自動二輪特論@KCG 通称Z学

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科
さて,今年度のZ学こと自動二輪特論,カワサキGPZ900Rとエリミネーターも入れて,ゴールデンウィーク明けから開講。

昨年度より継続してZ1000Rのレストアとレーサーの作成,Z2レーサーのシェイクダウン,Z1Rカスタムの走行調整など,車種がどんどん増えていくのだが,それぞれ一歩一歩,勉強していきたいと願っている。

すでに女子学生が二人,受講を希望している。嬉しいね。

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菜の花畑

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

カワサキ Z2 春 菜の花

  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちだいのぜっつー♪
  いちめんのなのはな

カワサキ Z 菜の花 春

  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  いちめんのなのはな
  カワサキのZ2♪♪♪
  いちめんのなのはな

レンゲ草 カワサキZ

  いちめんのレンゲ草
  いちめんのレンゲ草
  いちめんのレンゲ草
  いちめんのレンゲ草
  いちめんのレンゲ草
  いちめんのレンゲ草
  いちめんのレンゲ草
  俺んちのZ2♪
  いちめんのレンゲ草

  春やなあ~♪
  頭の中も春やなあ~・・・・・?

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大原の桜

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

大原の桜 カワサキZ2

花は桜木

京都大原三千院の近くにはまだ桜が残っていた。京都は,街中から30分も北上すると,このように自然の中に入る。Z2のオレンジ色と桜色と青空と。春やなあ~。

京都鯖街道

鯖街道葛川(さばかいどうかつらがわ)

国道367号,鯖街道。昔から日本海の小浜に揚がった鯖やグジ(アマダイ)を一塩して,京都まで一晩走って運んだ街道である。距離にすると,京都市中心から葛川,朽木を抜けて小浜まで80km程度である。2時間もあれば,ワインディングを楽しんで街中に帰ってくることが可能である。

京都市内から北上し,大原三千院と寂光院の間を通って山中に入る。ヘアピンを三つクリアし途中峠のトンネルを抜けると,葛川である。滋賀県から見ると比良山の裏側,京都府との境に横たわる,その一帯は東西を山に挟まれており,安曇川の源流に沿って緩やかな高速コーナーが連続する。山間に青空を仰ぎ,眼下には安曇川。3速5千回転から7千回転で流していくと湧き上がるコブシ,盛り上がるカンツォーネ,花は桜木,男カワサキ。おお,春。

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ニンジャ 忍者 カワサキGPZ900R

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

KAWASAKI GPZ900R

KAWASAKI  GPZ900R Ninja ニンジャ

写真はシリーズ6番目(A6という)の黒と金ラインのカラーリング。ニンジャのカラーリングの中で最も人気の色なのだそうだ。個人的には,デビュー時の青銀(通称鯖カラー)が,初めて試乗したニンジャでもあったので,印象深い。その低重心の安定性に驚いたものだった。後輪18インチがもたらすジャイロ効果のような安定性と,前輪16インチがもたらす旋回性能。それまでの空冷カワサキとは明らかな違いがあった。

カワサキ空冷Z乗りにとって,ニンジャは特別な存在であろう。唯一許せる水冷であり,空冷Zに引導を渡した仇でもある。今の人たちに言わせると,昔の空冷バイクみたいに回るエンジンなのだそうだ。空冷Z乗りにとったら,水冷で大人しいエンジンなのだが,今の電気モーターみたいに回るバイクが当たり前の人たちからみると,空冷Zもニンジャもあまり変わらないように思えるのかもしれない。

ともあれ,空冷Z時代の後半から,アメリカンというコンセプトのバイクが登場し,オンロードはスーパースポーツとアメリカンのようなイージーライド系とに,志向性が二分していった。そして,この水冷エンジンは,スーパースポーツとしてのGPZ900R=Ninjaと,アメリカンというよりもストリートドラッガーと言うべきエリミネーターの,二種類のシャーシに搭載されたのである。
この二台は,エンジンは同じでありながらチューンが異なり,エリミネーターはシャフトドライブである。二台並べて横から見てみると,かなり形態が違うことが解る。Z1の時代は,一台でこの両方の目的に合わせていたのである。

