カワサキ空冷Z,カスタム日記

微笑み

数時間の格闘の後,やっとKERKERマフラーのバッフルをはずすことができた。満面の笑み。いい顔してるでしょう?カワサキZ1000Rのマフラーです。

 錆びて固着したバッフルを外すこと,塗装を剥離すること,エンジンを分解すること,それぞれが初めての経験。そして,その対象が天下の名車,空冷Z。生涯記憶に残る学習であって欲しいと願う。自分が学生時代に,こんな授業があったら良かったのになと思うような授業を実現したい。

 さて,久しぶりに各チームの進捗状況。
①号車カワサキZ2レーサーは,エンジン腰下までが組みあがっている。フレームは今週には塗装が終わる。

②号車カワサキZ1000RベースのS1レプリカは,フレームOKだが,エンジンと足回りが手付かず状態。パーツの選定に手間取ってしまった。

③号車カワサキZ1000Rストリートは,パーツの塗装がほぼ終了する。今年中の完成を目指している。

④号車カワサキZ750Four(Z4)は,パーツの磨き上げに時間を取られており,1月中の完成は難しいかもしれない。

⑤号車カワサキZ1Rは,フレームの修理で手間取ったが,それも完了し,塗装も上がる。シリンダーが内燃機屋さんから帰ってきたら,あとは外装の塗装だけで完成する。これも年内の完成を目指している。

⑥号車ヤマハSRは,塗装もほぼ終了。メーカーからのパーツ待ち。ゴムパッキンやガスケット類を少々。それが入ると完成する。あとすこし。

Z1000Rの電気式メーターは洛北校情報工学科の皆が改良中。故障しない電気式メーターになる予定。

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カワサキZ2,Z1000R,Z1R,とSRのカスタム日記

SR Tesi

乾燥中のヤマハSRのフレーム。後ろはビモータTesi,ドカティ748

 フレームの塗装,各パーツの塗装,順次出来上がっている。
新しいブラストマシンの使い勝手がわかるまで日数を要した。

 エンジンもすこしずつだが,組み始めている。

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科
KCG レーシング
日本最初の自動車制御学科
京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

おいしいカレーライスの作り方

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カワサキ空冷Z,カスタム日記

バフがけ

バフがけのプロと化している二人。彼らが磨き上げたアルミパーツは美しい。
真ん中は,モトマーチンのスイングアーム。

 授業の進捗報告。各号車,ブラスト,サフ・塗装,アルミパーツのバフがけと,それぞれ順次進んでいる。特筆すべきはバフがけで,手作業で行うのだが,ほとんどプロ並じゃないかといいたくなるようなところまで,腕を上げてきた学生さんが数名いる。写真の彼等二人の磨き上げるアルミパーツは美しい。バフがけは,手で行うのが,実は一番綺麗に仕上がるのだ。

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

 もうすぐ冬休み。年内には車体を組み上げたいところ。

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YAMAHA SR500 フレームの塗装

SR

 ヤマハSR500はエンジンをバラさないので,進むのが早い。フレームも塗装が終わっている。結構綺麗に塗れている。

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カワサキZ1,Z2,Z1000Rのカスタム日記

アルミパーツ研磨

 皆で背中を丸めて座り込んで,必死でアルミパーツを研磨したり,マスキングをしているの図。皆,だんだんと要領を得てきたようで,楽しんでやっている。ほとんど磨きのプロと化した学生さんもいる。

 Zのエンジンはアルミで出来ているので,頑張って磨くととても綺麗になる。今,エンジンはピカピカ状態になりつつある。

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フレームの塗装が始まっている カワサキ空冷Zのカスタム日記

サフ 塗装

 フレームも大半が剥離が完了し,サーフェーサーの吹きつけが始まっている。フレームの補強ですこし滞っていたが,塗装する小物も含めて,順調に進んでいる。皆嬉々として作業にいそしんでいるように見える。

日本最初の自動車制御学科

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自分でバフ掛け

姉御カワサキ

 私が主に担当しているのは,カワサキZ2レーサー仕様です。
おっと,申し遅れました,チームZメンバーのメリーです。
バイクのメカの知識はあまりないものの,毎回の作業に精を出しています。
今回はバフ掛けです。全然光ってないフロントフォークをピカピカにしようと前回はペーパーで磨き続けました・・・ 時間があればこれも楽しい作業でしたが,後期になって秋も深まってきました。もう悠長なことを言ってる時間はないので,ディスクグラインダーとオフセットサイザルで下地を出し,研磨剤を使って下地の表面のザラザラを取って,最後にフェルトで磨くと!ピッカピカ☆
チームAのメンバーと頑張っていまーす!
ちなみに,右端に写っているのが私で,周りがメンバーです。
来週はいよいよ,エンジンの組み立てに入ります。 ワクワク♪

