「京コンピュータ前」という駅名が登場?!

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「京コンピュータ前」という駅名が登場?!

神戸の話だが,ポートアイランド南駅が改名された。
KCGの支部を出すしかないかも?(笑

ーーーー以下引用ーーーーーーーーーーー
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101101-OYT1T00164.htm?from=area3
「京コンピュータ前」…駅名です
鉄道
 神戸新交通は28日、ポートアイランド線(ポートライナー)で、次世代スーパーコンピューター「京(けい)」が設置される理化学研究所計算科学研究機構の最寄り駅の名称を「ポートアイランド南駅」から、来年7月をめどに「京コンピュータ前駅」に変更すると発表した。

 中央市民病院の移転にあわせて変更するもので、「市民病院前駅」は「みなとじま駅」に、「先端医療センター前駅」は「医療センター駅」となる。

 「京」は2012年の供用開始予定で、新しい地域のシンボルになると予想した。昨年度の乗車人数は1日あたり約800人だったが、今後は、研究者や見学者の利用が大幅に増えることが見込まれている。

(2010年11月1日07時29分 読売新聞)

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米国で最良の職種はSE

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空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

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京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

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米国で最良の職種はSE

下記日経新聞の記事をフェアユース。アメリカで最良の職種はSEなんだそうだ。日本国内では,まだそこまで行ってないが,やがてそうなっていくだろう。

日本でIT関連業界の仕事があまり世の中に知られてないのは,政府や官庁が文系で占められているのが大きな原因だと思う。明治時代からの名残で,東大法学部卒が一番偉いということになって,文民統制と言うと聞こえは良いかもしれないが,文系人間統制の国だからかもしれない。

なんであれ,アメリカでSEという職種が最良の職種だというのは,我々にとっては明るいニュースだ。在学生・卒業生の皆さん!日の出は近いぞ!
これから進学を考えている人,大学四年で来年の就職活動でまだ内定していない人は,KCGでITを学び,SEになって欲しい。今後の日本の国際的地位や経済発展を考えると,日本には技術しかない。技術立国日本を支えるものつくりの人々の,すべての業界に関連する,インフラのような技術,これからも,ITである。

——-以下,引用———————-
Web版 日本経済新聞 2010年8月25日より

米国でSEが「最良の職業」に輝く

 米フォーカス(カリフォルニア州サンフランシスコ)の調査結果によると、米国では7000以上の職業の中からシステムエンジニア(SE)が「最も良い職業(best job)」に選ばれた。最近、着せ替え人形「バービー」が就く126番目の職業にもSEが選ばれている。だが、「残念なことに日本では、SEは米国ほどの評価を確立していない」と横塚氏は語る。これを機に、日米におけるSEの位置付けの違いを調べた横塚氏は、米国に学べる点が多いことを再認識したという。 (日経コンピュータ編集部)

写真1 米フォーカスが調査した「最も良い職業」の一覧図。システムエンジニアが7000以上の職業の中から頂点に輝いた。http://www.focus.com/images/view/7362/から引用
 SEが米国で「最も良い職業(best job)」に輝いたことは、SEの一人として素直にうれしい。良い職業とは、成長性、待遇、やりがいといった様々な観点で見たときに総合的に優れているという意味のようだ。

 職業別の上位ランキング(写真1)を見ると、給与や満足度、成長性などの詳細条件では、SEがトップに立ったものはない。だが総合で1位になっていることを考えると、SEは全体的にバランスの取れた職業であるということなのであろう。

 日本でのSEが置かれた現状を考えると、この調査結果は意外である。この日米の違いはどこからくるのか。米国人と日本人とでは、ものの考え方が大きく違うようであり、筆者にはそれが一因のように思える。考え方の違いを象徴する二つの印象的なコメントを紹介する。

「できる範囲でやろうと考えるのが米国」

 一つめは、米国のシリコンバレーで働く日本人のブログ「アメリカでがんばりましょう」(http://amegan.com/blog/)に書いてあったものだ。ブログの作者は、日米それぞれでシステム開発の仕事を実際に経験して、両者における仕事の進め方について大きな違いを感じたという。

