか。豪快に行って見たいものである。
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パエリア パエジャ のレシピ

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パエリア パエジャ のレシピ その4

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米の量と煮方もコツを要する。
フライパンで米を炒めるときに,オリーブオイルをたっぷりと敷く。そして,熱されたオイルの上に生米を蒔く。米全体に油がからんだら,全体に同じ高さ(深さ?)になるようにならす。そのとき,米の標高?は1cmくらいが良いようである。あまり高く(深く?)すると,上のほうまで煮えにくい。これは,フライパンの面積によるので,米の量を指定するのは難しいのだが,高さで1cmくらいかそれ以下と覚えておいたらよいと思う。

スープを注いだら,混ぜる必要は無い。しばらくすると米が水分を含んでくっつき始めるが,そのときも混ぜる必要は無い。油がいきわたっていれば,出来上がってからでもパラパラほぐれるものである。

米は最近は無洗米をそのまま入れている。洗って水分を含ませると,べちょべちょする可能性があるからだ。スペインやイタリアでは,米を煮るときには洗わずそのままふりこむのが基本であるようだ。

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お子様の進学にお悩みの全国のお母様・お父様へ。
京都コンピュータ学院京都情報大学院大学では,料理のレシピだけではなく(笑),「生き方のレシピ」を伝授します。
大学が崩壊し,教育制度が瓦解しつつある今,次の時代はITです。そして何よりも,かつての「大学優位,専門学校下位」という思い込みはすでに無くなりました。学歴に伴う国家資格要件も生涯賃金も,もはや4年制の専門学校は大学と同等です。しかも,ITで修士号を取得すると,凡百の大学を遥かに超えてしまいます。現代の教育業界で,何が起こっているのか,どうか良くお調べください。勉強ができてそれなりの就職先があるのは,せいぜいトップ100校くらい,全国的に知られている大学以外は,大学の要件を備えているとは言い難いところが多くあります。そして今時,どこでも良いから「大学に」進学しろというのは,大学進学者数で昇給の決まる進路指導の高校教諭だけ,と言って過言ではありません。

未来の日本を支えるお子達を,私共にお預けください。IT/コンピュータの業界は今,深刻な人材難に苦しんでいます。これは,現代日本の大問題です。
IT/コンピュータ分野で「成功の人生」を。日本は技術立国です。

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パエリア パエジャ のレシピ その3

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パエリア パエジャ2

パエリア パエジャ のレシピ
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パエリア パエジャ のレシピ その4

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家庭で普通に作る,パエリアジャポンであろうと,カレーであろうと,極めつけは,なんといっても出汁である。
パエリアの場合は,鶏肉,魚,海老,貝の出汁の混然一体となったフクザツな出汁に,サフランが香るところが味の交響曲をなす。

カレーの場合は,鶏肉,牛肉の出汁に,炒めた玉葱の甘味,野菜,バナナの甘味,そして大量のスパイスが混沌の悦楽をなす。

日本人は家庭で炊事するときも,あまり出汁にこだわらない。せいぜいが市販の出汁の素だの化学調味料を少々入れる程度だ。おかげで,豚骨,鶏ガラ,魚のあら,など,天然の出汁の素はどの店でも廉価である。

面倒でも,豚骨や鶏ガラ,魚の骨やら煮干,干し海老,干貝柱などを家庭に常備しておき,あらゆる料理に使うと良い。特に,外来の料理は,出汁である。とことん,出汁である。

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パエリア パエジャ のレシピ その2

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蛇足ながら,多少のコツを列挙しておきたい。
家庭で普通に作る,パエリアジャポンである。

具は新鮮なものでなくてはならないのだが,街で新鮮な魚介を入手するのは大変である。
そこで,甚だ不本意でも冷凍を使わざるを得ないことがあるのは当然だ。

まず海老であるが,東南アジアやインドなどで養殖されているブラックタイガーは,現地で下ごしらえをして即座に冷凍されているものがある。これは冷蔵=チルドで輸入されるものよりはるかにマシである。
鮪などの魚が冷凍だと極端に不味くなるというので,低温保存の冷蔵という技術が発展したが,過熱処理する場合は,冷蔵で多少腐敗が進むものよりは冷凍のほうがマシであるように思う。少なくとも,あの海老蟹甲殻類の腐敗匂が少ない。

