来た来た来ました!
と言っても、真の主人公イーディ・ネルソン(自称)ではなく、
ウェルキンとアリシアのちょっといい感じのシーンですね。
しかし、ウェルキンは草食系男子というか、
道程が長いのか、さっさと寝たふりをして、二人の仲は進展せず!
まあ、ウェルキンは学者気質ですし、武士じゃありませんので、
「据え膳食わぬは武士の恥」には成りませんがな~
まあ、そこまで行かなくでも、ちょぴっと進んだ感じかな?
さてさて、では行きますか。
まず戦場のヴァルキュリアの公式サイトのあらすじから:
http://www.valkyria-anime.com/oa/index.html
第10章「吹雪の夜」山岳部へ偵察に出たウェルキンとアリシア。しかし山の天候は不安定で、快晴から一転、猛吹雪に襲われる。仕方なく二人は、山小屋で嵐が去るのをやり過ごすことにした。
そこへ突然、帝国兵が現われ事態は急変する。敵兵はひとり。しかし、その手にはピンを抜いた手榴弾が握り締められていた…。
一方、二人が戻らぬことに不安を隠せない第7小隊の面々。ここは敵の勢力圏内で、二人の帰還を待てる時間には限りがある。指揮権を委ねられたラルゴが下した結論とは。ウェルキンたちは無事隊に戻れるの…。
第10話のあらすじ:
- 帝国軍支配の山地に偵察しているアリシアとウェルキン。突如、「吹雪が来る」とウェルキンが予告し、二人は山小屋へ。
- 長く使われていない山小屋に入ると、本当に吹雪が来た。春の嵐…だそうな。
- ウェルキンが焚き火していると、アリシアは「ウェルキンと一緒に来て良かった」っと。
- クシャミをするアリシアを見て、ウェルキンは毛布を見つけ出す。
- ウェルキンもクシャミすると、二人は同じ毛布を使うことに。
- 同じ毛布を使い、二人は頬を染めて、沈黙に。
- アリシアは「何か話して、第7小隊のみんなのこと、戦争のこと、あるいはあなたのことでも…」とリクエストすると。ウェルキンはリクエストを無視して、「フンコロガシの習性、雨の日にハエの生息地」などを語りだす。
- 自然に興味を持ったのは父親の影響とウェルキンは語る。「将軍なのに昆虫採集」とアリシアはビックリする。
- 「有名人の息子はつらいけど、居ないよりはいい」と、アリシアは孤児だったことを明かす。家族があることが羨ましいと。
- 「でも、家族はなんでしょう」と、二人は語る。
- ウェルキンの母は戦争に巻き込まれて亡くなった、ウェルキンの父はずっとそれで自分を責めてた。
- 悲しい思いをする人を増やさないために、この戦争を一日でも早く終わらせないとウェルキンは言う。
- 話題一転、アリシアの赤いスカーフについて聞くと、それはパン屋に就職したに買って、ずっと使ってきたものとアリシアは言う。
- それは義勇軍である前に、パン職人であることを忘れないための証。
- ウェルキンがその考えを褒めると、二人はちょっといい雰囲気。
- ふっとアリシアはウェルキンに近づき、手をウェルキンの手に重ねると…。
- ウェルキン、目を丸くして「もう休もう、体力を温存するのも僕らの役目だよ」と、寝たふりをする。アリシア苦笑い。
- ウェルキンは熟睡しているアリシアを起こし、外敵の存在を伝える。
- 安全ピンが外れた手榴弾を掴んでいる帝国軍兵士が山小屋に入る。
- 両方、膠着する。
- 山の麓、大7小隊のメンバーら、ウェルキンとアリシアの安否を心配する。
- ロージーはスグ迎えに行くと提案するが、指揮権を持つラルゴは、二時間後で判断すると明言する。
- イサラが黙々とエーデルワイズ号のメンテをしていると、ロージーが「おい、ダルクス人」と絡むと、ラルゴが間に入る。
- 再び、山小屋の中で、お互い口論になる。血が流れている帝国兵を見て、アリシアが立ち上がり、近づこうとすると、帝国兵は威嚇射撃をした。
- 「オスワリ」と命じられるが、アリシアは「いい加減にしなさい!」と一喝し、まずは怪我の治療を優先するべきことを説く。「我々は兵士、だけど、その前に1人の人間なのよ」っと。
- 怪我の治療を許すが、帝国兵は相変わらず手榴弾でアリシアらをけん制する。
- 山の麓、ロージーとヤンは「形はそれぞれだが、みんなはアリシアたちを心配している」と。
- 二時間が過ぎ、ラルゴは「捜索・撤退・待機」から判断を下すことになる。
- 山小屋の中、顔色がどんどん悪くなる帝国兵は、アリシアから水をもらう。
- 水をあげる時に、ついでに毛布を被せると、帝国兵、少しだけ気を許す。
- なぜ怪我したかとウェルキンが聞くと、「自分はここで死ぬでしょう」と帝国軍は言う。
- 悪化する帝国軍は、自分の生い立ちを遺言として残すことに。
- 帝国兵は学も無く、手に職も無い農家の三男、立派な人にのし上がるために軍に入った。
