☆志賀街道と白川

志賀街道

 castorは星図ばかりでなく地図を見るのも好きで、いろいろなことを想像できます。
白川は鴨川の支流のひとつで、白河校の近くを流れ岡崎、知恩院を通って四条の少し北で鴨川に注いでいますね。ところがこの川は京都盆地に現れるまでは志賀街道(山中越え)と並行しているのに急に南に向きを変え銀閣寺BSあたりに出現します。何か変と思いませんか?人工的に流れを変えたのではないかと。
 一方、白川通りは別当町あたりで高くなり、その北はやや下りになっています。これから想像するに、昔の川の流れは志賀街道の通りで、京都盆地に入ってできた扇状地が別当町付近。川はそのまままっすぐに進み、今の京大構内を貫通して鴨川に注いでいた。その注ぎ口は近衛通りのちょっと北。その細い道は実際に足でたどれます。

 白川上流は大津市でホタルウォッチングができるそうです。

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