貝は,これも現地で砂抜きしてあって,おそらく保存料なども入っているものが良いかもしれないが,貝の場合は内陸でも生きているものが入手可能だろう。生きているもので無い場合は,ガチガチに冷凍されているものか,水煮の缶詰でも良いと思う。あさりの水煮の缶詰があれば,煮汁ごと入れたら良いだろう。淡水のシジミだと美味いのができるだろうが,現在,内陸であろうが湖水であろうが,本物のシジミは少ない。タニシでも美味いかもしれない。カタツムリでも良いだろう。要は,貝の出汁である。これがあるとないでは大違い。

烏賊が難しい。烏賊も古くなると臭い。烏賊は,足を引っ張って胴体から抜くと,内臓が全部くっついて出てくるのが,ある程度新鮮な証拠である。もし,そこそこ新鮮だったら,内臓ごとぶった切って放り込んだら良いが,胴体の中に内臓が残るようなのは,内臓はすべて取り去る。刺身用のホタル烏賊が茹でて売られているが,それを入れても美味い。烏賊も,白身のガチガチの冷凍が売られているが,烏賊は良いのがなければ入れないほうが良いと思う。古い烏賊の内臓はとてつもなく臭い。するめの匂いが強烈なのは皆さんご存知だろう。大人になって慣れると好きになる向きもあるのだが・・。

魚介類は,内陸で購入するならば,刺身用のものを使用するのがベターである。加熱用の素材は廉いけれども,かなり臭い。その古い魚介類の臭みがサフランの匂いと混ざると,唯の異臭の塊になる。内陸でも,鯛や烏賊の刺身など白身が売られているから,そういったのを入れると良いと思う。値がはるけど・・。

鶏肉も新鮮であるに越したことは無いが魚介ほど神経質になることはない。これも新鮮だと骨ごと入れる。新鮮でない場合は,骨や脂身を除いて,赤身を主体にする。内陸だと,山に入って野うさぎを捕ってくるのが良い。野うさぎは伝染病の媒体でもあるので扱いには注意すること。

サングリアを作る果物は,輸入物は皮に防腐剤を散布してあるので,よく洗うこと。洗っても薬剤が残るのは明白なので,できれば表皮,薄皮を全部剥ぎ落とすくらいの根性で当たりたい。温州みかんでも十分美味いのができるし,メロンでなくてマクワ瓜(マッカ瓜)でも良いと思う。

ベランダや庭で,蜜柑やレモンを栽培しておきたいところである。かんきつ類は,ベランダの家庭菜園でも,甘くないもの,香りに劣るものは,簡単に栽培できる。サングリアやマーマレードの材料には十分である。アメリカからの輸入ものは,皮は食べないほうが良い。アメリカ国内の基準値をはるかに超える農薬が散布されているらしい。

できるだけ良い材料を使って,豪快に作るところが,一番のキモである。だから,家庭内ではなくて,海辺の市場で素材を買って,海岸でバーベキューの代わりにパエリア,というのがベストなのかもしれないんだが・・。

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パエリア パエジャ

パエリア(パエジャ)のレシピ
写真は,パエリア,サングリア,ガスパチョ。

パエリアは,本場スペインのバレンシアではパエジャという。

スペインでレストランに入り,「ウーノ,パエジャ,ポルファボーレ!」と叫ぶと,これが出てくる。次に何か尋ねてくるので,大抵の場合他の料理か飲み物のことであるから,「サングリア!」と叫ぶ。他にごちゃごちゃ聞いてきても,笑っていれば,そのうち美味いものが色々出てくる。スペインでは何でも美味い。
パエジャは,メインディッシュというより,スパゲティやスープの類に分類されているようである。肉や魚料理を一緒に頼むと,パエジャが先に出てきたように記憶している。

近年は日本でも知られてきて,スペイン料理専門店のみならず,多くのレストランで見かけるようになってきた。しかし,本式のものは材料を揃えるのが結構大変で,国内では本当に美味しいと思えるものにはなかなか出会えない。

