☆130年前人口トップの府県は?


人口話題をもう一つ。来月1日に国勢調査がありますね。わがくにの人口調査は正確といわれてきましたが、それでも200歳に人(ショパンと同じ年)が出ています。明治21年(1888年)の人口を府県別ランキングを見てびっくりします。東京が第4位なんです。ベスト5に大阪は入っておらず、トップは思いがけない県です。ちなみに47位は北海道。
答えはここにあり。

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☆歴史上の推定都市人口


 面白いサイトを見つけました。BC7000年からの都市の人口ランキングです。紀元前はマユツバだが、9世紀から19世紀初まで京都はずっとベスト10に入っており、3位になったこともあるそうな。もちろんヨーロッパの町よりずっと大きい。また1600年と言えば関ヶ原の戦いの年ですが、ベスト5に京都と大坂が入っています!最大の都市となったのはバグダッド、ローマ、長安、コンスタンティノポリス(イスタンブル)、杭州、北京などなど。やはり中国が多いですね。19世紀後半でやっとロンドンがでてきます。
ここ

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☆17年後の旧正月

かなり先のことで、どうでもいいことなんですが、2027年と2028年には旧正月が日本と中国で1日違ってきます。というのは旧正月の新月が2027年には2月7日0:56に2028年には1月27日0:12に起こり、この瞬間中国では1時間の時差があるのでまだ前日です。したがって春節は1日前、韓国では日本と時差はありませんから日本と同じ日に祝うのでしょうか?
そもそも17年後にまだ新年は旧正月でという習慣が続いているでしょうか?それとも17年後には東アジアでは時差は統一され日本標準時はなくなっているかも?
 中国から暦を輸入したころの日本では、時差と言うことを知らなかったので、洛陽の時刻をそのまま使っていたそうです。

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☆紙の道

紙の道(ペーパーロード) (集英社文庫)


 10年くらい前に買った本が出てきて読んでいます。まだ途中ですが面白い項目を2つばかり紹介します。
古代エジプトアレキサンドリアの図書館には数十万部の蔵書があった。ほとんどパピルス製。これは放火によって焼き尽くされたが、ヨーロッパ人は火を放ったのは7世紀マホメットの後継者ウマルと思っていた。ところが実は389年ローマ皇帝テオドシウスの命を受けたテオフィロス司祭の異教弾圧の結果だった。異端文化は全て抹殺する偏狭さは信じられん。

ヨーロッパ人は紙は15世紀にヨーロッパで作られたと思っていた。実は紀元前2世紀中国(前漢 )で作られ、その200年後に大改良され、流通している。日本には4、5世紀ころ入ってきたらしいが、ヨーロッパ人が知ったのはずっと遅れて12,13世紀。それまで彼等は文字と言うものをあまり必要としなかった。

中華思想は西欧人にもあります・・・

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☆ついに200歳


 ついにでました。戸籍上は1810年(文化7)年生まれの200歳。文化文政の大江戸時代。ナポレオンが皇帝として在位していたころ、ハワイではカメハメハ大王が全島を統一したころ。 名簿管理、データ更新は大変なのですねぇ
長崎・壱岐で200歳「生存」

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☆暑さも和らぐどころか


 今日は暦の上では処暑、暑さも和らぐころなんですが、それどころかTwitterにこんなサイトが紹介されています。あつ~
セクシーなパワポ”は窓際への片道切

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☆速報 木星に小惑星落下(?) 


木星に小惑星などの小天体が衝突した際に生じたとみられる発光現象を熊本市内のアマチュア天文家立川正之さん(52)が21日、観測し、撮影に成功した。木星への小天体衝突は1994年の「シューメーカー・レビー第9彗星(すいせい)」などの例があるが、衝突の瞬間が観測された例は極めて少ないという。(時事通信)
詳しくは

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☆きらめく星たちの秘密実施

TJoyTJOy

  19日午後、イオンモール5FのTJoyシアターで行いました。
暑い中、参加した子供たちは熱心に聞いてシートに記入していました。この会場には豪華なイスがあったのですが、それを取っ払い、レジャーシートを敷いています。
その日も月はきれいに見えたが、彼等はながめたかな。今夜はもっと丸くなっているはずですが、くもってきました。
 日の入り後、西空の一番星は金星で、夜中に東南から昇って来るのは木星です。

 写真は露光不足の失敗ではありません。あえて暗くしました

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☆きらめく星たちの秘密

0819Tjoy

 19日(木)に「イオンモールKYOTO T-ジョイ京都との共催イベント」で宇宙の話をすることとなりました。KCGの天文普及活動も多様性を帯びてきました。小学生ばかり数十名を相手にするのははじめてなんです。でも子供を理科・技術面に向かせるには小学生のうちに刷りこまねば、中学高校になってからでは難しい。
月へ火星へ行って宇宙を眺めてみよう。次の月食(12/21)や日食(再来年5/21)はどんな風に見えるか?金星の満ち欠けは(月ばかりではない)なぜ?
ちなみにこのタイトルをつけたのはボクではありません。

お盆休みはほとんどこれの準備に費やされた

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☆空海の風景4 

空海の風景〈下巻〉 (1975年)

  帰国後の空海は経文翻訳、密教完成、朝廷工作、最澄との対決等々で休みヒマなし。高野山に開山と言うことは何度も登っている(もちろん徒歩で)わけですね、相当な体力です。下巻の後半は最澄との確執に多くの頁が使われているが、正直言ってややダレる。期待したのは曜日、星占い、食べ物など密教以外に彼がもたらしたものについてでしたが、残念ながら書いてなかった。司馬遼さんが生きていたら、手紙を書いて尋ねるところですが・・・。
 空海は高野山で即身成仏、ミイラ化していると一般に言われていますが、実は火葬された、当時の記録もちゃんと残っているそうです。
 彼は真言密教をひとりで完成させた大天才で、彼と並ぶ弟子はいません。逆にライバルの最澄は優秀な弟子たちとの合作で天台仏教を創っていくし、しかも比叡山からは後世も法然親鸞など偉大な僧侶(庶民の仏教・・・いずれまた別項で)も出ています。教育者としては最澄の方を評価したい。

戦国物と違って読み切るのはしんどかった。

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