最高エネルギー宇宙線、地球に近いブラックホールから飛来というニュースが出ていました。えぇ~なんやろと思いよく読んでみると実はその飛来方向は特に強い電波などを放射している「活動銀河」に近いことが確認されたという。観測された最も近い飛来源は、ケンタウルス座にある銀河「NGC5128」だった。NGC5128は50年前からとかく天文屋の噂に上る銀河で、強力な電波・X線を発しここ100万年間に何回か爆発を起こしている(もちろん現場を見たのではないが)銀河です。南半球にあるので日本からは見えないが、見えたらきっとボクも観測しています。その銀河の中心にあるブラックホールによって加速されたということがこの記事の結論でしたが、銀河中心のブラックホールなんて今やあってアタリマエです。
正確にはブラックホールから飛来ではなく活動銀河の中心から飛来とすべきですが、これじゃニュースバリューが落ちるのかな。
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