そこで,簡単に手に入る材料で,家で作る。日本式であるが,本場の味というものは,本場の水を使い,本場の風や空気に包まれないと,その味にならないので,仕方ない。

心得
 これはサフランで煮るリゾットみたいなもので,決して「焼き飯」の概念範疇ではない。「冷えたご飯を活用しよう」などという邪心は間違っても持ってはいけない。また,スープのベースは鶏と魚介である。従い,新鮮な鶏肉と新鮮な魚介類が全てを決する。それらが無いときはあきらめなくてはならない。さらに,高価なサフランを必要とするので,それなりの財務状況と根性を伴う必要性がある。

材料(一人前)
(家庭のフライパンで2人前~3人前なので,一人前の材料を記す)

米1合程度
鶏肉50~100gくらい(せせりや骨付き腿肉,手羽先などが良い)
バレンシアではこれに加えてウサギの肉を入れるのが本式だが,日本では入手しにくいので割愛する。しかし,ウサギの肉は出汁が濃くてとても美味いから,できれば探して入れたいところである。ウサギを追加するならば,鶏肉はすこし減らせばよい。

魚介
魚は,メバル,ガシラ,など根魚やイサキ,鯛のような出汁の濃い魚類が良い。カワハギ,ブリなどでも良いと思う。刺身でも食べられる新鮮なものを,手のひら1枚分くらい。
貝はアサリを4個~8個,ムール貝を4個くらい。海老は刺身用甘エビか車えびを3匹~5匹程度。

野菜
普通のピーマンか肉厚のレッドピーマンを少々
にんにく2カケ
玉ねぎを入れるならば1/4程度

香辛料他
サフラン(市販のスパイス小瓶で5~6人前程度),ベイリーフ一人3枚,胡椒,塩,適量。
マギーブイヨンか中華スープの素,あるいはスープストック。
オリーブオイル大量。

以上は一人前なので,人数倍すること。

作りかた

さて,いきなり隠し技で恐縮だが,料理にかかる前に,サングリアを仕込もう。スペイン産の渋い目フルボディの赤ワイン2本を,大きなピッチャーにドボドボと流し込む。メロン半分,オレンジ二つ,りんご半分のそれぞれを薄く切って,漬け込む。漬け込んでから1時間程度置いておくと果汁が染み出てくるので,買い物から帰ったその最初にしておくべきだ。
果汁が染み出たら,飲むときにファンタオレンジを好きなだけ入れる。ワインに対して,ファンタは半分くらいの量がいいと思うが,酒飲みはファンタを少なく,甘党は多い目に。ラムを追加しても美味いのだが,これは飲兵衛の邪道である。
「ファンタ?」と思われるだろうが,これはマドリッドの友人のお母さん(バレンシア出身)に聞いた話なので,たぶん本当である。「それはオレンジジュースのことを言っているのか」と確認したら,「違う,ファンタである」との回答が返ってきたから,どうもこだわりがあるらしい。しかし,コカコーラ社がスペインに入る前は,何を入れてたんだろう?謎である。

パエリア

最初に,サフランを湯のみに入れて湯にひたしておく。そうすると鮮やかなオレンジ色が出てくる。これがなければパエリアにならない。

次に,中華なべのような大きなフライパンに,たっぷりのオリーブオイルを入れて,叩いて潰したにんにくを炒める。玉ねぎを入れる場合は,細かく切るか大根おろしですってから,ここで入れる。甘くなるまで炒める。玉ねぎを入れると甘みが出るからいいのだけれど,あっさり仕上げるなら入れなくてもよいと思う。

しかる後に,鶏肉を入れ表面を焦がし,さらに魚介類を入れて軽く炒める。魚の身が崩れるのが嫌な人は,先に魚を油でから揚げにしておいても良いが,見た目より味だと言う人は,ぜんぶいっしょに炒める。海老や貝もこのときに入れてしまう。すべては,「出汁」である。この「出汁」の「濃さ」がすべてを決する。