- が、戦争が始まると、敵を殺し、仲間は殺され、「人を殺してまで、オレは何を手に入れようとしたんだ」と、彼は逃走兵になった。
- 逃げ出す際に、仲間に背中から撃たれた。
- 「悪いのはあなたじゃない、悪いのはこの戦争」とアリシア。
- 帝国兵、義勇軍の人らの名前を尋ね、安全ピンを再び手榴弾に刺す。
- 最後に、「俺は生きていた、この世界で、覚えていてくれ、俺の名はミヒャエル・ウェーバー」と、帝国兵は息を引き取る。
- 朝、帝国軍の捜索隊は山小屋の前のミヒャエルの墓を見つかる。そのほか、ガリア兵の足跡二つも発見。
- 中隊長、「脱走兵とはいえ、仲間の面倒を見てもらった」と、見逃すことを決める。
- アリシアとウェルキンが山の麓に下りると、第7小隊の隊員たちが待っていた。めでたしめでたし。
と、まあ、こんな感じですね。
相変わらず戦場成分が少ない戦ヴァルですが、
予想に反して、前回に続き、今回もぉぅぇぃ的に結構アタリ回でした。
ウェルキンとアリシアの生い立ちなども語ったし、
仲も少し進展したし。
っと思ったら、アホアホなラブコメ路線に突入…というわけではなく、
戦場のヴァルキュリアのテーマの一つである、
「反戦」についても、下っ端兵士の目線で語ったのも良かったと思います。
アリシアやウェルキンらが語る「反戦」は、
日ごろ日本で見かける「反戦」は、全然性質が違うものである…っと感じております。
彼らは戦争を嫌うが、しかし、自分の郷土を守るため、戦い続けています。
ぉぅぇぃの出身の台湾は徴兵制に成っています。
ぉぅぇぃも小学校から大学まで、いわゆる軍事訓練のような教育を受けました。
実際に、台湾では、成年男子は約二年の兵役が義務付けられています。
ある意味、台湾人であるぉぅぇぃは、
日本人の皆さんよりもガリア義勇軍の気持ちが分かるような気がします。
多くの台湾人の男子は戦争を備えていますが、
別に、戦争を望んでいるわけでも、
銃を取って敵兵を殺したいとも思っていないはずです。
寧ろ、「戦争にならないために」、
市民レベルから国家レベルまで、日々努力しています。
台湾のような弱小な存在は、他の国にケンカを売ることはまずありません。
ケンカ売られたら、まずは外交面も含めて、最大限を努力をしますが、
その努力が至らなかったり、万が一、
台湾がどこかの国と戦争になってしまったら、
台湾人として、やはり銃を手に取り、国を守らなければ成らないでしょう。
そういう意味では、やはり、ぉぅぇぃはアリシアらの気持ちを理解できます。
おっとっと、ちょっと脱線気味してしまいましたね。
まあ、戦場のヴァルキュリアは、主要なテーマは結構重厚でしたが、
ゲームのほうは語りつくせなかったところも多いにありました、
アニメでそれらを補完してくれることは、基本的に大歓迎ですね。
次回予告のイーディ…哀れ…ですが、
次回は宴会ですよ、パーティですよ。
みんな大好きセルベリアちゃんもアリシアもイサラもパーティドレス姿ですよ!
原作のゲームでは顔を出さなかったが、
なんとセルベリアちゃんはイェーガーと共にパーティに出席。
次回の「招かれざる客達」に期待が膨らみますね!
しかし、山小屋の中、
「もう休もう、体力を温存するのも僕らの役目だよ」を言い出したウェルキンの頭の中は、
どんな体力が消耗されるようなことを想像したのかしらね…。(*´Д`*)
おまけ:
*PSPお持ちの方、新作の戦場のヴァルキュリア2・ガリア王立士官学校のまとめもどうぞ!!
*アニメ戦場のヴァルキュリア(笑)一回目から二十六回目の感想はこちら:
- 第1章「戦火の出会い」
- 第2章「コナユキソウの祈り」
- 第3章「第7小隊誕生」
- 第4章「束の間の休日」
- 第5章「クローデン奇襲戦」
- 第6章「従軍記者、奮闘す!」
- 第7章「ダルクスの災厄」
- 第8章「紐解かれる歴史」
- 第9章「蒼き魔女」
- 第10章「吹雪の夜」
- 第11章「招かれざる客達」
- 第12章「さらわれた姫君」
- 第13章「戦慄の移動要塞」
- 第14章「ファウゼンの選択」
- 第15章「歌姫の過去」
- 第16章「語られなかった想い」
- 第17章「精霊節の贈り物」
- 第18章「八月の雨」
- 第19章「涙」
- 第20話「愛しき人」
- 第21話「はかなき絆」
- 第22話「とまどい」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第23話「愛のかたち」
- 第24話「決意」
- 第25話「護るべきもの」
- 第26話「決戦」
(*大昔で書いた戦場のヴァルキュリア(ゲーム)のレビューもあります!お買い求めのベスト版、オススメです!