 米国での仕事の進め方は、「最初に(開発者などの)リソースが決まっていて、そのリソースの範囲内でできることを積み上げていく感じ」だそうだ。「もちろん、その裏側には最後に出来上がる製品のイメージを考える人がいるのだが、エンジニアが辞めてしまうリスクもあるので、無茶な仕事が来ることが少ない」とのことである。

 これに対して、日本での仕事の進め方は「製品の発売という大きなゴールを決め、そのなかで明らかになったタスクにリソースを投入していく感じ」だという。「マネジメントは、リソースが不足したら外注を使えばなんとかなると思っている。結果として、ゴールがよく見えないまま、みんながずっと走り続けるようになる」とも述べている。

 ブログの作者は、日米の考え方の違いを次のようにまとめている。「こんなこともあんなこともやりたい、そのためにどうやろうかと考えるのが日本。今いる人だけでできる範囲でやろうと考えるのが米国だ」

UIにこだわりすぎているのかもしれない

 日米の考え方の違いを象徴する二つめの印象的なコメントは、『米国流システム構築が日本企業を救う!』(工藤秀憲著、ブイツーソリューション)という著書からの引用である。「ROI(投資対効果)重視の米国とエンドユーザー満足度重視の日本」といった内容のくだりに、次のような趣旨の記述がある。

 「米国人が情報システムの機能を決める場合、ROIという判断基準で機能の取捨選択を迅速に行う。この判断基準は、外部からの就任が多く、詳細な機能を知らない米国の意思決定者にとっては、実に都合のよい明確な基準だ。なぜなら投資に見合うリターンが見込めない機能は削除してしまえばいいからである」

 一方、日本人については、「米国人のような判断基準がはっきりしていないため、利便性と定性的な効果を基に、エンドユーザーの必要とする機能が次々と盛り込まれていくことになる」という。著書にはこうも書いてある。「要件をスリムに削っていく仕事はSEの責任だ」

 二つのコメントはいずれも、残念ながら的を射た指摘だと思う。これら二つのコメントを基に、日本におけるシステム開発の進め方について考えてみると、私たち日本のSEは、ユーザー満足度を追求するあまり、きめ細かいユーザーインタフェース(UI)や例外処理にこだわりすぎているのかもしれない。

要求開発とアジャイルの真意

 リソースの範囲で実現する要件を考える、あるいは投資対効果を徹底的に重視して合理的な判断を下す、といった米国のスタイルを前提に物事を考えると、今盛んになりつつある「要求開発」や「アジャイル開発」などの方法論が、今までとは違った意義を持つように思えてくる。

 要求開発という方法論は、システムを発注する立場の部門が求めるシステムの「効果」を徹底して検証するプロセスなのだ、と理解するのが正解なのだろう。どの機能がどんな効果につながるのか、効果から逆に考えると不要な機能は何か、ということを具体的なプロセスに落としながら、発注部門とシステム部門、それからシステムを使うエンドユーザー部門の3者で詰めていく作業、それが要求開発ないし要求工学というわけである。

 アジャイル開発も同様だ。要求開発を通じて削り込んだ機能を実装して、プロセスとして動くか検証をするという意味合いが強いのではないだろうか。限られたリソースで最低限のシステムを開発していく方法論であるとも考えられる。そう考えると、米国でアジャイル開発に取り組む実例が増えているという話は合点がいく。

 日本では、どちらかといえばユーザーインタフェースの満足度を上げるために、現物のシステムを作りながら発注部門とシステム部門、エンドユーザー部門の3者で詳細な仕様を決める手法ととらえがちであるが、実は本質はそこではないような気がする。