次に,その炒めた鍋のなかに水を注ぎ込み,サフランの入った湯,ベイリーフ,胡椒,そしてスープベースを入れる。マギーブイヨンなどを入れても良いと思われるが,先に鶏ガラでスープストックを作っておいても良い。そして軽く煮る。決して煮込まないように。ここでは,あまり塩味をつけずに,あくまでもスープストックであると考えておく。出汁である。

サフランをケチる場合は,ここで入れずに,米を敷いてスープを注ぎ込むときに入れると多少は節約できる。しかし,ぶっかけ飯の一種なんだから,財布のことは忘れて豪快にいきたい。スープにサフランを浸した湯を入れると,魚介や鶏肉の隅々にまで,サフランが行き渡る。

平手のフライパンか,専用のパエリア鍋に,たっぷりのオリーブオイルを敷き,米を入れて軽く炒める。米に油を絡める程度,ほんの軽く炒めるだけでいい。そして米を平たく馴らした後に,上述の中華なべの中のスープをひたひたプラスアルファまで入れて,その上に,鶏肉やら魚やら貝だの海老だの具を盛り付ける。

(本当は,最初からパエリア鍋で具を炒めて,そこに水を注ぎスープにして,しかる後に,生米を振り入れるのだが,それをすると米が上手く煮えないので,先に出汁を作って,炒めた米にスープもろとも振りかけるようにする。
本場では鍋ひとつですべてを行う料理なのだが,日本の家庭にはコンロが二つ並んでいるのが通例なので,横で中華鍋を振るのである。もちろん,コンロがひとつしかない場合は,フライパンひとつで作れば良い。)

そして,塩を適量(ちょうど良いだろうと思われる程度),フライパンの米の量を見て,上手に,まんべんなく振り入れる。塩加減を調節できるのはこのときだけなので,根性を入れて精神統一しつつ,振る。塩で飯を炊くと,米に塩がしみ込むから,「ちょっと多いかな」と思うくらいで丁度良い。日本の炊き込みご飯の塩加減を思えばよい。この手の「炊き込み飯」の類は塩気を結構強くしないと美味くない。

さらに,ここで大事なコツは,生米が海老の足のもつれや貝のヒダの中にもぐり込まないように,具は上に乗っけるだけにすることである。飯の上を彩る具に潜り込んでいた米が煮えない可能性があるからだ。
ピーマンも適当に切って,魚介の間に乗っける。つまり,米に具で落し蓋をする。
そして最初は中火でたき始める。熱がまわったら弱火にする。蓋をしないのが基本なのだが,上まで火がまわらないかなと思うならば,アルミホイルで軽く蓋すると上まで煮える。しかし,下手するとすぐにべチャべチャになってしまうので,あくまでもドライに構える。
米の煮かたが実は一番重要である。米の量と水の量は,気温や湿度によって変動するので,定式はない。水分が蒸発して米が踊らなくなってきたら,上のほうの米を食べてみて,もし米が硬すぎたら,スープベースか水を全体に降りかけて追加する。米に芯が少し残る程度のギリギリの硬さに仕上げるのが一番美味いのだが,何度かやってやっと一回成功するという程度なので,ここらへんの気合は読者に任せる。少々米が生煮えでも,噛めば食えると思っておくこと。

ガスパッチョ

米が煮えている間に,ついでと言ってはなんだけど,ガスパチョ,スペインのスープ式のサラダも作る。トマト,きゅうり,ピーマン少々,セロリ,たまねぎ,などを適当に刻んで,トマトジュースと野菜ジュースにイタリアンドレッシングを混ぜて,塩コショウを振り,好みの味にして,ボールに盛ったサラダにかける。オレガノ,バジル,クミンなどを適量追加しても良い。ミキサーでかき回すと手っ取り早い。これはスープに野菜がひたひたになっているというくらいにして,スープとともに食べる。ちょっと塩と酢がきついかなと思うようなトマトジュース,野菜ジュースに,野菜の細切れを混ぜる,という感じかな。

パエリアに戻って,水加減に注意する。鍋から水分がすべて飛んで,最上層部の米に火が通ったら,すこし焦げ始める前の頃合を見計らって火から下ろし,サングリアをグラスに注いで乾杯し,熱いうちに食べ始める。