KAWASAKI GPZ900R
カワサキ エリミネーター

スーパースポーツとしてのニンジャと,ストリートドラッガーとしてのエリミネーター。
ニンジャは,1984年の発売から,実に20年間生産が継続されたが,エリミネーターは,900の初代がわずか二年,その次の年,ZL1000となってモデルチェンジし僅か一年で生産が終了した。以来,エリミネーターのようなストリートドラッガーの大型車はカワサキのカタログに登場しなくなった。
(エリミネーター250はベストセラーになって長期にわたって生産された。)

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KAWASAKI Z1000R1 US仕様

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Z1000R1

カワサキZ1000Rのカリフォルニア向け仕様。やはりこれが一番である。

Z1000R

フロントカウル

Z1000R

タンクの横のラインは,水貼りのデカールなのだそうだ。オリジナルは,ラインとライムグリーンとの境界の段差が滑らかで,触ればオリジナル塗装かどうかわかる。

最期の空冷Z,Z1100RやGPZ1100Fが発売されたのは,このZ1000Rの二年後である。そして,その次の日,水冷カワサキGPZ900R,ニンジャがデビューした。

KAWASAKI GPZ900R




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ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

ホンダシビック

KCGシビック,デビューしました。
詳細は,KCGニュースをご覧ください。

かっこいいなあ~。

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オレンジ系洗浄剤の恐怖②

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科
オレンジ皮抽出物でできた洗剤について,一般家庭にも注意を喚起したい。
オレンジ皮の洗剤の功罪については,プロの整備士の方が知らなかったという報告を受けた。

最近,髪の毛が薄くなるのは毛根の皮脂のせいだという話で,皮脂を取る強力なシャンプーが多種発売されている。筆者も試してみたが,たしかに,頭がスカッとするくらい,綺麗さっぱり油分が抜ける。もちろん,オレンジ皮のシャンプーである。台所の洗剤や手洗いの洗剤にも,オレンジ抽出物が入っているものが多い。

しかし,何度も言うように,この酸は極めて強力で,特にアルミ合金をとことん腐食する。腐食したアルミ合金の地肌を見ると,分子間にまで浸透したのではないかと思われるような腐食の度合いなのだ。これが人体に良いのかどうか。自然のものだから良いなどという妄信はすべきではない。天然のものでも人体に有害なものはたくさんある。金属をここまで腐食するものが,人体に良いと言われても,にわかには信じがたいのだ。すくなくとも,手を洗うと,手から油分が綺麗さっぱり抜けてしまうのは事実である。

ともあれ,金属を洗浄するときは,オレンジ皮抽出物が含有される洗剤は避けるべきである。自動車,バイク趣味の世界では,手を洗うとき以外は使用すべきではない。家庭でも,金属,鉄はもちろん,特にアルミ合金には使用すべきではない。数週間から数年という,長期にわたって浸透して行き,腐食する,すさまじいまでの侵食力である。

これを読んだカワサキ空冷Zの関係者は,知人友人出入りのショップに,この件を周知するようにお願いしますね。貴重な空冷Zのエンジンやキャブが,地球上から減少してしまいます。仕方なく使用してしまった場合は,当該部品を超音波洗浄機でよく洗ってください,と。

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オレンジ系洗浄剤の恐怖

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科

オートバイや自動車,自転車を綺麗に磨こうとするとき,オレンジ皮から抽出した酸でできている洗浄剤は使用してはいけない。この洗浄剤はバイクショップや自転車屋,カーショップで普通に売られているので,この事実はあまり知られていないかもしれない。

10年ほど前からだろうか,オレンジの表皮からの抽出物でできた洗浄剤が普及し始めた。オレンジジュースを絞ったあとの残りかすから造るのだそうだ。その洗浄剤は,家庭の台所の洗剤から自動車,バイク関係のショップでも普通に見られるし,混入されているシャンプーまである。お持ちの各種ボトルの裏の成分を確かめてみて欲しい。