<メリーさん>

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塗装を始める

皆で必至で剥離作業

 先般来手間取っていた剥離は,強力な剥離剤がきたから,急にはかどりだした。剥離剤をかけてから,しばらく放置しておくのがコツと言えばコツ。中まで染み入ると,古い塗装がペラペラとはがれてくる。

 1号車(カワサキZ2=Z750RS)のホイールとスイングアームはモトマーチン。ショックは赤いマルゾッキ。当時の雰囲気のレーサーである。ホイールも剥離に手間取っていたが,この新規の剥離剤で,急に綺麗になった。当初予定していたフレームは修理に費用がかかりすぎるので,塩漬け。代わりのフレームがやっと来た。エンジンはもう組み上げ準備が完了している。

 2号車(カワサキ Z1000Rベースのサーキットレーサー,エディ・ローソンの実車がモデル)のフレームはほぼストリップ。小物がまだ。エンジンはクランクケース下側のブラストと,全体の塗装が残っている。

 3号車Z1000R(カワサキ ローソン レプリカのストリート仕様)と5号車Z1Rのエンジンの塗装が始まっている。ブラスト処理したオイルパンから始めて,クランクケースに至る。こちらも,まだまだ準備過程。Z1Rはフレームの修理中。

 4号車Z750 A4は,錆びたパーツをどうするのか,再メッキにするのかどうかが問題。山の中の倉庫で錆びて眠っていた車体だから,なかなか大変。

 以上,空冷カワサキ5台,今年中に走り出すのはどれかな?

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塗装の剥離

 塗装の剥離に手間取っている。剥離剤を塗ってタワシでゴシゴシするのだが,結構面倒。
 チームで手分けして,残っているエンジンパーツのブラストと,塗装の剥離。そして,補修パーツの仕分け。地味な作業が続くので,ちょっと疲れてきたかな。しかし,レストアに限らず,職人仕事というものは,準備8割組立て2割。あとすこし,頑張っていこう。
 パーツも揃ってきたし,下準備は着々と進んでいる。

 5号車カワサキZ1Rは,シートキャッチが切り取ってあったので,アルミで作成することにした。どうせだから,前後にスライドできるようにして,PMCのロングテールを使い,シートの前後幅を詰めるようにする予定。セパハンを付ける場合はタンクを後ろに移動しないといけないから,前と後ろからシートが短縮されることになる。コンパクトにまとまるのではないかな,と。

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カワサキZの講義,後期はすでに始まっているのでした。

 実はすでに後期は始まっていて,もう二週目が過ぎていたのであった。

 夏休みの間の補習でだいぶ進んだものの,まだエンジンのブラストが残っている。

 フレームの塗装剥離や補強などに入った。フレームを並べてみると,カワサキZ1/Z2のフレームがどのように変遷していって,Z1Rとなり,そしてZ1000Rのフレームになるのか,その経過が見て取れる。Z1でよく言われるガゼットの部分や,ネックの部分がどのように補強されていったのか,フレームだけを並べてしげしげ眺めると興味深い。

 Kawasaki純正の補修パーツと,PMCのパーツも届いて,手分けしてパーツリストと睨めっこ。カワサキの純正パーツは品番が統合されて,パーツリストと異なる番号のものが届くことがある。一見してわかるものはいいのだが,Oリングや単なるボルトだと,いったいどのパーツの代替品なのか,なかなか分かりづらい。一台分のパーツだけを発注するとなんとか推測できるだろうが,一度に五台分注文したもんだから,いまだになにかわからんものがある・・・。組みながら推測していくしかない。パーツの整理だけでかなり時間が取られる。

 カワサキZ1/Z2,Z1000R,Z750A4,Z1Rを題材としたものの,もうすこし台数を絞ったらよかったかも・・。

 Z1Rのフレーム補強は仕上がっているが,Z2のほうはまだ。フレームを待つ間に,各種小物パーツの剥離と再塗装にかかるようにする。エンジンを組み上げていくのは,一機ずつ丁寧にしていこうということになった。

 

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