うーん,レシピになってるのかどうか,よくわからんのだが・・・。自分なりの火加減と塩加減さえ押さえることができたら,美味いものができるだろう。

以上,パエリア,ガスパッチョ,サングリアを楽しみながら,あとは前で美人がフラメンコを踊ってくれたら,言うことないのだがと思いつつ・・・。

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烏賊の黒づくり

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黒作り 烏賊

富山や石川などで有名な烏賊の塩辛で,烏賊墨を混入するから真っ黒である。
見ると不気味だが,食べると,実に美味い。自分の好きな銘柄の日本酒と,これがあれば,あとはなにもいらないと思うくらいである。

黒作り

一般に,烏賊の塩辛は,内臓に塩を加えて,身を漬け込む。一晩で食べられる程度の塩加減が良いのだが,黒づくりは,墨自体が甘いので,少々塩を強くしても良いのかもしれない。瓶詰めで売られているのもあるので,家庭に常備したい酒のアテのひとつである。

問題は,たくさんほおばると歯が黒く染まるところであるが,平安時代は,お歯黒は美人の条件であったので,平安美人の化粧をしているつもりになればよい(?)。

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ブラッディマリーとスクリュードライバー

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ブラッディマリーとスクリュードライバー

ブラッディマリーは,ウォッカをトマトジュースで割って,レモンを入れる。好みで,塩,胡椒を入れたり,タバスコを垂らす。セロリを添えたり,ウスターソースを入れる人もいる。話だけ聞くと,ゲッと思うのだが,飲んでみると癖になる妙な飲み物である。
ベースがジンになると「ブラッディ・サム」と呼ばれる。ベースがテキーラだと「ストローハット」。ビールとトマトジュースを混ぜると「レッドアイ」。ウォッカを抜くと「バージン・マリー」というカクテル名になるのだが,「ブラッディマリーのウォッカ抜き」とはトマトジュースのことじゃんか。

スクリュードライバーは,最初作った人がねじ回しでステアしたからその名前になったという,口当たりの良い強烈なカクテル。ウォッカをオレンジジュースで割るので,アルコールの味が誤魔化され,どれだけ飲んだのかわからなくなり,気付いたときには倒れそうになっている。悪い奴が女性を落とすときに無理やり飲ませるカクテルとして有名である。

どちらも,知らない間にかなり回ってしまうので,要注意カクテルである。

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ダイキリ,フローズンダイキリ

2008年5月1日は45年目の創立記念日です。
日本でコンピュータが知られ始めるまだその前に,京都大学の若手研究者達がコンピュータの研究会を開きました。小さな私塾で開催された小さな研究会は,やがて日本最初のコンピュータ教育機関として花開きました。爾来45年,営々築き上げられてきた伝統と実績。KCG学内には今も,先頭に立とうとする気概が満ち溢れています。
業界の発展のため,技術立国日本の明日のために,私ども教職員一同,一意専心し続ける所存であります。どうぞ今後とも変わらぬご支援をお願い申し上げます。

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表題のダイキリ,フローズンダイキリについて

ラムをライムで割るカクテルがダイキリである。ラム45ccにライムジュースを15cc,砂糖を一さじ。シェイクしてグラスに注ぐ。シェイクするかわりにクラッシュドアイスと一緒にミキサーにかけて,シャーベット状にしたものをフローズンダイキリという。筆者は,日によって砂糖抜きか砂糖半分以下にしてくれと注文している。

ヘミングウェイは,ラムをダブルにしてグレープフルーツジュースで割り,砂糖を入れないものを好んだ。これをパパ・ヘミングウェイにちなんで,パパ・ダイキリと呼ぶ。サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」にもダイキリが書かれている。ダイキリは文学と密接な関係がある。

夏の暑い日,頭がぼうっとするようなときは,フローズンダイキリをイッキ飲みすると,頭がキーンと冷えてスカッとする。クラッシュドアイスを細かく粉砕したものは,口内の熱を奪い,喉が冷えすぎて頭痛するくらいだが,その頭痛の後にやってくるのは,夏を忘れる玲瓏たる雪山である。真夏にしゃきっとしたいときには,フローズンダイキリをおいて他に無い。
頭は爽やかに冷えているのに,首から下が酔い,飲みすぎると足腰が立たなくなるという酔い方になるが,飲みすぎると顔や体がむくんでくる生ビールなどよりもよほど良い。「頭が冷えて心が酔う」という状態は,特に文学するときには丁度良いと思う。

創立記念日に際して,頭はクールに明日を考えて,心は星霜遥かな往時を想う。
創立45周年に乾杯!