 米国のSEの技術力とプライド、倫理観を想像すると、7000以上の職種の中でSEが「良い職業」の第1位になっている理由が分かってくる。もちろん、日本で米国のようなスタイルを貫くのは難しい面がある。日本における発注部門やエンドユーザー部門の要求レベルは極めて高く、特に品質面での要求は過剰ともいえるからだ。だが、日本でもSEが良い職業として広く認識されるようになるために、米国の良いところは貪欲に学んでいきたいと思う。
[日経コンピュータ2010年5月12日号の記事を基に再構成]

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年収と生涯賃金,理系と文系

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年収と生涯賃金

数年前にすこし景気が良かったときには,文系大学への進学者が増え,理系離れが深刻だと,あちこちで言われていた。
文系のほうが年収も生涯賃金も高いから,ということも言われていたのだが,筆者はその賃金の差異には首をかしげていた。筆者はKCGで学んだあとに某私立文系大学に行ったから,その就職状況などはよく知っているし,同級生のその後の人生もある程度は知っている。全てではないだろうが,文系大学卒よりも,KCGの卒業生の方が,収入が高い。
それで,文系の方が収入が良いという言説は信じられなかった。

最近,きちんとした調査がされたようで,文系大卒よりも理系の方が収入が高いという統計結果が出たようである。

当たり前だ。やはりそうであった。
十数年前にたった1大学だけの卒業生を調査し、「生涯所得は文系卒が高い」との研究結果が出されていたというが,私立大学は一般に理工系が弱い。特殊な調査結果を皆が信じていたということだ。

理系(理工系)の方が年収も生涯賃金もずいぶんと高くなる。
IT・コンピュータ,ものつくり,技術を学んで,リッチに生きてもらいたい。
KCGは,「理系」である。KCGの高度専門士4年課程は,大卒と同等の学歴である。

KCGの自動車制御学科は,就職率も100%で,皆,トヨタかデンソーかホンダなどの系列に就職している,将来性有望な学科である。(従来の整備学科と混同しないように。)

—–以下,引用——————
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100824-OYT1T01039.htm?from=top

理系>文系…大卒の平均年収100万円の差

 大学の理系学部卒業者の平均年収は、文系学部卒業者に比べて約100万円高く、年齢が上がるにつれて所得差が広がるという結果が、京都大、同志社大などによるインターネット調査で明らかになった。

 京大経済研究所の西村和雄・特任教授は「文系卒の方が高所得だとの説が一部にあったが、異なる結果になった。理系は技術を身につけることで、より広い範囲の職業を選べることが理由の一つでは」としている。

 2008年6月、民間調査会社のモニターのうち大卒者から回答を得る方法で実施。100を超える国公私立大を卒業した20歳代~60歳代の1632人(文系988人、理系644人)の回答を分析した結果、平均年収は文系が583万円だったのに対し、理系は681万円と大幅に上回った。

 年齢別にみると、25歳の時点では文系が306万円、理系が366万円で60万円の差だが、60歳では文系が720万円、理系が888万円となり、168万円の差に広がった。入学難易度を偏差値から3段階に分けた場合でみても、各難易度で理系が文系を上回った。

 結果の分析や論文作成などを終えたことから発表した。西村特任教授らによると、十数年前に1大学の卒業生を調査し、「生涯所得は文系卒が約5000万円高い」との研究結果が出されていたという。

(2010年8月24日20時49分 読売新聞)

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私大に淘汰の波

大学を受験し,合格したと喜ぶ(喜んだ)人たちには悪いが,今の日本で,「テストを受けて大学を受験」しているのは全体の4割強しかおらず,その内,受ければ受かる大学が何割あるかというと,実は,かなり,ある。多くの大学は,受ければ合格するのがあたりまえの状態になっているのだ。

そして一方で,来年度学生募集を停止する私立大学が相次いでいる。大学淘汰の時代が、いよいよ現実化しつつある。下の毎日jpの記事で,受験生が,「「なくなる大学を卒業して就職先があるのか」と心配しているが,「将来なくなる大学」に行くと,「将来,学歴を失う」ことになるということが,実は問題なのだ。ある大学を卒業しました~と言っても,ドコ?ソレ?と言われるということである。卒業証明を取ろうと思っても,それが取れない可能性もある。

