日本の科学技術3

3)精錬技術世界一
 千葉滋賀に続きなにわの科学技術もスゴイです。江戸時代を通じ、大坂の道頓堀,中之島長堀,周辺に多くの精錬所(銅吹屋)ありました。銅吹所では「南蛮吹き」という精錬技法が用いられ、約99.9%という高い純度の銅を作り出していました。鉱石は伊予の別子鉱山から運んでいました。これら大坂の純銅は、国内の銅製品に加工されたほか、棹状に成形されてオランダ経由でヨーロッパ諸国に輸出されていたそうです。また製鉄量は当時、イギリスの数倍あり、なんとスウェーデンに次いで世界第2位とか。
 鎖国のため西欧科学技術は入ってこず、文化は遅れたというのはウソ!
以上は精錬所の跡がある中之島に勤務している友人から聞いた話です。

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