[名](スル)自分の意志をはっきりと決めること。また、その意志。決心。「―の程を語る」「固く―する」
人が生きていく過程の中に、色々と決意しなければならない時がある。
進学先を決意したり、就職先を決意したり、一生の伴侶を決意したり。
まあ、色々ですね。
戦場にも様々な決意がある。
護ろうとする決意、自己犠牲しようとする決意。
罪を告白しようとする決意。
しかし、「決意」するだけで上手くいくほど、
世の中は甘くないと思います。
さて、第24話の「決意」です。
まず、戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:
http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
第二十四章「決意」
アリシアの取り計らいにより、第7小隊はランドグリーズまでコーデリア姫の護衛任務についた。独り戦場に残るアリシアを想う隊員たち。
一方、ギルランダイオ要塞では、ダモン将軍率いるガリア正規軍とセルベリア率いる帝国軍の最終決戦が始まった。アリシアとセルベリアは、それぞれが守るべきものを抱え、愛と信念を貫くために戦いに挑む。
その頃、マクシミリアンは、ギルランダイオを離れランドグリーズ城にいた。極秘会談を申し入れ、コーデリア姫との謁見を果たす。その真の目的とは……。
24話のあらすじ:
- 要塞の前に対峙するアリシアとセルベリアちゃん。そして超人バトル。
- ランドグリーズ城の中、コーデリア姫に謁見するウェルキン。コーデリアからの有難いお言葉を頂き、敬礼して退室しようとしたら、コーデリアからアリシアの話をされるが、振り向かず去ってゆく。
- 城内の一室で、第7小隊の隊員らの集まり。ロージーから皆にアリシアのことについて語る。それで「やっぱりアリシアは仲間だね、うん!」的な雰囲気に。
- 再び戦場、超人バトルの中アリシアが押される。それに不満げなダモン将軍。劣勢のアリシアは、帰る場所も、仲間の皆も捨てた自分の戦いの意味が分からず、セルベリアちゃんの強さの理由を考えていると、幼いセルベリアちゃんの姿を思い出す。
- 城内、ウェルキンは戦友らの写真集を眺めながら、ファルディオの笑顔の写真を見ると「俺はどうすればよかったんだ」を思い出し、微笑むアリシアの写真を見ると、前々回の離別のシーンを思い出す。様々な回想シーンが流されるなか、アリシアの赤いスカーフに目を落とす。「でも、それでも僕は
やってない」 - 戦場の中、セルベリアちゃんからブレッドを分けてもらったことを回想。超人バトルの中、「あなたはどうしてそんなに戦えるの?あなただって、1人ぼっちだったはずなのに、あなたもあの施設に居た、あなたも孤児だったのに」とアリシアがセルベリアちゃんに問いかけると、セルベリアちゃんも幼少のことを思い出す。
- が、「戦いの中に、余計な感情を持ち込まないことだ」とアリシアの問いを無視し、特に掘り下げも無く、超人バトルが続く。セルベリアちゃんがアリシアに必殺の一撃を加えようとしていた。。
- ランドグリーズ城の中、コーデリア姫とポルグ宰相のもとに、交戦中にも関わらず、マクシミリアン殿下が簡単に城下に迫ってきて、交渉しに来たとの急報が入った。
- このタイミングに、セルベリアちゃんの幼少の頃の回想が始まる。セルベリアちゃんはA一号と呼ばれ、最優秀の数値が出されたため施設に残されたことが決定される中、他の孤児達は適当に放出されるように決められた。
- 監禁されているセルベリアちゃんは研究員達に歯向かうばかり、何度も逃げ出そうとした。
- そして運命の逃走、逃げ先は蒼いバラの園、そこにはマクシミリアン殿下との出会いが待っていた。蒼いバラの名称である「セルベリア」と名づけられた。
- 回想が終え、必殺の一撃が加えられたアリシアは地面に横たわり、セルベリアちゃんは近づく。
- 一方、マクシミリアン殿下の巨大戦車の中、イェーガー将軍とカール少尉が雑談。マクシミリアン殿下のランドグリーズ城潜入のための陽動作戦に出たセルベリアちゃんが心配される。
- 謁見室の中、マクシミリアン殿下とコーデリア姫が停戦交渉。マクシミリアンが提案した停戦条件は、ランドグリーズ城の無血開城およびコーデリア姫が自分の妻になること。
