☆対称性の破れ4

 わが国では左上位ですが、中国では王朝によって変わっていそうです。治世は左上位で乱世は右上位とか。わが国は左上位の唐の影響をうけたらしい。
 人は右を車は左を通りますが、これはイギリス系の規則で世界の中では少数派ですね。アメリカでも中国でも車は右を走る、自動車だけでなく鉄道の場合も日本と反対です。オブ脳さんそうですよね。陸上の乗り物は国によって違ってもいいが、飛行機や船の場合は世界共通でないと困ります。

 人が歩くのは右側よりも左側のほうが自然と思いませんか。あなたは車が通らない小路を歩くときどっち側を歩きますか?たぶん左側通行ではないでしょうか。また京都駅の南北通路をわたる人々、左側を歩いています。昔の日本は左側歩行でした。時代劇で武士が歩くシーンをよく見てください。なぜ左側通行かというと、人と出会っていざというときに、心臓を相手からできるだけ離し、右手で応戦できるのに適しているからだそうです。無意識のうちについた習慣で、今の道路交通法は施行されてからまだ50年も経っていません。

 ついでに右翼左翼とは、フランス革命時の国民議会で、議長席から見て右に保守派、左に急進派が座ったことに由来し、人間の習性や自然の法則とは無関係です。

 ところでほんとに左右を説明する自然の法則があるのでしょうか?
☆対称性の破れ1
☆対称性の破れ2
☆対称性の破れ3

comments

☆対称性の破れ3

 大きな寺院では本尊と脇侍という三尊を祀ってあることが多いですね。釈迦如来と文殊・普賢、薬師如来と日光・月光、阿弥陀如来と観音:勢至、などなど。その配置は中央と左右ですが、本尊から見ての左右です(参拝者から見ると逆)。その場合左右の脇侍は少しだけ位に差があって左におわすほうが上位の仏様らしいです。法隆寺・東大寺・薬師寺など古いお寺ではほぼこの形式に沿っているが、平安時代以降はそうでないのもあります。
 また帝の両脇に左右大臣が並びますが、これも左大臣のほうが上位です。実際右大臣になった人は多い(菅原道真・源実朝・織田信長・豊臣秀頼)が左大臣は藤原氏だけですね、たしか。左大将>右大将,左馬頭>右馬頭,左近>右近なども同じ関係。

 左を優先するのは回転方向と関係ありそうで、次項でその謎の解明にチャレンジします。

 ☆対称性の破れ1
 ☆対称性の破れ2

comments

☆対称性の破れ2

 あなたは回転するとき左回り(反時計)ですか?右回りですか?自分でやってみると左回りが自然です、紙に○を書くときは右回りだが、左手で書くと左回り。これは個人差かな?それとも右利きだから?
 台風の風向きや風呂の排水は左回り、これは北半球にいるためらしい。
さきほど緩んだねじを締めました。右に回す(時計回り)と締まって、左に回すと緩む、たぶん右利き用に作ってあるため。
あさがおのつるの巻き方はどうなんでしょうか、わがやにはないがサスペンダーさんとこにはありますか。

鳴門の渦潮は左右どっちもあるが、それは海水の温度や海面の風向きが影響しているためらしいです。

☆対称性の破れ1

comments

☆対称性の破れ1

 といっても去年のノーベル物理学賞のような難しい話ではありません。ことの起こりはTVで浅田真央、安藤美姫のフィギュアスケートを見ていて、二人とも○○アクセスなどのとき左回りだなあと思ったこと。いつも回転方向は同じ、上から見ると反時計回りです。ほかの選手もそうらしい。これは右利きだから?では左利きの選手は時計回り?いや人間、回転は反時計方向が自然だということなんでしょうか?
 陸上トラック競技も同じ方向で回りますね。カーレースや競馬ではどうなんでしょうか?桜坂。さんが詳しそう。

comments

☆ケータイの破損と復活

おとといの夜、急に画面が消えて作動しなくなりました。帰りのバスの中、20時過ぎにすばる☆さんにメールしたのが最後。帰ってから充電しようとしたら充電赤ランプがつかない・・・おかしいな、コンセントを変えてもダメ。昨日、販売店に行って見てもらうと、店頭のオネーサン「あ~かなり古き機種なので部品はないでしょう、修理するよりも機種交換されては・・。」トホホ、でも電源が入らねば住所録を引き出すことができない。えっ~うまい方法があるんですか?大阪の方向を向けというTenさんの声がする!
 ところが昨夜、再度充電器にセットしてみたら、なんと充電してる。相当時間がかかったが、今朝充電を終えて復活しました!なじかは知らねど、まずはやれやれ。

 ここで話は一挙に聖書に飛びますが、イエスは13日金曜に処刑されたが3日目の日曜に復活したそうです。それと同レベルの奇跡とは言いませんが。

comments

☆血液型

 昨日のTVで「血液型と性格はまったく関係ない」と20人の医者中20人がそう言っていました。なぜか自己紹介で血液型を言い、B型は嫌われているようだが、あれは誰がはやらせたんでしょう。日本以外では韓国・台湾でも話題になっているそうで、戦前の日本文化の一つなんでしょうか?
 ちなみに以前、統計の課題でこの相関を調べるという課題を出したことがあります。結果はもちろん有意な差はなし。何とか分析するまでもなく自明のことです。

comments