・・・それでも,「とりあえず大学へ行こう」とする人が,今なお,あまりにも多いのには驚くばかりだ。就職があるかどうかが心配だと言いながら,そういう「なくなる大学」に行くのである。

しかし,そういった「とりあえず大学=なくなる大学」を卒業して,昔の中高卒の仕事に就いて,「就職できた」と喜んでいるのだから,平和なものだ。だから,まあ,将来学歴を失ったとしても,それで,別に良いのか・・。

つまり,「大学を卒業して,大卒の仕事に就く」,ということとは異なる次元にある世界の「大学=とりあえず大学=なくなる大学」の問題なのだろう。では,そういった「大学」って,いったい何なんだろうか,ね?われわれの国税から莫大な補助金がでているのだが??

—毎日jpより引用—-
新教育の森:学生募集停止、私大に淘汰の波 4年制も苦境…18歳人口減り経営困難に{/link}
http://mainichi.jp/life/edu/news/20090711ddm090100117000c.html

 10年度から学生募集を停止する私立大学が相次いでいる。定員割れによる4年制私大の募集停止や破綻は過去2例しかないが、今年度は株式会社立大を含め、既に5件。「大学淘汰」の時代がついに現実化した。【井上俊樹】

 郊外の丘に広がる緑豊かなキャンパスは閑散としていた。4月に学生募集停止を発表した三重県松阪市の三重中京大。90年代後半まで2000人以上が通ったが、現在は4学年で計657人。今春の入学者は200人の定員に対し155人だった。4月に入学したばかりの男子学生(19)は「なくなる大学を卒業して就職先があるのか、それが一番心配」と不安を漏らす。

 ◆市の要請で開学したが

 82年、市の要請に応え、県内2番目の私大「松阪大」として開学した。だが、99年に初めて定員割れした後は、毎年のように入学定員を減らしても定員に達しなかった。入学者の大半を占める県内の18歳はピーク時(91年前後)の約3万人から1万人以上減少。05年に現校名に変更するなど打開策も図ったが、名古屋市から特急で1時間以上かかる立地条件では限界がある。

 01年度以降は毎年単年度赤字を計上。好調時の蓄えで5億円余りの繰越金があるが、このまま赤字が続けば数年で底をつく。同時に募集停止する短大は累積赤字が既に約17億円。大学側は「責任を持って在校生を送り出せるうちに決断した」(広報課)と説明し、在校生が卒業する4年後に閉校する方針だ。

 ◆規制緩和で校数増え

 国内の18歳人口は92年の約205万人をピークに減少し続け、09年は約121万人。一方、18歳人口や進学率などを考慮して大学・短大の設置をコントロールしてきた国は、90年代以降徐々に規制を緩和し、03年度には認可制から届け出制に改めた。そうした流れの中で、一足早く淘汰が始まった短大や専門学校などからの参入が相次ぎ、大学進学率が低い地域では地方自治体が誘致する形で新しい大学が誕生。02年末には構造改革特区を利用した株式会社立の大学も容認した。先月18日に募集停止を発表したLEC東京リーガルマインド大(東京都千代田区)もその一つだ。

 ◆47%が定員に満たず

 文部科学省によると、国公立も含め4年制大は89年度の499校から08年度は765校に増えた。一方、日本私立学校振興・共済事業団の調査では、入学定員に達しなかった4年制私大は98年度の8%(35校)から08年度47・1%(266校)と、ほぼ2校に1校に拡大。定員の50%にも満たない大学が29校に上った。また、07年度は4年制大を持つ学校法人の34・5%が赤字で、中でも学生数2000人未満の地方大学は221校中113校(51・1%)が赤字だった。

 大手予備校、河合塾の調査では、首都圏13、関西8の有力21私大で09年度の私立大志願者の49%を占めた。その多くが学部新設などで定員を大幅に増やしており、地方大学との格差はますます広がるばかりだ。

 同事業団は「今後も学生募集を停止する大学がないとは言えない。ただ、無理に募集を続けて在校生がいるうちに経営破綻するケースだけは避けなければならない」(私学情報室)と話している。