人体には優しい油脂を溶かす洗剤として,圧倒的な支持を得ているが,これは特にアルミ合金にとっては大敵である。そのオレンジ皮の洗浄剤が普及し始めて以来,自転車やバイクなどのビンテージもののアルミパーツが,大量に腐食し始めている。

アルミでできた古いパーツで,表面がまさにオレンジの皮のように小さな凹凸がやたら目立つものを見たことがおありだろう。あれはまさに,オレンジ皮抽出の洗浄剤で拭いた結果なのである。

このオレンジ皮を原料とする洗浄剤は,グリスや油脂を徹底的に溶かして流し去るので,ドライブチェーンやスプロケット,センタースタンドの油と泥の混ざった汚れには強いし,アルミパーツを磨くと,地肌がピカピカになる。

しかし,浸透力と残存度が高いようで,使用後に,一般の洗剤と水でよほど綺麗に洗い流さないと,金属表面に付着したまま残る。そして,それは徐々に金属表面を侵食し,一年もすると,アルミパーツは見事に腐食が進み,表面がボロボロになってしまうのだ。これでは,磨いているのではなく,腐らせていると言っても過言ではない。

金属の分子構造の間にまで浸透するのかどうか,確証を得たわけではないが,腐食の仕方を見ている限りでは,それくらい強力なように見える。徹底して普通の洗剤と水で洗浄するとしても,超音波洗浄機で洗浄するくらいの覚悟は必要だろう。

近年,中古パーツで流通しているアルミの地肌にやたら凹凸が目立つのは,まさにこれが原因である。アルミパーツは,自然に腐食したとしても,そうそう凹凸にはならないものである。オレンジ系洗浄剤で洗ったものは,見たらわかる。腐食の仕方が,まさにあちこち虫歯になっている歯のような,紅顔のにきびだらけ美少年が大人になったときの肌のような,打ち寄せる海の波に浸食される砂岩のような,,,とにかく凹凸の激しい地肌になっているのである。これは表面を多少削り取ったくらいでは,平滑にならないくらい,深い穴が開く。

スプロケットなどの油汚れの強いものに限らず,およそすべてのパーツの洗浄には,伝統的に灯油や,多少の危険性を伴ったとしても,シンナーやガソリン等,ごく普通の石油製品を使うべきである。特に,オレンジ皮抽出物のような,近年発明されたケミカルは使用しないほうが良いと思う。その瞬間は綺麗になったように見えても,後からじわじわっと侵されていくようなものが実際にあるのだ。

自動車,バイク,自転車,ボート,およそアルミ合金が使用されるものから,オレンジ皮系の洗浄剤を追放しよう。これは貴重な文化遺産を破壊する恐怖の洗剤である。

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油磨き

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Z750 B

Kawasaki Z750B(Twin) カワサキZ750ツイン。珍しいヨーロッパ仕様。国内仕様はこちら【Z750Twin

リアフェンダーが長く,下のほうにリフレクターがついている。リアのウインカーが後ろ寄りに装着されている。これらは法定のものなので,同時期のZ1000Mk.IIなどの欧州仕様も同じようになっている。
ホイールは,Z1000Mk.IIと同様のキャストで,フロントはWディスクである。マフラーはオリジナルではなく,左出しの集合に交換されている。

Z750 twin
Z750 ツイン

サイドカバーのZ750のエンブレムの下には,TWINというステッカーが貼られている。同時期に販売されていたZ750D-1には,FOURのステッカーが貼られていた。近年,Z750D-1のこともZ2と呼ぶ人がいるらしいが,当時は,Z2の後継機種は,「フォア」だったのである。

さて,古いツインを引っ張り出してきて磨いていた。アルミとプラスチックでできていると言って過言ではない最近のバイクや車では,おそらく誰もしていないと思われる油磨きである。知らない人のために,油磨きについて書いておく。

