カモ川

ユリカモメ

 私たち京都人にとって鴨川とは、いわずもがな、この川に決まっていますね。ところが他所にも鴨川はあり、関東では千葉県鴨川市を指すのがフツーらしい。駿河湾のどこかにもあるし、滋賀県高島市のもあるそうです。
 鴨川とはカモ、チドリ、ユリカモメ、サギなど野鳥が飛び交う川というイミではなく。カモ族の川ということでしょう。カモ族は西日本に広く住んでいた漁労の民、その地にはカモの名がつけられました、岡山、広島、島根、徳島、岐阜、新潟に残っています。

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県名

 久しぶりに地名の話です。府県名はその地の中心都市の名をとったものが多い。京都、大阪、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、鳥取・・・みなそうです。ただし滋賀は近江の東の果ての滋賀郡(今はすべて大津市に吸収された)からとったものです。なんでも明治の初めに近江の中心である彦根は井伊大老の居城であるのがケシカランということで、端っこの名前にしたとか。長州の陰謀かなぁ?
 兵庫は神戸の中のある地名だったとかオブ脳さんが言っていましたが、もともと武器の倉庫があったのか?マサカ。。三重は知りません。
 KCGに地理に詳しい先生は多いはず、教えて。

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楽しく高校訪問3

防府

 高校訪問で山口県の防府に行きました。これはhoufuと読みます。他府県人はよくboufuというが間違いです。ここは律令時代は周防の国府があった由緒ある町で、日本三大天神といわれる防府天満宮があります。。1番はもちろん京都の北野、2番は筑紫の大宰府これは当然ですが、一般によくあることで、3番というのは全国いっぱいあります。ところが防府天満宮は菅原道真公が亡くなってスグにできて、前2者より古いのです。道真公が京都から筑紫へ流される途中、ここに立ち寄ったそうです。
 残念ながら時間がなくて参拝はできず、この写真は駅の前で撮りました。そばの木はもちろん梅ですが、もう散っていました。

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明治の大都市

1888年(明治21年)に市制が制定され、翌年に人口ランキングが発表されています。10万以上の都市はわずか6個、これらは多少順位はちがっているが、昭和30年代の6大都市と同じです(ちなみに京都は第3位)。それに続くは金沢(前田)、仙台(伊達)、広島(浅野)といずれも雄藩の城下町です。鹿児島(島津)、福岡(黒田)、和歌山(徳川)、熊本(細川)、長崎なども5万以上ありますが、山口はまだ市にもなっていなかったようです。多分、毛利藩の城下町は萩で山口は幕末に藩の役所だけだったからでしょう。
当時の全国の人口は約4000万で、今の1/3、それにしては大都市が少ない。東京でも130万。日本人のほとんどは田舎に住んで、農業をしていたのでしょうね。

市制 – Wikipedia

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地理ランキングクイズ

地理ランキングクイズのTV番組とを見て思ったこと。人口の最大国は中国で最小国はバチカン、これはわが中学時代に習ったのと同じ。そのころ日本は確か5位(中国、インド、ソ連、アメリカ、日本)でしたが、今は10位のようですね。
日本では6大都市ということばがありました。人口100万以上です。東京、大阪、名古屋、京都、横浜、神戸。今は東京、横浜、大阪、名古屋、札幌、神戸、京都の順で福岡が急迫しているとか。メガポリスはこの他に広島、川崎、仙台、さいたま、千葉(?)。
地理に詳しい方、間違いがあれば訂正をおねがいしま~す。

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