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マティーニ Martini

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マティーニ Martini

ジン45ccに対してベルモット15ccをシェイクして,好みでアンゴスチュラビターズを2ダッシュかレモンピールを軽く絞る。シェイクしてキンキンに冷えたのをグラスに注ぎ,オリーブをひとつ沈める。ジンとベルモットを目分量で測り,シェイカーからグラスに注いだときに,丁度グラス一杯分になるのがプロだといわれる。実際,上手なバーテンに作ってもらうと,見事にグラス一杯ぴったりになる。それよりもジンの比率が多いと,ドライ・マティーニと言うが,昔は,ジン1に大してベルモット2くらいの比率が普通だったそうだ。オリーブを二つ入れてダブルオリーブマティーニというのもあるが,塩気がすこしきつ過ぎるように思う。

大都会のガラスの味という形容が最もふさわしいような,透き通ったメタリックな味わいが酔いを加速する。決して草原や野原や海辺には似合わないように思う。学生時代,当時好きだった子と一緒に六本木でこれを飲んでいた。彼女の仕事の都合もあって,それっきり疎遠になってしまったのだが,その夜のマティーニの味と街の光景が記憶に残る。学生の身分とっては高望みに過ぎないような人だった。そのときのマティーニは,なにか大人の匂いがして物悲しくメタリックで,それでもそれを欲さずにはいられないような哀しさがあったように記憶している。

ジンとベルモットの混合比率は百家争鳴で,酒飲みになればなるほど,ジンが美味くなるから,ジンの比率が上がる。極端な例としては,「ベルモットの瓶の口を開けて置いておいて,匂いをかぎながらジンを飲むのが最高のマティーニである」とか,さらには,「横に置いたベルモットの瓶のラベルをにらみながらジンを飲むのが最上である」などという冗談もる。

また,ジンの代わりにウォッカを使うのは,ウォッカ・マティーニという。007のジェームス・ボンドの「ウォッカ・マティーニ,シェイクではなくステアで」という台詞が映画に出てくる。シェイクはキンキンに冷えるが,ステアだと,柔らかに冷える。ウォッカベースでステアにすると,尖がっていないまろやかな別ものになる。

ジンベースのマティーニはカクテルの王者だが,これといった定番のブレンドが無いところが難しい。筆者の好みは,「ジン9,ベルモット1でシェイク,ビターズを多い目で4ダッシュ,オリーブはひとつ」である。

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カンパリソーダ

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友人が祇園にバーを開いたという話を聞いて,幼馴染と連れ立って5人で押しかけた。ママは小学校,中学校の同級生である。その夫も同じく同級生。想い出話に花が咲いた。

食事の後だったのだが,カンパリソーダを作ってもらった。ほんのり甘くほろ苦い,クリアに赤いカクテルは,子供の頃の数々の想い出を彩る。誰もがするような,同窓生の消息話,中学校の先生の話,授業の話,放課後の話。幼馴染とはさほど気を遣い合うこともなく,他愛の無い話題が延々続いて,楽しく甘い。

酔うにつれ,あれやこれやと皆に記憶が沸き起こる。グラスの中に立ち昇る気泡のように,古い記憶が次々と浮かび,そして消えていく。長い時間が経って,皆,大人になった。顔に刻まれた歳月には,それなりの苦味を感じるのだけれど,旧友との空気が変わらないことには安心する。

皆で外に出て互いに別れを告げ,タクシーに乗ろうとしたら,一瞬,初夏の匂いがしたような気がした。

カンパリのビターオレンジは,胃腸薬でもあるそうだ。内臓に持病がある自分にとっては,カンパリソーダはいつもやさしく,ほんのりと甘く,すこしほろ苦く,ほっとする一杯である。

カンパリソーダは夏のカクテルである。

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