フェルマーと神

 ガリレイとニュートンの間にフェルマーという変な数学者がいます。ナゼ変かというと数学は独学で学び趣味としてやっていた。職業は弁護士と言うか司法書士というか、もめ事よろず相談業みたいなもので結構裕福だったらしい。この人「論文」という形では残していません。メモや友人への手紙から知るしかないのですが、モノスゴイ定理・法則をたくさん発見しています。そのひとつに「光は進むのにかかる時間が最小になる経路を探して進む」という原理があり、これより反射や屈折の公式が導かれます。いや、それどころではなく電磁気学、量子力学、相対性理論(いわゆる光の曲がりも説明できる)あらゆる物理の分野に適応できるのです。
 このような非常に普遍性のある法則が「神」なのかもしれません。宇宙を創造し調和統括してくれそうです。お布施、お賽銭なんかでご利益をくれる神、無条件絶対忠誠を要求する神・・・などは信じませんが

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