それといった大きな進展が無かった今週の戦ヴァル。
クローズアップされているのは、恐らくダルクス人の問題、今回で三回目ですね。
まあ、軽く行きましょう~
まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:
http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
第13章「戦慄の移動要塞」
今回ウェルキンたちが攻略命令を下されたのは、ガリアでも有数のラグナイト産出量を誇る工業都市ファウゼン。この街はダルクス人が住民の約3割を占め、山岳地帯に位置する。
ドライ・シュテルンが一人グレゴール率いる帝国軍は、この地形を利用し装甲列車エーゼルで難攻不落の要塞を作り上げた。
ウェルキン達に課された目的は、装甲列車エーゼルの破壊と、占拠している帝国軍の指令中枢である採掘基地の制圧、そして帝国の支配の象徴である"ダルクス人強制収容所" の解放である。
この作戦への参加に気が重いロージーの前に、ダルクス人レジスタンスのリーダーである、ザカが現れた…。
第13話のあらすじ:
- 雨のファウゼンの中、工場が爆発される。それに振り向くのはダルクス人レジスタンスのザカ氏
- ガリアの一室の中、戦局は好転するが、ダモン将軍はその立役者である義勇君と、英雄の息子であるウェルキンに不満を抱く。
- それならば、亡き者にしてしまえばよいということで、ファウゼン奪還作戦の先陣を、義勇軍に任せることに。
- ファウゼン前の荒野に、黙々と進軍するガリア義勇軍に対し、空からクラスタ爆弾らしき弾丸が落ちてくる。
- 歩兵は逃げ回り、戦車は強行突破を図る、
- その一方、山の小道に、軍服を着ていない第一小隊・第七小隊の面々が小休止していた。第七小隊からは、ウェルキン・アリシア・イサラ・ラルゴとロージーの5人。
- この作戦はなぜ義勇軍がやるかについて、ロージーは疑問を抱く。そしてダルクス人のイサラと共に行動するのも、不満を抱いている。
- 無茶な作戦ではあるが、それだけの意味があるとウェルキンは言う。ファウゼンは、ガリア一のラグナイト鉱山である。
- ウェルキンは、アリシアの話を聞くと、前回のラストシーン(ファルディオのアリシア好き好き宣言)を思い浮かび、ちょっとウツになる。
- 帝国軍の装甲列車エーゼルの中、グレゴールはガリアの戦法を罵る。
- 再び山道。「桁外れの射程を持つ列車砲により、一方的に攻撃し、近づくことさえままならないエーゼルのせいで、本来なら防御に向かないファウゼンは難攻不落の要塞となった」とラマールは言う。
- それに対し、ファルディオは「ガリア軍の上層部は腐っているが、帝国軍もあの兵力はすべておとりとは思わないだろうし、やる価値がある」と、蹂躙されているガリア義勇軍はおとりだったことを明かす。
- 義勇軍が撤退し始める。装甲列車エーゼルの中、グレゴールはこれを自分の戦果とせずに、地形と列車のお陰とちょっと謙遜気味だ。
- 荒野の中、屍となったガリア義勇軍と、燃える戦車が映される。
- 夜のファウゼン、義勇軍らはレジスタンスが用意したロープを使って、ファウゼンに侵入する。
- 鉱山のトンネルに入った義勇軍らを出迎えたのはレジスタンスのリーダーであるザカである。
- ザカはダルクス人であることにロージーは反発し、ウェルキンとラルゴに止められる。
- 鉱山の一室に、ラルゴはロージーをなだめる。
- 寂しそうな街だなとアリシアが感想を述べると、帝国軍に占領されてからこうなったとザカは言う。一番大きく変わったのは、「帝国支配の象徴、ダルクス人の強制収容場」だそうです。
- レジスタンスは、あの強制収容場をぶち壊し、帝国から取り戻すためにずっと戦ってきた。
- ブリーフィングが始まる前に、ファルディオはアリシアにちょっとアプローチする、その様子を見たウェルキンは面白く無さそうだ。
- この作戦は、三つの作戦目標がある。第一は装甲列車エーゼルの破壊(リーダーはロージー)、第二は敵司令部への攻撃(多くのメンバーはこっちに配置される。)、第三はダルクス人強制収容場の解放(チームリーダーはラルゴ)。