- その目的が問われると、「王位と、ランドグリーズ家に流れるヴァルキュリアの血をゲットできれば、帝国の権力闘争から逃れ、余(殿下)が望んでいる世界を作り上げられる」だそうです。
- それに対し、コーデリア姫はかつらを取り、自分はヴァルキュリア人ではなく、ダルクス人であることを明かす。
- 城の廊下、ウェルキンは荷物を片付けて、「アリシア、僕はずっと考えていた。君が何を望み、どうするか君のためになりかを」と
いう脳内設定を考えながら、アリシアを会いに行くことに決意。 - 建物から出ようとしたら、そこに第7小隊の方々が整列して待ち伏せしていた。皆が一緒にアリシアを迎えに行くだそうな。ウェルキンはあっさりと折れる。
- 再び戦場の中、血を流しながら、セルベリアちゃんと自分の力の差の理由を考えているアリシアの結論は、大切なものがあり、それを守る覚悟はセルベリアちゃんの力の秘密であると結論付ける。
- そして再び自分が戦い理由を考え直し、先ほど帰る場所も仲間の皆も捨てたと言ったが、良く考えたら自分もやっぱり守りたいものがあるよね~のような感じで、第7小隊の隊員や義勇軍の面々を思い出す。ウェルキン成分が多め。
- 「私にもあったん、負けられない理由があったんだ」とアリシアはあっさりと覚醒し、「あああああ」と吼えながらスーパー
サイヤヴァルキュリア人になる。 - そして二人の
プリキュアヴァルキュリアは吼えながら正面衝突。その後、セルベリアちゃんが崩れ、わき腹にリンゴ一個分のデカイ風穴が開く。 - スーパーヴァルキュリア人から茶髪一般人に戻ったアリシアがセルベリアちゃんに近づくと、「止めを刺せ」とセルベリアちゃんがリクエストすると、「それは出来ない」とアリシアに断れる。
- 「負けた瞬間、私の価値は無くなった」とセルベリアちゃんが主張するも、アリシアに否定されるが、それをさらに否定される。。
- そこにダモン将軍が近づく中、セルベリアはマクシミリアン殿下を思い浮かびながら、自分の信念を貫くと決意。乙女の涙を流しながら自爆する。茶髪一般人アリシアは盾で爆発エネルギーを防ぎ、ダモン将軍はラマールに続き、白くなった。そしてキノコ雲。
- 再びランドグリーズ城の謁見室。コーデリア姫の衝撃の告白を受けたマクシミリアンはショックを受ける。「ならば、お前に用は無い」と、巨大戦車に行動を開始せよとの指令。
- 巨大戦車は城門を破壊し、城に突入した。コーデリア姫護衛の命令を放棄した第7小隊の面々はそれを見て驚く。
- そして、マクシミリアン殿下はもう一つの目的を果たすため、ランドグリーズ城のどこかの廊下に歩く。
- そこに、カール少尉からセルベリアちゃんとの連絡が途絶えたことが報告される。セルベリアちゃんを心配しないマクシミリアン殿下にカール少尉が非難するが、あっさりと銃殺される。
大満足でした!!
いや、錯綜している物語の筋はどうでも良くて、
コーデリア姫が桂さんかつらを取ると先々代ロサ・キネンシス水野蓉子様になり、
さらにその蓉子様の中には現ロサ・ギガンティアの藤堂志摩子様が入っていることを思うと、
お嫁様の影響でマリア様がみてるの愛読者になったぉぅぇぃには、
この二重の螺旋に喜ばずに居られません。
あぁ、それだけでぉぅぇぃは幸せです、マリア様。
アリシアとセルベリアちゃんの知り合い設定、物語の流れに特に何も影響を与えず、
どうやらチビアリシアとチビセルベリアちゃんを眺めるための設定になっているようです。
前どこかで見ましたが、昔の少年漫画は、
「努力」+「友情」=「勝利」のような方程式でしたが、
最近の少年誌では、
「才能」+「覚醒」+「勝利」のような展開になっているそうです。
つまり、才能が有れば努力が要らなくて、
人との絆も要らずに、「真の力が目覚めてしまえば勝てる」らしい。
ここらへんの安直な発想は、日本の若者にミスリードしているような気がしなくもありません。
勝利しないのは「努力が足りない」ではなく「覚醒してない」から、
「俺の力はこんなもんじゃない」という錯覚により、
才能を磨けずに、ひたすら「覚醒」を待つのは、決して得策ではないのにね。
この方程式を戦場のヴァルキュリアに代入すると、
「才能」+「決意」=「覚醒」
「覚醒」+「ヒロイン補正」=「勝利」って感じかな?
