①理工系は難しいから,嫌いだから,「だから,IT系はダメ」とか,②「IT系の仕事はキツイ」とか思い込んでいる方々がまだ多くおられるようだが,,,
①IT系,コンピュータ関係は,理工系の仕事だけではない。ひところ流行ったIT革命は,ITが文系人間のものになったという意味でも革命だった。いまや,多くの分野でまさに文系的なITの仕事が発生している。
②IT系・コンピュータ系の仕事はキツイというのは90年代の話。今どき,キツイと社員が来てくれないから,どのソフト会社でも,かなり待遇を良くしている。キツイどころか,待遇が良いほうだろう。ソフト会社で仕事は9時ー5時で残業なし,産休,育児休暇はなんと3年,などという例も多数見られる。
景気が急速悪化したが,IT系は全体として横ばい状態。IT系の仕事で身を立てる,ということを考えてみて欲しい。全国で理工系離れが進んでいるということは,競争相手が少なくて勝ち目があるということなんだが・・・。
以下は学校からのお知らせ。
■景気悪化受け緊急対策,無利子の奨学制度4種を新設
KCGでは,教育方針に基づいた本学院独自の奨学制度を設けていますが,昨今の深刻な景気悪化による緊急対策として,2009年度から新たに4種の奨学制度を設け,学業援助を拡大することになりました。新しい奨学制度は、いずれも学費等を無利子で貸与し,返還は卒業後から(毎月2万円以上)という内容です。新入生,在学生とも対象です。
昨今の深刻な景気悪化を受けて,国内外の企業では,採用の手控えや,大幅なリストラが増えています。来春に進学を控える学生の中でも,家計の経済的な理由で進学を断念せざるを得ないといった残念な話が聞かれます。さらに来春卒業予定の学生も,採用内定が取り消されるといった事態が生じているほか,就職活動が不調に終わり,さらにスキルアップするため学業を続けたいにもかかわらず,経済的な制約にさらされているといった状況も耳にします。
多くの方々に支えられながら,ことし創立45周年を迎えた私どもKCGは,これまでに卒業生(校友)3万8千人以上を送り出してきました。昨今,ITの人材不足が深刻さを増すばかりであるということもあり,今後も社会の根幹をなすIT発展のための人材育成を,より一層進めなければならないと責任を痛感しています。
私どもは,このように奨学制度を充実させるなど何とか学生を救済しようと努めてきましたが,財源にも限りがあります。これら奨学金の資金に充てるため,広く企業の皆様に寄付を募っています。最先端のIT・コンピュータ技術を身につけた多くの人材の育成に尽力することにより,ご厚情に応えていきたいと考えています。