 ◇合併、学部転換で生き残り ニーズ見極めないとリスクも
 生き残りをかけた合従連衡も始まっている。08年4月には慶応義塾大(東京都港区)と共立薬科大(同)が経営統合し、1952年の日本医科大と日本獣医畜産大以来56年ぶりに4年制私大を持つ学校法人同士の合併が実現した。

 薬学部は近年の新設ラッシュで定員が増える一方、06年度に4年制から6年制に延長された影響で志願者が減少傾向にあり、共立薬科大側に危機感があった。また、09年4月には、関西学院大(兵庫県西宮市)が定員割れしていた聖和大(同)を吸収合併した。

 生き残り策として、より一般的なのが「学生が集まる」学部への衣替えだ。中でも目立つのが、入学定員の充足率が約110%(08年度)と安定的な看護学部・学科への転換で、来年度の学部設置を文部科学省に申請している16校中7校が計画。この中には美術学科を廃止して参入する芸術系の大学もある。

 こうした「看板の掛け替え」にはリスクも伴う。00年にスタートした介護保険制度を見据えて急増した福祉系学部の場合は、就職先となる福祉現場の過酷な実態が知られるにつれて敬遠され、08年度の入学定員充足率は約92%と前年度より8ポイント近くダウン。再び別の学部に転換する大学も珍しくない。

 私大経営に詳しい東京大大学院の両角亜希子講師(大学経営論)は「学生のニーズに合わせて変えていくことは重要だが、例えば看護学部にしてもその大学がある地域で本当にニーズがあるのかよく見極める必要がある。大学統合も理念や目指す方向性が違うとうまくいかない可能性もある」と指摘している。

 ◇中教審で「適正規模」議論 補助金に激変緩和策検討
 中央教育審議会大学分科会は現在、将来的な大学の「適正規模」を審議している。先月15日にまとめた第1次報告書では、03年度に緩和した大学の設置認可を厳格化するよう求めたほか、生き残りのために大学が統合や連携をする際に国がサポートすることなども提言した。

 中教審の議論を踏まえ、文部科学省は、大学が自主的に定員を減らしても一定期間は削減前の補助金額を受けられるようにする激変緩和策を検討しており、早ければ来年度にも実施する方針だ。

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 ◇10年度から学生募集を停止する私立大学◇
大学名            所在地     収容定員 学生数   充足率

三重中京大          三重県松阪市   800 657 82.1%

愛知新城大谷大        愛知県新城市   400 128 32.0%

神戸ファッション造形大    兵庫県明石市   400 165 41.3%

聖トマス大          兵庫県尼崎市  1042 568 54.5%

LEC東京リーガルマインド大 東京都千代田区  700 226 32.3%

 ※発表順。定員・学生数は1~4年生の合計(通信制は除く)。LEC大は株式会社立大。

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携帯電話を小中学生に持たせない?

携帯電話を小中学生に持たせない?

文科省の同様の方針に沿ったものなのだが,県の条例でも,子供に携帯電話を持たせないという驚く判断が通ってしまった。

子供が携帯電話を持っていると,教室内で授業中にメールする,裏サイトでいじめをする,成人向けコンテンツを見る,など,教育上よろしくない行為が度重なり,それを教師や親が規制できないことが理由だ。それで,「携帯の携帯を禁止する」という愚行がまかり通る。これは人類の知性の発展可能性を破壊する,政府・行政・関係する教育者による暴行と言っても良いだろう。

これに賛同している政治家やお役人たち,教育関係者のローテク・技術音痴・無知蒙昧には恐れ入る。上述の問題は,すべて技術で簡単に対応できることばかりだ。早急に対策を実現して,携帯電話という素晴らしいツールの活用方法を子供たちに教えるべきだろう。

