カワサキ 空冷Z,GPZ900Rニンジャ,エリミネーターのレストア&カスタム

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,水冷GPZ900Rニンジャのカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

カワサキ Z

少年Aと少年Bは,サーフェーサーを吹き付けている。ホイールはZ1・Z2用のカンパニョロである。

Z2 エンジン組立て

少年CはZ2のクランクケースを組み立てている。液体ガスケットは,日産のベンガラ色のものがベストである。

GPZ900R Ninja

分解したGPZ900R A1のクランクケースにブラストをあてるために,下地のマスキングを行っている。

ヤマハ FZR

某先生からご寄贈いただいたヤマハをレストアしはじめている人々。

エリミネーター カワサキ

エリミネーターのフレームのサーフェーサーの塗り残した部分を,再度吹いている。

いずれも,それぞれ勝手なことをしているように見えるが,こういった授業方法をコンストラクティビストデザインという。日本語では構成主義と訳されて,近年知られつつあるが,実際に実践されている例は少ない。
学生たちが,自分の好きなことを好きな方法で学んでいき,教員はあくまでもそれをサポートするに過ぎないという授業形態である。しかし,ただ単に学生の自由に任せればよいというのではなく,教員による適切な助言が必要である。

ものづくりのセンスというものは,一朝一夕に培われるものではない。様々な経験の積み重ねと,そしてなによりも,それを楽しむという姿勢が大切だ。プログラミングもシステム設計も,ものづくりであり,創造である。塗装することも,エンジンを組み立てることも,クリエイティブな営為である。そして,より良いものを作ろうというプライドを伴った精神力は,日本的職人気質の根幹であり,他の追随を許さない日本文化の誇りである。彼ら学生さんたちの姿を見ていると,日本もまだまだ捨てたものではないと想う。

京都コンピュータ学院自動車制御学科


京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

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