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去年に引き続き、今年もやります。全国同時七夕講演会
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七夕は,中国では漢の時代から,日本では奈良時代から朝廷の伝統行事でした。「星」を含む和歌は少ないですが、七夕について詠んだ歌はたくさんあります。
かささぎの渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける 大伴家持
彦星の行き逢ひを待つかささぎの わたせる橋を我にかさなむ 菅原道眞
朝戸あけて眺めやすらむ七夕の あかぬ別れの空をこひつつ 紀貫之
思ひやる心もすずし彦星の つままつ宵のあまの川風 藤原清輔
天河なかれてこふる七夕の 涙なるらし秋のしら露 詠み人知らず(後撰和歌集)