かつて,バイクが鉄馬とか呼ばれた時代,バイクも車も,鉄の塊であった。鉄にメッキをかけているか,塗装しているかの違いであって,鉄は鉄である。油磨きをすると,テッカーというか,ヌメーッというか,実に味わい深い輝きが出る。クロームメッキではないユニクロメッキや錫メッキなどのネジは,すぐに錆びて赤茶けてくるが,そこにも油で磨きをかけると,奥深い茶色になる。

JRが国鉄と呼ばれていた頃,そして,カワサキZ2が発売された頃,日本にはまだ蒸気機関車が走っていた。鉄(くろがね)という形容がなされるように,蒸気機関車は黒であったが,黒の塗装をされた上に,油で磨き上げるのが普通だった。筆者はその油磨きというテクニックを,子供の頃,自転車屋のオヤジに教わった。

用意するもの
・柔らかい目のグリス(昔,ガソリンスタンドで分けてくれたような,飴色の安物のグリスが良い。)
・機械油
・クレのCRCも便利である。
・スプレー式のカーワックスがあると良い。
・ボロ布

グリスを手にとって,車体のあちこちに擦り付けていく。黒に塗装されていて,錆がポツポツ浮いているところ,メッキがはげてきているところ,あちこちに塗っていく。錆びたネジやナットには,軽く赤錆を落としてから,グリスをすり込んでいく。プラスネジのプラスの溝の中や,六角ナットのワッシャとの隙間などにも。
基本は機械油で良いが,ネジの頭などには,グリスのほうが後々まで残るので防錆に良い。
グリスを機械油やCRCで薄く伸ばしながら,すり込んで,あとは綺麗になるまで布で磨く。そして,油をくれてやったメッキの部分,塗装の部分の両方に,カーワックスを塗りこんでいく。ワックスには蝋が入っているので,その蝋が油に伸ばされて,塗装やメッキに開いた小さな穴に入っていき,防錆になるのだ。ワックスを油で伸ばしても良いと思う。
但し,油脂類はゴムを侵すので,ゴムには油脂類はつけないほうが良い。CRCもゴムにはつけないように。ゴムにはシリコングリスか,クレのラバープロテクタントを塗布する。

メッキや塗装は,目に見えない小さな穴が無数に開いている。穴の中は鉄の地肌である。錆とは,その穴から生じるのである。その穴を,油と蝋で塞いでいくのである。新車時からこれをしておくと,持ちが違うようになる。

さて,そのようにして,手を油だらけにして磨き上げていくと,金属の塊は,なんとも色っぽくなってくる。鉄の塊が命を持ち始めるのだ。最近流行している粉体焼付け塗装は,焼き上がりがホーローのようになって綺麗だが,テカテカしているだけで色気がない。
油で磨き上げたウレタン塗装やメッキは,鉄の奥深い味わいがある。それこそ鉄馬の色気というものであって,無機物であるはずの乗り物が,息吹を持つ所以である。

最近,ヤレた色,経年劣化した風合いを尊ぶ人が増えてきた。そういった鉄の塊のような旧車をお持ちの諸兄は,赤錆をそのままにしておかず,ぜひ油で愛車を磨き上げていただきたい。そういったメンテナンスの仕方こそが,70年代なのである。

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夜桜

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カワサキ Z

夜中に北山に走りにいったら,桜が残っていた。丹波の山奥である。

京都という街は,何をするためにも30分で移動できると言われる。
市内・近郊の住宅地から,四条河原町や祇園まで,電車や車で30分。
食事に行くにも仕事に行くにも,30分程度。
三方を山に囲まれているので,自宅から30分で山中のワインディング。そして,1時間半で日本海に到達する。最近道路が良くなったので,夜中だと1時間弱ということもある。

丹波篠山や北山の奥地に行くと,山中にも桜の名所がいくつかあって,気温も低いから,遅咲きの桜を見るには北上する。

例年,年度替りは忙しくて,市内の桜見物もままならないので,すこし遅くなってから,北山の奥へとでかけることがある。写真は,その桜。愛機Z2の上から撮影した。

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