新惑星 続

 これは予測というよりコンピュータシミュレーションによる発見です。海王星のはるか彼方で1000年以上もかかって太陽の周りを回っている地球よりやや小さい新惑星Xが存在すれば、太陽系の外縁部にある小天体(カイパーベルト天体)の分布が説明できる、ということを最新のモデルに基づいて40億年間にわたって計算したというもの。現在の望遠鏡の性能で見つけられないことはなさそうだが、どこにいるか不明です・・・というと頼りない話みたいですが、かつて海王星もこのような予言(もちろん今よりもっと不正確)に基づいて発見されたのです(1846)。歴史は繰り返す。

CPS : Center for Planetary Scienceくきれいな画像
太陽系外縁部に未知の惑星の存在を予測解説

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