セルベリアちゃんがマクシミリアン殿下に見初められ、名づけられた展開も、
どうも殿下の計算によるものであると思われる。
ゲーム版と同じように使い捨てられるセルベリアちゃん、哀れ。
A一号以外に、F一号とか、Z三号とかあるのかね?
命じられたゲーム版よりも、自発的に自爆するほうが、若干報われたかもしれませんが、
「使い道あるのに、自爆されても迷惑ですけど」とも取れる殿下の発言を見ると、
やっぱりなんだか報われないですね。
セルベリアちゃんの自爆に、銀髪赤瞳のヴァルキュリア人モードではない茶髪アリシアは、
ヴァルキュリア盾だけで防げることが出来るかは、かなり疑問です。
「まさか本拠地まで攻めてくることは無いだろう、ワハハ」と思っているかもしれませんが、
コーデリア姫を護るという職務を自ら放棄し、
やすやすと敵の侵入を許した第7小隊はちょっとヤバイですね。
まあ、そこに居ても、あの戦車の突入を防げそうもないが、
せめて遊撃戦を展開して、邪魔することが出来たはず。
しかし、ゲーム版と同じく、正規軍はセルベリアちゃんの自爆で壊滅的なダメージを受けましたね。
嫌われ松子ダモン将軍も、ラマールと同じように白くなってしまいました。
結局残されたのは後方勤務の義勇軍だけ…ということになりそうです。
ああ、カール君。
君は一体なんのために登場し、何のために殺されたんだろう。
故郷のお母さん、カールはもう戻れません。
ゲーム版よりもあらゆる意味でイっちゃっているというか、テンパってるというか、
マクシミリアン殿下の次の一歩はどうなるかは予想できませんし、
爆心地でも流石にヒロインのアリシアは死なないだろうけど、
どうなるかはちょっと予想不可能ですね。
もしかしたら、セルベリアちゃんの置き土産で、
アリシアのヴァルキュリア人能力を消し去ってくれたかも?
それがアリシアがパン屋に戻る唯一の方法かもしれませんね。
今回は不気味なまで登場しないファルディオですが、
最後になんらかの大きな見せ場があるかもしれません。
思い出しちゃイカンかもしれませんが、敵の大将が攻めてきている時、
従軍記者のエレーヌさんはどこで何をやっているのかしらね。
次は第二十五章「護るべきもの」。
まあ、残り1~2話くらいなので、最後まで見て行きます。
おまけ:
*アニメの戦場のヴァルキュリアとは別物ですが、良かったら是非本家の戦場のヴァルキュリア(PS3ゲーム)のレビューも見てみてください!アニメより1024倍面白い。
*PSPお持ちの方、戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!
*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:
- 第1章「戦火の出会い」
- 第2章「コナユキソウの祈り」
- 第3章「第7小隊誕生」
- 第4章「束の間の休日」
- 第5章「クローデン奇襲戦」
- 第6章「従軍記者、奮闘す!」
- 第7章「ダルクスの災厄」
- 第8章「紐解かれる歴史」
- 第9章「蒼き魔女」
- 第10章「吹雪の夜」
- 第11章「招かれざる客達」
- 第12章「さらわれた姫君」
- 第13章「戦慄の移動要塞」
- 第14章「ファウゼンの選択」
- 第15章「歌姫の過去」
- 第16章「語られなかった想い」
- 第17章「精霊節の贈り物」
- 第18章「八月の雨」
- 第19章「涙」
- 第20話「愛しき人」
- 第21話「はかなき絆」
- 第22話「とまどい」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第24話「決意」
- 第25話「護るべきもの」
- 第26話「決戦」
言及リンク:
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