京都昔話(賀茂川治水)

これはフィクションです。
 むかしむかし,といっても最後の氷期が終わった約10,000年前ですが,京都盆地にも人が住み始めました。当時は地球全体の気温が高く,海面は今より数m高くて,大阪はまだ地上になかったころです。京都盆地には3つの川が流れていました。西に桂川,中央に賀茂川(堀川),東に高野鴨川。ただし決まった水路はなくて,大雨の後氾濫はアタリマエでした。人々は盆地の周辺に住んで,自然の木の実や魚を食べていました。こんな時代は数千年続きましたが,やがて植物を栽培し食料を確保し生活を安定させる術を知り,農業を始めました。そのためには治水工事が必要で,川の流れを変えようと言うことになりました。
賀茂川治水は何回も失敗しながら,何百年もかけて行われ,平安京造営ころまで続けられたのでしょう。

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