具体的には,未成年が持つ携帯電話番号の領域を定め,そこからアクセスできるサイトを制限すれば良い。コンテンツのフィルタリングは,有識者・大人が集まってすれば良い。教育委員会こそ,そのような仕事にうってつけである。
裏サイトを作れないようにすることなど,技術的には簡単なことだ。いじめに関連する用語がアップロードされたら,監視担当者がその子供を補導したら良い。その方が,陰湿ないじめが表面化されて,かえって減少していくだろう。ネットは匿名性を保持するものだとの思い込みが陰湿な犯罪を助長しているのである。まずは子供用のネットはすべて匿名性をなくせば良い。
そして,子供向けの辞書や百科事典検索サイトや,理科教室サイトなどを大量に作成し,子供用ネットに公開して,全国の子供たちに使わせるべきだ。携帯電話は,あれば電話やおもちゃではなくて,人類がこれからまだまだ知的に進化発展するための道具,携帯コンピュータなのだ。すでに携帯の技術も関連するITも,コンピュータも,単なる機械工学のレベルをはるかに超えて,文理融合型の新規技術の様相を呈している。
親指だけでキーパンチを行い,必要な情報に瞬時にアクセスする技能を子供の頃から鍛えておくと,世界に冠たるビジネスマンや研究者が育つだろう。もちろん,ユーザーが増えるとサイトも増える。小中学生だけで人口は1千万人くらいはいるだろう。携帯とそれに関連するITも,すべてを正しく発展する方向に導くだけでよいのである。そうすると,社会の知性の発展には良いことばかりだ。子供たちに知のツールを与えろと言いたい。

携帯を全面的に禁止などとすると,世界一の日本の携帯技術の,とりわけ文化的側面の発展がかなり阻害されるばかりではなく,人間の知性の発展も削がれることになる。

この条例は,教育する側が「教育する責任を放棄している」と言っても過言ではなかろう。負の側面を阻止する技術も知識も,それを学ぶ気も無いからといって,文明の利器の使用を全面的に禁止するのは,バイクを禁止している高校より遥かにタチが悪い。オートバイは危険だから禁止だというのは,実際に事故の危険性があるから,その面では反論の余地が無いかもしれない。しかし,携帯の乱用と携帯サイトに関する危険性や有害性は,それを制御できず放置しているばかりの,不勉強な教育関係者や政治家,政府の責任なのである。インターネットは,中国の例を見ればわかるように,ある程度までは規制できるものなのだ。

有害サイトをアップしている輩は表現の自由を謳うが,未成年に対してエログロを教育する自由や権利など誰にも無い。通信の自由と秘密の保持と言っても,未成年に対する違法な情報の通信を守る必要なども無い。それら無法者をネット上に放置している大人たちが悪いだけの話である。

文科省が天下り法人を一つ設立する費用で,上述の子供向け携帯ネット対策は十分可能だろう。政府や政治家や教育関係者が真面目に取り組めば,それらの危険性や有害性が取り除かれるだけではなく,日本社会が教育的にかなり進歩すること必定である。ITを活用して,国を栄えさせてもらいたい。子供たちをもっと賢く育てろと言いたい。

重ねて言うが,なんら対策もせず,ただ禁止するというのは愚の骨頂である。そのうち,ノートパソコンの学校への持ち込みも禁止にするのだろうか。そういえば,80年代にパソコンが流行り出したころ,あれはおもちゃの一種だと思っていた馬鹿な大人たちが多くいたな。携帯は電話でありおもちゃなのだと思うような時代遅れが,20年経っても,まだいるってことか・・。

カワサキ空冷Zで世界を席巻した,技術立国日本を破壊するな!と言いたい。

—以下,毎日jpからの引用————-
http://mainichi.jp/life/edu/news/20090630ddm001010013000c.html

携帯電話:「小中学生に持たせないで」 石川県が条例、保護者に努力義務
 石川県議会は29日、小中学生に携帯電話を持たせないよう保護者が努める規定を全国で初めて盛り込んだ「いしかわ子ども総合条例」改正案を38対7の賛成多数で可決した。施行は来年1月。