- 作戦は深夜から開始される。優先順位について、列車破壊はもっとも重要、他の二つは陽動レベルである。実質的なファウゼン解放は、列車破壊後の正規軍進軍の後になる。
- イサラ、この作戦の意義を熱弁する。
- 地形を調べるため(?)にロージーは出歩く、お目つきはザカ。
- 道の中に佇むダルクス人の子供に、ロージーは思わず助けようとするが、子供は無事親と再会する。
- その後、帝国軍のパトロールに鉢合わせたため、ザカは機転を生かし、ロージーを壁のほうに押し倒す。「いいだろうーたっぷる払ってあげるからさーサービスしてくれよ」とスカートをもぞもぞ。
- パトロールが去った後、ロージーはザカにひじを入れる。
- やっぱりオンナだなとザカがからかうと、ロージーはさらに怒る。
- 待機時間に、ファルディオは積極的にアリシアに話しかける。
- ウェルキンの様子がちょっとおかしいとアリシアは気にする。
- 別の一室の中、イサラとザカは戦車談義をする。
- そろそろ時間になり、ザカはロージー隊に参加する。ザカはロージーにちょっかいを出し、「あんたはだれよりも人間くさいぜ」と謎なコメント。
- その他の陽動部隊も、動き始める…。
ブリーフィングが始まると、まずウェルキンが挨拶し、それからはアリシアによる作戦説明。
今回はこんな感じですね。
ロージーとザカの絡みはほとんど無かったが、
ここらへんはアニメ版のほうで大幅に改編されていますね。
どうも、アニメ版の製作者たちは、とてもカップリングがお好きなようで。(*´Д`*)
今度の作戦は、ダルクス人の町でもあるファウゼンの奪還である。
原作では、ここから徐々にロージーのダルクス人差別が解けていきます。
前にも言及しましたが、原作のゲーム版では、
人類共通の大きなテーマとして、反戦・および差別問題などが取り上げられています。
作戦の最初に、(第7・第1小隊のメンバーではないが、)
義勇軍が戦死するシーンも初めて出ていますので、
そういう意味では、今回も比較的にシリアスな回になっていますね。
あんまり恋沙汰もありませんし。
と言っても、前回のファルディオのアリシア好き好き発言を意識したシーンは、
あっちこっちに撒かされています。
どうやら、恋沙汰もシリアス方面に入っていくようです。
そういえば、今回は戦ヴァルのアニメが始まって以来、
初めて一回に通じて、全くアリシアが頬を赤く染めなかった…かもしれません。
しかし、今回はあくまでファウゼン奪還作戦のオードブルですね。
レットクリフ的に言えば、パート1に相当する部分になりますね。
本番は次回になりますが、
次回こそ、ここ二ヶ月でほとんど無かった本格的な「戦場」を見せて欲しいところです。
というわけで、次回の「ファウゼンの選択」にはちょっと期待しても良いかもしれませんね。
おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!
*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:
- 第1章「戦火の出会い」
- 第2章「コナユキソウの祈り」
- 第3章「第7小隊誕生」
- 第4章「束の間の休日」
- 第5章「クローデン奇襲戦」
- 第6章「従軍記者、奮闘す!」
- 第7章「ダルクスの災厄」
- 第8章「紐解かれる歴史」
- 第9章「蒼き魔女」
- 第10章「吹雪の夜」
- 第11章「招かれざる客達」
- 第12章「さらわれた姫君」
- 第13章「戦慄の移動要塞」
- 第14章「ファウゼンの選択」
- 第15章「歌姫の過去」
- 第16章「語られなかった想い」
- 第17章「精霊節の贈り物」
- 第18章「八月の雨」
- 第19章「涙」
- 第20話「愛しき人」
- 第21話「はかなき絆」
- 第22話「とまどい」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第24話「決意」
- 第25話「護るべきもの」
- 第26話「決戦」
(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!新しいDLC,イーディ中隊の挑戦状も出たよ!