知的格差社会

知的格差社会の到来

ITの進化発展により,一人の人間が受信する情報の量は,インターネット普及前に比べると,100倍から数百倍になっているのだそうだ。(計算方式は多々ある)

1990年のバブル崩壊のときは,庶民の隅々にまで不況感が漂うのに,2年から3年かかった記憶がある。対して,今回は,昨年度前半の「サブプライム問題・リーマンブラザーズ破たん」から,半年も経たないうちに世界同時不況となった。

これはITの進化発展,すなわち,情報通信の量的拡大と加速度アップの結果である。コンピュータ・ITの発展が大きく寄与している。

そして,ここで人間真性に目を転ずると・・,「もともとIQの高い人」や,「情報の活用に長けている人」たちは,当然のことながら,「受信する情報を上手く活用している」筈であるから,ITの発展によって,「賢い人がさらに賢くなっている」筈だ。そこにも,数百倍の格差が出ているかもしれない。

格差社会というけれども,「経済的格差」だけではなく,それ以上に,「知的格差社会」が,ITの発展によって,さらに拡大し始めている。その時代がすでに到来しているのだろう。

たぶん,そうなのだろうと想う。
自分自身を,さらに「IT化」,すなわち,「知的向上」していかなくてはならない時代なのだろう。

そして,昔は人のIQの高低は「解消しようのない先天性」であったが,「情報の活用の仕方」が上手くなれば,素質としてのIQの差異は,解消し得るような時代になった,とも言えるだろう。

すなわち,「情報の活用の仕方」が上手くなると,逆転できるということだ。コンピュータ・ITをもっと学んで,「自分自身の知性のIT化」をすべきである。

Z1
comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*