 最大会派の自民や公明など議員28人が共同提案した。青少年の健全育成などを定めた同条例に「携帯電話の利用制限」との条項を新設。「保護者は、特に小中学校に在学する者には、防災、防犯その他特別な場合を除き、携帯電話端末等を持たせないよう努めるものとする」と加えた。

 財産権や表現の自由に抵触するとの指摘があったものの、討論の中で提案会派の議員は「訓示、目標であり、『憲法違反』は的外れ。世論を喚起したい」と主張した。

 一方、反対会派の議員は「『大きなお世話』との意見が大半。各家庭が選択すべきことだ」と意見を述べた。

 子供の携帯電話を巡っては、文部科学省が今年1月、全国の都道府県教育委員会に対して、小中学校への持ち込みを原則禁止すべきだとの指針を通知している。

 ただし、緊急連絡手段としての持ち込みを保護者が校長に申請した場合は、登校後に学校が預かるなどすれば認められるとした。

 高校についても、授業中の使用禁止などを求めている。【野上哲】

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大学崩壊 募集停止の大学

三重中京大学,神戸ファッション造形大学,聖トマス大学,愛知新城大谷大学,LEC東京リーガルマインド大学など,募集停止・廃校が相次いでいる。大学の募集停止や廃校は,来年は二桁になるだろうという話もある。

あまり有名でない私立大学は,「地方」,「小規模」,「文系」,「単科」,などの条件が多いほど潰れる可能性が高いと言われている。

こういった無名大学への入学者の親は「大卒ではない」ことが多いという。つまり,親自身は大学というものを知らず,息子や娘が「大学」に受かったと言うだけで素直に喜び,そこが「大学」であるから,という理由で進学を許し大枚を支払うわけだ。

たしかに,文科省の認可を得ていれば,それは「大学」ではあるのだが,「大学」であるというだけで,伝統校や有名大学とは根底から異なるものなのである。「大学」と名がつけば,何でも良いのではないのである。

卒業した後に母校大学が無くなると卒業資格を失うことにもなりかねない。それどころか,在学中に無くなる可能性もある。すでに経営破たんしていて,消滅が確実な大学は100校に及ぶと言われているが,それでも募集活動を続けている。ここまでくると,社会悪ではないかと言いたくなる。不愉快なのは,そういった破たん大学にも,我々の税金がつぎ込まれているという事実だ。

下記は,あくまでも財務ランキングであって,それだけで判断できるものではないが,子供を進学させるときは,各種の資料をよく調べ,他方面から分析して,進学先を誤らないようにすべきだろう。

私立大学600校 財務ランキング――資産規模、収益性など財務状態を徹底分析(1) – 09/02/11 | 07:00

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日本,マイナス6.2%!!

日本の成長率がマイナス6・2%,先進7か国(G7)で最悪となるのだそうだ。
こういうときこそ,ITで持ち直してもらいたい。麻生政権も,ITに期待している。

これから進学する高校生の皆さん,就職できる進学先,飯を食える専門を選びなさいよ。ITは,まだまだこれから発展します。まだまだ人材不足のIT分野がたくさんあります。
IT業界が求める人材 IT人材の不足~現状と課題~

生きる力,とは,就職できること,仕事を持てること,働く能力を有すること,です。
本学には,それがあります。

——-以下,読売新聞から抜粋————-

日本6・2%減、世界は戦後初のマイナス…IMF成長率予測
 【ワシントン=矢田俊彦】国際通貨基金(IMF)は22日、世界経済見通しを発表した。2009年の世界全体の成長率は、前回予測(1月)の0・5%から大幅に下方修正し、マイナス1・3%と戦後初のマイナス成長を予測した。

 日本の成長率は前回予測のマイナス2・6%からマイナス6・2%に下方修正し、先進7か国(G7)で最悪となる。

 IMFは、3月の世界20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、「09年の世界全体の成長率はマイナス0・5~マイナス1・0%」との予測を提示していたが、金融市場の混乱がおさまらず、下方修正した。

