☆星座の中の動物-2


おひつじ座の羊は全身金色の毛を持ち,空を飛ぶことができます。
フリクソスとヘレという幼い兄妹を継母から救い出し、ギリシアからコルキス(黒海東岸今のグルジアあたり)まで連れて行きました。途中ヘレは海に落ちてしまいますが。
ところがその金毛のお羊は感謝のしるしとして神へ捧げられた(すなわち生贄とされた)そうです。カワイソー!納得できんなぁ。

 ギリシアの神様もユダヤの神様も羊が大好物のようで、子羊の焼肉を神へ捧げる場面はよくありますね。彼らにとってはカワイソーではないのかもしれないが・・・。
羊は犬と並んで最も古い家畜だそうです。中国北部からヨーロッパにかけては約1万年前から飼われていますが、日本では明治以降のようです。ヒツジは非常に食べ物に貪欲で、草に根まで食べるそうで、そのため牧羊地は移動していきます。すなわち自然破壊をやらかしてしまいます。わが国では牧羊の習慣がなかったので、森が守られたという話を聞きました。羊を飼う地域は米作ではなく乾燥した麦作地域です。
 マトンはパンや麺と一緒に食べるもので、ジンギスカン・ライスというメニューは本来ありえないものですが、そこはいかにも和(日本)的です。

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