今までのブログをもとに祖冲之さんについてここにまとめました。
そろそろ期日が近づいたアキューム原稿の後半にします。
月別アーカイブ: 2007年9月
観望会 雨なのに
また3択クイズ
どっちがどっち?
中秋の名月、でも
秋分の日は・・解答
実は下記は3つとも間違いです。
1)昼と夜の時間がともに12時間になる
2)太陽が真東から昇り、真西に沈む
3)日付けの決定を行うのは国立天文台である
桜坂。さんのお答えにように1)昼のほうがやや長い、数分ですが。
また3)では「秋分日」は国立天文台で計算しますが「秋分の日」の決定は閣議で行われ官報で公示されて有効になります。
2)は非常にビミョーで、年によって変わりますが、一般に日の出は東よりやや北寄り、日の入りは西よりやや南寄りです。秋分は一瞬の出来事で、朝はまだ夏の名残、夕はすでに冬の兆しということなんです。
これ以上の説明はサイン・コサイン・ログ・ビセキの羅列になりますからやめときます。 参照
選挙日に弱い
桜坂。さんに脱帽!思えばサスペンダーさんに抜かれたのは参議院選挙の日でした。
ちなみにカストルは安倍晴明さんのファンなんですが。
祖冲之さん 続-2
暦を作るのにヤヤコシイのは端数の問題です。1年は365.242194・・・日,1月は29.530589・・・日,その比は12.36842・・・,きれいな整数比(化学のような)になりません。したがって,何年かに何度かは閏月をおいて1年13月としなければならないのです。それには12.36842・・・に近い分数をさがすことで,もっとも簡単(?)なのでも235/19,この数値はすでに約2400年前に中国とギリシアで独立に見つかっていました。ところがこれでは100年もすると半日の誤差がでるので,祖冲之さんは4836/391とすれば数百年間もっと正確と計算したそうです。5世紀後半,ヨーロッパはローマ文化がゲルマン人に滅ぼされていたころ。日本では大きな古墳が造られていたころ。
実はその途中に 4131/334とか4366/353いう値もあります。余り(%)と2重ループと If 文の演習問題ですから,トライしてみませんか。ただしまともにやるとメッチャ時間がかかりますのでご用心を。
太公望
宮城谷昌光「太公望」をまた読んででいます。商(殷)に親を殺され家を焼かれた6人の子供が,成長してやがて反商勢力を作り上げていく・・・・実に面白い歴史小説です。何もない草原を、食べ物を求めて1日中さまようというシーンは日本では理解できないが、華北の風土ではさもありなんと思いました。
お彼岸
今日は秋分の日、お彼岸です。さて秋分の日は
1)昼と夜の時間がともに12時間になる
2)太陽が真東から昇り、真西に沈む
3)日付けの決定を行うのは国立天文台である
これらは正しいでしょうか?