 日本については、3月時点でマイナス5・8%に下方修正するとの見通しを示していたが、円高が輸出の減速を招いていると指摘し、マイナス6・2%に引き下げた。米国はマイナス1・6%からマイナス2・8%に、ユーロ圏はマイナス2・0%からマイナス4・2%にそれぞれ悪化した。

 2010年は世界全体で1・9%成長を見込んだ。IMFは、「金融緩和と財政政策を続けるとともに、金融市場の安定化への取り組み強化が不可欠」と指摘している。一方、経済協力開発機構(OECD)は3月31日に、09年の日本の成長率はマイナス6・6%になるとの予想を示していた。

(2009年4月22日23時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090422-OYT1T01211.htm?from=main2

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WBCおめでとうございます。

優勝,おめでとうございます。

侍ジャパン・カワサキZ2より(笑

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判定保留?

判定保留?

下記はいったい,何をしているんだろうか?大学関係者が,お互いに潰しあっているようにも見えるんだが・・・。

大学基準協会は,大学の基準を上げるためにある機関であるはずだが,5大学の評価を保留にして,それがこういったニューズ記事になると・・・・,結局,悪評を広げている結果になっているように見える。

よくわからないんだが,大幅に定員を超えて学生を受け入れいている大学があるから,大幅に定員割れしている大学も出てくるのだろう。

そこで,こういうニュースが出ると,定員オーバーしている大学を志願する人は減るだろうし,定員割れしている大学も,志願者が減るだろうと思う。つまり,どちらも潰れる方向に行くのではないのかな?

大学がユニバーサルアクセスになって,誰もが入れる時代になったわけだが,明治大学のような大手大学が,弱小大学を喰っていくという模様がみえるような・・・。

このような大手大学のイニシアティブによる第三者評価(認証評価)を見ていると,MOT&MBAランキングのような,第三者評価の方が,現状に合致しているのではないかと思う。(京都情報大学院大学が高い評価を頂いているという,手前味噌もあるにはしても・・,こういった第三者評価の方が,各大学の為になるように思う。)

京都コンピュータ学院は,それなりの考え方があって,歴史が長いにもかかわらず,わざわざ大学にならずに(大学認可を得ようとせずに)専門学校のままでやってきた。近年,京都情報大学院大学というIT&経営系の専門職大学院を創ったが,それでも,あくまでも主力は専門学校である。
こういった文部行政や大学業界の状況を見ていると,その経営判断は,正しかったのではないかと思ってしまう,新聞報道。


—-以下,引用—-
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090323-OYT1T01070.htm

東京基督教大・立正大など5大学の判定保留…基準協
 大学評価の第三者機関「大学基準協会」(会長・納谷広美明治大学長)は23日、2008年度の大学評価の結果を発表した。

 京都学園大、聖徳大、相愛大、東京基督教大、立正大の5大学について、入学定員を守っていないことなどを理由に判定を保留し、11年6月までに改善結果を報告するよう求めた。

 評価は、大学の質の確保を目的に、文部科学相から認証を受けた同協会が04年度から実施している。学校教育法は、大学がこの認証評価を7年に1度受けるよう定めており、今年度は公私大44大学が申請した。

 判定保留の5大学のうち聖徳大、相愛大は大幅に定員割れし、立正大は定員を大幅に超えて学生を受け入れていた。京都学園大は、事務部門の効率化を図った結果、教授会などの運営を補助できなくなっており、東京基督教大は併設の神学校と合同で授業をしていた点が問題だとしている。

 同協会はこの日、短大5校と経営系専門職大学院10校の認証評価もあわせて発表したが、基準にはいずれも適合していたとしている。

(2009年3月23日22時32分 読売新聞)

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IT人材の不足

卒業式が無事終わり,今年も多くの学生たちが,IT分野に巣立っていった。

2007年の総務省「高度ICT人材育成に関する研究会」の報告書では,企業におけるICT(IT)人材は全体て50万人不足しているとしていた。あれから3年経ったが,IT・ICT人材の不足は,まったく解消されていない。

IT分野では,まだまだ人材が必要である。

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