授業のあとは,京都駅前のカフェで,顔合わせの飲み会。未成年はソフトドリンク,その他はビールで,「飲んだら乗るな,乗るなら飲むな」を徹底するぞと誓って乾杯。一人,原付で来た学生さんがいたので,キーを没収する。明日学校で返してやるからな,と。
隼乗り,カワサキGPZ400逆車乗り,ゴリラ乗り,etc. 学生さんも多彩だ。SRに興味があるという人もいる。大型免許を持っているのが数名,中型から原付まで,免許なしもいるけれど,夏休みには実家に帰って取ってくるという。皆で盛り上がり,最後はちょっと飲みすぎたのが一人いたが,友達が自分の下宿に連れて帰った。
筆者が学生の頃は,教授も学生も集まって飲んで騒いでいた。必ず誰かが酔いつぶれて道路で吐いているのが普通だったし,そうやって酒の飲み方や宴会のマナーを覚えて行った。しかし,イマドキの一般の大学では,大学当局が学生が急性アル中で倒れることを恐れて,アルコールを伴う催しは禁止にしているところが多い。クラスやクラブの新歓コンパ(死語になりつつある)でも,教員や大学側スタッフは嫌がって参加しないらしい。
KCG,京都コンピュータ学院には,「学生主体の飲み会」という伝統が残っている。非常時の対策も完備,というほどではないが,いざと言うときに点滴を受けることのできる某救急病院の近所で飲むことが多い。そして,飲みすぎて動けなくなると,速攻で救急に運び込まれることになっている。飲みすぎで救急の点滴を受けると1万円以上取られるので,それに懲りて,二度と飲み過ぎないようになるという。ん~?
まあ,宴席のマナーを学ぶのも,大人への第一歩だもんな。